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「俺は貴方と生きていきたい」
シクシク泣き出してしまった碧海さんを抱きしめた。
あー、こりゃ思った以上に根が深い。可哀想だけどそれで説教しないとか有り得ないから。締めるとこは締める。び…美人の涙なんかに騙されない!
「あのですね碧海さん、貴方、俺を舐めてるでしょ?」
「………?」
「俺は貴方が思ってる以上に貴方のことが好きですよ?浮気とかしたら相手を殺します。もちろんそれが自分の子供だとしても」
「……え…」
「俺だって独占欲くらいはあります。貴方が浮気するような素振りでも見せたら問答無用で監禁しますからね?」
「え……そ…そう、なの…?」
あれ?おかしいぞ?ここはドン引きするとこじゃねえ?なんで嬉しそうなの碧海さん???
「そんで、俺は居なくなったりしません。貴方の過去も性格の悪さももう知ってます。それでも、全部引っくるめて貴方なんだから仕方ない。惚れた弱みってやつです」
「…惚れ……」
「好きですよ?ちゃんと愛してます。でなきゃ嫁になって……その…ふっ…ふ、夫婦の営みなんかしませんし、させません。《世界記録》で見たら、古代種のオス型の出産は卵生だそうです。まあ大きさはコカトリスの卵くらいですね。あのくらいだったら頑張って産みます。そんで、万が一貴方に襲われたらボッコボコの返り討ちにできるほど鍛え上げます」
「………うん…」
「………この世界が終末を迎える時は、貴方を選びます。俺は貴方と生きていきたい」
「………っ…!…うっ…どうしよう……うちの奥さんが男前すぎるぅううう~…!」
碧海さんが縋り付くようにぎゅうぎゅうに締め上げてきた。く…苦しい。食べたばっかの朝飯が逆流しそうだ…。
「で、俺の精神的苦痛に対する賠償要求です」
「…えっ?」
「初夜のやり直しを要求します。ちゃんと……その………子作りしましょう」
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