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王都編
エロピアスの説明
「ちっ……ちく…び???」
「ちくびよう…」
陛下はワナワナと献上ピアスを指差し、スンッと澄ました俺を見、非常にエロい顔で微笑むラドを見、もう一回ピアスを見て茹蛸のように真っ赤になった。陛下が『ここには3人しかいない』と言ったから空気に徹していたティグレは、言葉の意味がわからないように「……え?え…?」とか首を傾げていた。うんうん、そのまままっすぐ育てよティグレ少年。
「……ふむ。良い出来です。彫金も美しく、肌を傷付けないように角は全て柔らかな丸みを帯びている。それにこの赤…!さらに深く、美しい…」
「デザインは俺ですが、細工と彫金は我がプレンダーガスト領随一の腕の彫金師を。赤いガラスは、『赤』を引き出すために、この大きさで設定したギリギリまで色を入れました。こちらの太い針は穴開け用です。こちらの軟膏を乳首に直接塗って、しばらくしてから刺してください。ほとんど痛みはなく、むしろ性感が高まるのでそのまま抱き合っても良いと、うちの錬金術師が申しておりました。針を刺すのは、尊き御身を傷付けるのですから王兄殿下自らがよろしいでしょう」
「ふむふむ」
「ひぇ…!?!?え…ちょっ……???」
「ちくび?え…???」
「これはプレンダーガストの火酒でございますが、穴を開けた直後は一日数回、綿で傷口に塗るようにお願いします。少し滲みますが、病魔を予防するものです。また、穴を開けた場所が腫れ上がったりした場合は神殿に……うん、無理ですね。聖女様にでも協力をお願いして患部を見せずに治癒してもらってください」
「うむ。至れり尽くせりだね。感謝するよ」
「あと、決して強く引っ張ったりしないでください。結構簡単に裂けます」
「ヒエッ…!?」
「考慮しよう」
「また、陰茎や肛門ですが……錬金術師に相談したところ、内部で外れたり、手で引っ掛けて裂けたりするからできればやめた方がいい、と。俺も臍あたりが妥当だと思います。あとはどうしてもやりたいならディルドかコックリングくらいですかね」
「…!?詳しく!!」
「先に進むのであればご自分のパートナーを説得してからにしてください。あらぬ疑いで嫉妬されて、それがこの国の最高権力者とか……洒落にもなりません」
「ぐう…!」
ぐうの音出すんじゃねえ。大体さあ、俺をどうしたいんだよアンタ!?
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