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第十四章・つらぬく必殺! 愛の大薔薇剣〔必殺技ロボット系〕
第47話・楡崎 熱樹&楡崎 水月の場合④
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お風呂場で愛し合って、脱衣場で着衣して身仕度を整えた熱樹と水月は、研究所の食堂でコーヒーを飲んでいた。
二人のテーブルの上には、水マンジュウのようなエムちゃんが。美味しそうにハンバーガーを食べている。
「エムゥゥゥ」
エムちゃんの、口の周囲に付着したケチャップを、水月が優しくナプキンで拭き取っているのを見ながら、微笑む熱樹が言った。
「かわいいな、さてさてこの先、どうしたらいいものやら……このまま、異体獣と戦ってもいいものかな?」
少し離れた席で作業姿でコーヒーを飲んでいた亜夢が呟く声が、二人の耳に聞こえてきた。
「異体獣も、楡崎 紫炎の心格一部だとしたら……戦いの中で答えが見えてくるかも知れませんよ。マルチバースな夢の世界で戦ってください……爆裂変形ロボ【バイ・ジェラシー】」
自分たちが心格だと知っている、熱樹と水月は、亜夢の言葉に静かに微笑んだ。
そして、三日後──巨大異体獣出現のアラームに、今日も熱樹と水月が搭乗した。バイ・ジェラシーは出撃していく。
海水浴場の砂浜の中や、スキー場の雪山の中から。
「爆裂変型ロボ! バイ・ジェラシー愛を求めて発進!」
楡崎 熱樹&楡崎 水月の場合~おわり~
二人のテーブルの上には、水マンジュウのようなエムちゃんが。美味しそうにハンバーガーを食べている。
「エムゥゥゥ」
エムちゃんの、口の周囲に付着したケチャップを、水月が優しくナプキンで拭き取っているのを見ながら、微笑む熱樹が言った。
「かわいいな、さてさてこの先、どうしたらいいものやら……このまま、異体獣と戦ってもいいものかな?」
少し離れた席で作業姿でコーヒーを飲んでいた亜夢が呟く声が、二人の耳に聞こえてきた。
「異体獣も、楡崎 紫炎の心格一部だとしたら……戦いの中で答えが見えてくるかも知れませんよ。マルチバースな夢の世界で戦ってください……爆裂変形ロボ【バイ・ジェラシー】」
自分たちが心格だと知っている、熱樹と水月は、亜夢の言葉に静かに微笑んだ。
そして、三日後──巨大異体獣出現のアラームに、今日も熱樹と水月が搭乗した。バイ・ジェラシーは出撃していく。
海水浴場の砂浜の中や、スキー場の雪山の中から。
「爆裂変型ロボ! バイ・ジェラシー愛を求めて発進!」
楡崎 熱樹&楡崎 水月の場合~おわり~
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