【完結】リオ・プレンダーガストはラスボスである

とうや

文字の大きさ
135 / 160
偽神編

閑話・第一王子の3つの間違い 1

しおりを挟む


(アンティエーヌ視点)


クソ王子 ーーー こほん!…第一王子殿下の意味不明発言で会場はシン…と静まり返りました。楽団でさえ曲を奏でるのをやめて固唾を飲んで成り行きを見守っています。


「……いま、なんとおっしゃいました…?」

「……っ!?しっ…信じたくないのであろうが…」

「信じる信じないの問題ではありません。リオ様…?リオ様に、なんという……!」

「このモンサロの次期国王の私に相応しいのはリオしかいない!」


はぁあ~???


「だがアンティエーヌ!貴様が這いつくばって許しを乞うなら!!」

「ぁあ?」

「リオのただ一つの欠点は性別だ。私の子を産めぬという後継者問題だけである!アンティエーヌ、お前はは母上に継ぐ高位!お前のように根暗で陰険で友人の一人も作れなかった女でも私の役に立てるのだ!」

「馬鹿なことを…」


ほんっとお馬鹿ですわね!このクソ馬鹿王子!!よりにもよってリオ様を、ですって!?烏滸がましいにも程がある!!犬の排泄物が神に恋をするようなものですわ!!しかもリオ様に『欠点』ですって!?リオ様は男性だからよろしいのですわ!リオ様の全てが正しいのです!リオ様が黄色、といえば青空だって黄色なのです!そこをわかっていない男がリオ様に懸想などと……!!

この無駄に高い鼻っ柱、へし折ってよろしいかしら?

ちらりと王妃殿下を見ると、非常に良い笑顔で頷いてくださいました。……あ、王妃殿下、滅茶苦茶に怒っていらっしゃいます。こわ…。


「第一王子殿下に申し上げます」

「なっ……なんだ!」




「殿下は馬鹿なのですね?」




しおりを挟む
感想 76

あなたにおすすめの小説

婚約破棄された悪役令息は隣国の王子に持ち帰りされる

kouta
BL
婚約破棄された直後に前世の記憶を思い出したノア。 かつて遊んだことがある乙女ゲームの世界に転生したと察した彼は「あ、そういえば俺この後逆上して主人公に斬りかかった挙句にボコされて処刑されるんだったわ」と自分の運命を思い出す。 そしてメンタルがアラフォーとなった彼には最早婚約者は顔が良いだけの二股クズにしか見えず、あっさりと婚約破棄を快諾する。 「まぁ言うてこの年で婚約破棄されたとなると独身確定か……いっそのこと出家して、転生者らしくギルドなんか登録しちゃって俺TUEEE!でもやってみっか!」とポジティブに自分の身の振り方を考えていたノアだったが、それまでまるで接点のなかったキラキライケメンがグイグイ攻めてきて……「あれ? もしかして俺口説かれてます?」 おまけに婚約破棄したはずの二股男もなんかやたらと絡んでくるんですが……俺の冒険者ライフはいつ始まるんですか??(※始まりません)

新しい道を歩み始めた貴方へ

mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。 そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。 その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。 あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。 あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……? ※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

魔法学園の悪役令息ー替え玉を務めさせていただきます

オカメ颯記
BL
田舎の王国出身のランドルフ・コンラートは、小さいころに自分を養子に出した実家に呼び戻される。行方不明になった兄弟の身代わりとなって、魔道学園に通ってほしいというのだ。 魔法なんて全く使えない抗議したものの、丸め込まれたランドルフはデリン大公家の公子ローレンスとして学園に復学することになる。無口でおとなしいという触れ込みの兄弟は、学園では悪役令息としてわがままにふるまっていた。顔も名前も知らない知人たちに囲まれて、因縁をつけられたり、王族を殴り倒したり。同室の相棒には偽物であることをすぐに看破されてしまうし、どうやって学園生活をおくればいいのか。混乱の中で、何の情報もないまま、王子たちの勢力争いに巻き込まれていく。

侯爵令息は婚約者の王太子を弟に奪われました。

克全
BL
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。

【完結】悪役令息の役目は終わりました

谷絵 ちぐり
BL
悪役令息の役目は終わりました。 断罪された令息のその後のお話。 ※全四話+後日談

優秀な婚約者が去った後の世界

月樹《つき》
BL
公爵令嬢パトリシアは婚約者である王太子ラファエル様に会った瞬間、前世の記憶を思い出した。そして、ここが前世の自分が読んでいた小説『光溢れる国であなたと…』の世界で、自分は光の聖女と王太子ラファエルの恋を邪魔する悪役令嬢パトリシアだと…。 パトリシアは前世の知識もフル活用し、幼い頃からいつでも逃げ出せるよう腕を磨き、そして準備が整ったところでこちらから婚約破棄を告げ、母国を捨てた…。 このお話は捨てられた後の王太子ラファエルのお話です。

本当に悪役なんですか?

メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。 状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて… ムーンライトノベルズ にも掲載中です。

投獄された聖女は祈るのをやめ、自由を満喫している。

七辻ゆゆ
ファンタジー
「偽聖女リーリエ、おまえとの婚約を破棄する。衛兵、偽聖女を地下牢に入れよ!」  リーリエは喜んだ。 「じゆ……、じゆう……自由だわ……!」  もう教会で一日中祈り続けなくてもいいのだ。

処理中です...