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夢の中の誰かさんと………なんじゃこりゃあああああああああ
しおりを挟むふわふわ。うとうと。
誰かが俺の頭を撫でてる。千早かな?ううん、もっと大きな手。お母さん?うーん、ゴツすぎる。
うっすら目を開けると、優しそうな男の人が俺の頭を撫でてた。筋肉ムキムキのごっついのに、ピンクの頭してる…。それがちょっとおかしくて笑った。
ーーー 幸せに
ピンク頭の男の人はそう言った。
幸せに。幸せになれ。我が子よ。こきくれないのこども。私のこども。相手が《星辰》であろうと、《ふるきものども》であろうと構わぬ。健やかに。幸せに。愛しい我が子よ。
うん???
あれ……ええ…?………お…おとう、さん?
「おとう…さ………」
ぱちって目が覚めた。
あれ…?あれえ???なんか良い夢見た気がするなあ。いいゆめ……
「…うぎゃっ!」
ビキッてきた。体が、体中がビキビキッて!なに…!?寝方が悪かった?寝違えた!?全身を!?えええ~…。
「ふぐぅ…」
そーっと動いてみる。うぐ……よ、よし。よーしよしよし。いける、たぶん。手をついてなんとか座ると千早の顔が見えた。相変わらず顔が良い。眼福である。その横に白っぽい糸が………ん?糸???
「ふぇ…!?」
髪の毛だ。白に所々薄ピンクが混ざった俺の髪。え……うそ!?長っ!?えー…なにこれぇ……。
「……………ユキ…?」
「あっ、おはよう千早!ねえ俺の髪めっちゃ長いんだけど!?伸びた!?ねえ伸びてるの!?なんかおかしくない!?」
「おか…しい……というカ…………え…?ええ!?」
えっ!?やっぱりおかしいの!?どどど…ど、どうしよう!?
「ちは……っうぐあ!?」
痛い痛い痛い体痛い!!うひー!そ…そうだ、治癒かけよう。あんまり無闇矢鱈使っちゃダメってお母さんに言われてたけど、これはいいよね!?
「《治癒》《回復》《状態異常解除》」
…………ひー、ひー……ふぃー……だいぶ楽になってきたぞ。さっき痺れてた手もだいぶ良い。手をグーパーグーパーして気付く。………………あれ?気のせいかな?手がおっきくない?
ばさばさの髪を掻き上げて、ふとベッドの横の鏡が目に入る。
……………………………………。
「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!??」
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