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「お兄ちゃんが怒ってる…」
目が覚めたら強烈に腹が減っていた。そりゃそうだ。朝飯昼飯もそこそこに味見程度しかしてないし、夕飯はその……ヤリまくってて食ってない。とどめに進化した。
碧海さんを起こさないようにベッドを出る。あー…脚の関節痛え。
この家には食材がないから豆の木の家の台所まで行って弁当を作る。ついでに妹たちの飯の作り置きも作っておく。料理してる間に《世界記録》を見る。碧海さんの謎行動を知るためだ。碧海さんの過去を見るうちに眉間に皺が寄ってくる。自分の機嫌が急下降していくのがわかる。クソが。
「……んぅ~、お兄ちゃん?…おはよう!おはようお兄ちゃん!むっふぅ~!きのうはおたのしみでしt…………ヒェッ!?」
俺の顔を覗き込んだ妹が飛び上がって距離を取る。まあそりゃそうだ。今の俺は酷い顔をしてるんだろう。
「昼飯の分まで作ってる。夜は作りに来れなかったら適当に食っててくれ。……俺は今から碧海さんと話し合いだ」
遅れてやってきたサイラスと抱き合うみたいにして怯える妹。大丈夫、兄ちゃん怖くないぞ?ムカついてるだけだ。
「サイラスぅ……どうしよう…お兄ちゃんが怒ってる………」
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