7 / 14
7
しおりを挟む
アレクのアルバイトが始まった。
アルバイトは、元は騎士だったアレク、人と接するのは、全然大丈夫なようで、カフェのメニューを覚えるのが大変だ。と話ししていた。それでも、元々のスペックの為、しばらくしたら、順調にアルバイトができているようでホッと俺は安心した。
たまたま休みの日、携帯でネットサーフィンしていたら、アレクが働いてるお店の情報を見つけた。そこには、
“発見!!イケメン店員が接客してくれる店”と何やら隠し撮り?に近い形で、アレクの接客スマイルしている横顔が遠目にわかる写真が載っていた。
そして、ツイートで、結構なコメント数、その内容も“私もそこに行きました”“イケメンさん目当てに来てる人、たくさんいますよね?結構、お店混んでました”“すごい優しい人ですよね。告白しようかなと思っている人が周りに結構います”など。
すげぇなぁ、アレク。感心半分、あとの感情は、モヤモヤ?なんで、俺はモヤモヤしてるんだ?
アレクがアルバイトで、しっかり仕事してるの嬉しいはずなのに。
あー、俺、どうしたんだ?アレクは、落ち人で、ただの同居人。それ以上でもそれ以下でもない。
でも…
――――――――――
「ただいまー」アレクが帰宅した。
昼間のモヤモヤの消化がまだ出来ていなくて、アレクの顔が直接見れない。顔をテレビに向けたまま、「おかえりー」と。
夕飯の時も、態度がぎこちなくなってしまった。流石に、アレクに気付かれた。
「ねぇ、なんで伊織は俺の目を見て、話してくれないんだ?俺、何かした?知らない間に何かしたようなら、教えてくれないか?」
不安そうな声で聞かれてしまった。アレクのせいじゃないのに…、俺の気持ちの問題なのに…。
「ごめん、アレクが悪いわけじゃないよ。ちょっと俺の方の問題だから」
「…そう、でも、俺が悪かったら言ってね。伊織に嫌われたくないから」
「いやいや、嫌いにならないから。本当にアレクのせいじゃないから」
無理くり切り上げて、その日は就寝した。
アルバイトは、元は騎士だったアレク、人と接するのは、全然大丈夫なようで、カフェのメニューを覚えるのが大変だ。と話ししていた。それでも、元々のスペックの為、しばらくしたら、順調にアルバイトができているようでホッと俺は安心した。
たまたま休みの日、携帯でネットサーフィンしていたら、アレクが働いてるお店の情報を見つけた。そこには、
“発見!!イケメン店員が接客してくれる店”と何やら隠し撮り?に近い形で、アレクの接客スマイルしている横顔が遠目にわかる写真が載っていた。
そして、ツイートで、結構なコメント数、その内容も“私もそこに行きました”“イケメンさん目当てに来てる人、たくさんいますよね?結構、お店混んでました”“すごい優しい人ですよね。告白しようかなと思っている人が周りに結構います”など。
すげぇなぁ、アレク。感心半分、あとの感情は、モヤモヤ?なんで、俺はモヤモヤしてるんだ?
アレクがアルバイトで、しっかり仕事してるの嬉しいはずなのに。
あー、俺、どうしたんだ?アレクは、落ち人で、ただの同居人。それ以上でもそれ以下でもない。
でも…
――――――――――
「ただいまー」アレクが帰宅した。
昼間のモヤモヤの消化がまだ出来ていなくて、アレクの顔が直接見れない。顔をテレビに向けたまま、「おかえりー」と。
夕飯の時も、態度がぎこちなくなってしまった。流石に、アレクに気付かれた。
「ねぇ、なんで伊織は俺の目を見て、話してくれないんだ?俺、何かした?知らない間に何かしたようなら、教えてくれないか?」
不安そうな声で聞かれてしまった。アレクのせいじゃないのに…、俺の気持ちの問題なのに…。
「ごめん、アレクが悪いわけじゃないよ。ちょっと俺の方の問題だから」
「…そう、でも、俺が悪かったら言ってね。伊織に嫌われたくないから」
「いやいや、嫌いにならないから。本当にアレクのせいじゃないから」
無理くり切り上げて、その日は就寝した。
10
あなたにおすすめの小説
何故よりにもよって恋愛ゲームの親友ルートに突入するのか
風
BL
平凡な学生だったはずの俺が転生したのは、恋愛ゲーム世界の“王子”という役割。
……けれど、攻略対象の女の子たちは次々に幸せを見つけて旅立ち、
気づけば残されたのは――幼馴染みであり、忠誠を誓った騎士アレスだけだった。
「僕は、あなたを守ると決めたのです」
いつも優しく、忠実で、完璧すぎるその親友。
けれど次第に、その視線が“友人”のそれではないことに気づき始め――?
身分差? 常識? そんなものは、もうどうでもいい。
“王子”である俺は、彼に恋をした。
だからこそ、全部受け止める。たとえ、世界がどう言おうとも。
これは転生者としての使命を終え、“ただの一人の少年”として生きると決めた王子と、
彼だけを見つめ続けた騎士の、
世界でいちばん優しくて、少しだけ不器用な、じれじれ純愛ファンタジー。
さかなのみるゆめ
ruki
BL
発情期時の事故で子供を産むことが出来なくなったオメガの佐奈はその時のアルファの相手、智明と一緒に暮らすことになった。常に優しくて穏やかな智明のことを好きになってしまった佐奈は、その時初めて智明が自分を好きではないことに気づく。佐奈の身体を傷つけてしまった責任を取るために一緒にいる智明の優しさに佐奈はいつしか苦しみを覚えていく。
流れる星は海に還る
藤間留彦
BL
若頭兄×現組長の実子の弟の血の繋がらない兄弟BL。
組長の命で弟・流星をカタギとして育てた兄・一海。組長が倒れ、跡目争いが勃発。実子の存在が知れ、流星がその渦中に巻き込まれることになり──。
<登場人物>
辻倉一海(つじくらかずみ) 37歳。身長188cm。
若い頃は垂れ目で優しい印象を持たれがちだったため、長年サングラスを掛けている。 組内では硬派で厳しいが、弟の流星には甘々のブラコン。
中村流星(なかむらりゅうせい) 23歳。身長177cm。
ストリートロックファッション、両耳ピアス。育ててくれた兄には甘えん坊だが、兄以外の前では──。
表紙イラストは座頭狂様に描いて頂きました✨ ありがとうございます☺️
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる