オカルト研究部~花子さんのおまじない~

白雪 恋

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始まり

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「こんにちはーって…あれ?部長は?」

「まだ来てねぇよ」

「部長が今日は絶対部活に来いって言ったくせになんでこないのかなぁ」

私達オカルト研究部は、今日の朝下駄箱に部長からの絶対部活に来いと書かれたまるで果たし状のような手紙のせいで部員全員が集まっていた。

オカルト研究部と言っても皆が皆オカルト的なことをやっているわけではない(一部を除いて)。

「もー早くしないとお菓子なくなっちゃうじゃん」
例えば彼女は、一年の琴吹唯。
オカルトには全く興味はなく部室に部長が置いているお菓子が目当てで入部したそうだ。

「ちょっと唯またこぼしてるじゃない!何回注意させる気?」
唯に文句を言いながらもしっかり世話を焼いているのが同じ一年の本田真。
真ちゃんはクラス委員をやっていて責任感がなかなかに強い子だ。

「唯が間抜けなのはいつものことだろ?」

「そう言ってるお兄ちゃんもこぼしてるけどね」
もうわざとなんじゃないかと思うようなことをしているのが二年の黒埼真冬。
異世界転生を本当にやろうと日夜研究している同学年とは思いたくないレベルの馬鹿だ。
そして真冬の双子の妹の黒埼美琴。
美琴ちゃんはとっても可愛くて愛されキャラって感じの子だ。
黒魔術に凝っている少し…いやかなり変わっている子でもあるが可愛いから私的にはありだ。

「ちょっとうるさい」
若干イライラした様子で声をかけてきたのが三年の尾崎翔。
尾崎先輩はクールでいつも何やってるかも分からない謎めいた人だ。

ガラッ
「おっ!皆揃っているな!感心、感心!」
この真冬より馬鹿っぽいのが部長の神崎啓太。
多分馬鹿は馬鹿でも頭のいい馬鹿だ(学力的に)。

「笹原ちゃん!早く席につきたまえ!」

「はいはい」
そして私、笹原茉莉。
部長に押しに押されもう面倒くさくなって入部した。

「さぁ!オカルト研究部部員諸君!久々に活動しようではないか!」
机をバンと叩き喜々とした表情で部長が言うと皆嫌そうな顔をした。

「そういうのやんなくていいよー」
「久々に活動って別に個人個人で活動してますし」

「と…とにかく今回の俺の企画を聞いてくれ!」
もう皆しょうがないという感じだ。
あれ?この人部長だよね?

「実はネットでこんなものを見つけてな」
そう言って部長が出したのは2ちゃんねるの画面だった。

「これは今やおっさんしか使ってないと噂されてる2ちゃんねるではないですか」

「いやそこじゃなくて!!」
そういわれてスレのタイトルを見るとこのおまじないがやばいらしいwwというまるで広告のようなタイトルだった。

「何だよこの詐欺広告みたいなタイトル」
「ちょっと!お兄ちゃん!」

スレの内容はあるおまじないをやった友人が行方不明になったという内容だった。
まぁ、嘘おつwなど信じている人は全くいないようだった。

「まさかこのおまじないやるとかいいませんよね?」

「え?…その」
やるならやるっていえよ。
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