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ダークアクション
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「ていうか実際に亜人を見なくて使徒って分かるの?」
とにかく終わって欲しかった時間が終わり、ほっとしたのがいけなかったのだろう。
僕の迂闊な言葉によって、さらに問題は起こった。
「……お姿を拝見できるのですか?」
ゴゴゴゴゴ、とカリンさんの背景に迫力で満ちたオーラが見える。
やべ、ミスったかも。
「あ、どうなんだろう。人間って亜人を嫌っているんじゃないの?」
そう言うとカリンさんは唇を噛み、血の涙でも流しそうな形相で、言葉を吐き出した。もう、子供たちが引きまくってるよ。
「……そう言った事実があることは否定できません。全てはアセンブラ教徒の仕業。奴らがジオス様の言葉を曲解しデマを流布したのが発端でございます。しかし、わたくしに限ってそのようなことはございません。このカリンは亜人様を心より敬愛しております。何卒、お姿を拝見できないでしょうか?」
ぐぐっ、と頭を下げるカリンさん。
うーん、アセンブラ教にしても何も分からないんだよなあ。心情的にはジオス教に肩入れしちゃうけど、一方的に決めつけるのは正直怖い。亜人が慕われているのは、まあ、悪くない気分だけど。
「子供たちは平気なの?」
するとカリンさんは、会った時の穏やか表情に戻った。その素敵な笑顔のままでいてくれ……。
「子供たちも問題ございません。普段よりジオス様の教えと亜人様の尊さを説いているゆえ」
本当かな……。今のカリンさんは正直、カルト教団の信者って感じだから疑っちゃうんだよね。子供たちにも訊いてみよう。あの三人組だ。
「ねえ、君たち。名前は?」
「あたしはリーノウっていうんだ!」
「バルデです……」
「ひん、ザルド、です」
おお、子供の適応力はすごいな。おどおどしているけど好奇心たっぷりって感じだ。
「これからここに亜人さん呼ぶけど大丈夫? 怖くない?」
「うん! お姿見たい!」
「見たいです……ぜひ」
「お願いします、ひん」
結構乗り気だ。念のためカリンさんのことも訊いておこう。
「カリンさん、好き?」
「大好きだ!」
「優しい……好きです……」
「ひん、好き」
「ありがとう、みんな」
優しげなカリンさん。今の表情だけみれば慈愛に満ちたシスターって思うよ。
でもまあ、大丈夫そうだね。カリンさんは普段の行いで子供たちからばっちり信頼を得ているようだ。思い返してみれば、自分を犠牲に子供たち守ろうとしていたしね。部外者の僕が言うまでもないか。何だか恥ずかしいな、まったく。
『プテュエラ、シスターさんたちが、えっとジオス教徒の皆さんが姿を見たいんだって。大丈夫?』
『もちろんだ。ジオス教徒なら問題ない。まさか残っているとはな。ベスも呼んだらどうだ?』
プテュエラが嬉しそうにしている。
ここら辺の背景はまだよく分からないんだけど、かつては崇拝の対象とかだったのかな? 関係は良好そうだ。
『ベス、ちょっといい?』
『な、何かしら。びっくりするじゃない』
ふふ、たまには愛称で呼んでみたくもなる。ちょっと心が疲れてたからね。
『はは、ごめんね。えっと、単刀直入に言うよ。
ジオス神の教会を発見して、そこにジオス教徒がいたんだ。ベステルタたちの姿を見たいっていうんだけど召喚してもいい?』
『ジオス教徒が? 構わないけど状況が読めないわね。そうね、ケイだけじゃ大変だろうし召喚した方が良さそう。間違いなくジオス教徒なのよね?』
『プテュエラが教会にジオス神の紋章を確認したし、本人は君たちのことを亜人様って言っているし間違いないんじゃないかな』
『ああ、それな問題なさそうね。それじゃ召喚する時に言ってちょうだい』
まあ、二人がいいならいっか。よく考えたらこの教会を簡易的な拠点として使えるかも知れないしね。メリットもある。
「使徒様、無理そうであれば……」
カリンさんが申し訳無さそうにしている。少し間を置いたから冷静になったのかな? しばらくその調子でいて欲しいな。
「いや、大丈夫だよ。良いってさ。これから召喚するよ」
「召喚! 亜人様と契約した者でも限られた者しか使えない御業ですね! さらに今も言葉を介さず話されていたご様子。カリン、ますます感服致しました!」
そんなことなかった。
ざっ、と片膝をついて感激した様子のカリンさん。
彼女の言い方からして、実は召喚って無条件で使える訳じゃないのかな。うーん。
一応亜人の召喚については、絶死の森にいる時に何度か練習したから街中でも大丈夫だと思うけど。そんなに難しいことではないし。
カリンさんの従者ムーブについては、もう……いいや、好きにしてくれ。気にしたら心が疲弊するだけと気付いてきた。
「じゃあ召喚するよ?」
「はっ!」
クワッと目を見開くカリンさん。ドライアイになっちゃうよ。子供たちも真似しないように。君たちは純粋でいてくれよ。
『召喚!』
瞬間、教会に柔らかで力強い風の波動が駆け抜けた。
光が生まれ、美しい風鷲が姿を現す。
翼を大きく広げると金色の羽が舞った。
「殲滅の風鷲、プテュエラ。我が契約者の声に応え、参上つかまつる」
怜悧な相貌がゆっくりと教徒たちを睥睨した。
間を置かずに新たな光が生まれ、紫獅子が火花を散らしてゆっくり歩み出でる。
踏み出す度に膨大な生命力が大気を震わし、紫紺の毛が逆立って見る者を畏怖させる。
「序列無き獣、ベステルタ。我が契約者の力に応え馳せ参ず」
彼の獣を中心に紫雷が迸る。その視線は堕雷の如く教徒たちの心を穿った。
なんだこれ。
「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ぱちぱちぱち!
カリンさんが従者ムーブを忘れ、手を叩いて大興奮している。
「すげえええ!」
「お、お姉様ぁぁあ!」
「ひーん!」
子供たちもおおはしゃぎだ。何か一人新たな扉を開いていないか心配だ。
(恥ずかしき亜人を従えし社畜、種巣啓。共感性羞恥にて悶え苦しむ)
ここにも一人、内なる心に獣を飼いし男が……。
僕だよ。
突然の身内によるダークアクションで、心をガリガリと削られている。きっつ。
二人はステンドグラスっぽいガラスを背にしているから、後光が差しているように見える。まあ、初めて見たら神々しいだろうね。いつまでポーズとってるんだよ。
見ているこっちが恥ずかしいよ。あー、中学生時代を思い出した。この中二病的即興演劇が受けるのってやっぱり娯楽が不足しているからかな。
『きまったな』
『きまったわね』
亜人たちはキメ顔でそう言った。
何言ってんだよ。ノリノリすぎる。因みに言葉は通じていないからね? どこで覚えたんだよ……もう……。
…………
……
その後は大変だった。興奮したカリンとちびっこ獣人ズによる挨拶合戦? が繰り広げられ、ベステルタたちも満更じゃなかったから、僕が止めるしかなかった。言葉は通じていないけどね。マジで通じてなくて幸いだったよ。お互いに話されていたら収拾が確実につかなかった。一応カリンさんについては翻訳して伝えておいた。
常識枠としてシュレアがいて欲しかったけど、正直二人みたいになってたかもしれないな、と思って溜め息を吐いた。
「ところで、紹介状を頂いても宜しいですか?」
「もちろんでございます! すぐに書かせて頂きます!」
びゅーん、と書斎に向かい一枚の古ぼけた羊皮紙にすごい勢いでペンを走らせ始めた。大丈夫か、間違えたりしないかな。
「そ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ」
「使徒をお持たせする訳には参りません。それと、わたくしのことはカリンとお呼び下さい。どうぞ、ぞんざいに扱って下さいますよう」
ぞんざいにって。
うーん、ずっとこのやり取りするのも疲れるし、とりあえずある程度フランクに行くか。
「分かったよ。カリン、宜しくね」
「承りました!」
よく噛まずに言えるね。
『ふははははは』
『あははははは』
「わー!」
「お姉様素敵でございますぅ!」
「ひぃーん!」
亜人と獣人は楽しそうに遊んでいる。ベステルタの腕とプテュエラの胴体に捕まって、ぶんぶん振り回わされてる。すっ飛んで怪我しないようにね。
案の定、カリンは何度も間違えて死にそうな顔で謝罪してきた。それをなだめている内に時間が経っていった。平和だな。
とにかく終わって欲しかった時間が終わり、ほっとしたのがいけなかったのだろう。
僕の迂闊な言葉によって、さらに問題は起こった。
「……お姿を拝見できるのですか?」
ゴゴゴゴゴ、とカリンさんの背景に迫力で満ちたオーラが見える。
やべ、ミスったかも。
「あ、どうなんだろう。人間って亜人を嫌っているんじゃないの?」
そう言うとカリンさんは唇を噛み、血の涙でも流しそうな形相で、言葉を吐き出した。もう、子供たちが引きまくってるよ。
「……そう言った事実があることは否定できません。全てはアセンブラ教徒の仕業。奴らがジオス様の言葉を曲解しデマを流布したのが発端でございます。しかし、わたくしに限ってそのようなことはございません。このカリンは亜人様を心より敬愛しております。何卒、お姿を拝見できないでしょうか?」
ぐぐっ、と頭を下げるカリンさん。
うーん、アセンブラ教にしても何も分からないんだよなあ。心情的にはジオス教に肩入れしちゃうけど、一方的に決めつけるのは正直怖い。亜人が慕われているのは、まあ、悪くない気分だけど。
「子供たちは平気なの?」
するとカリンさんは、会った時の穏やか表情に戻った。その素敵な笑顔のままでいてくれ……。
「子供たちも問題ございません。普段よりジオス様の教えと亜人様の尊さを説いているゆえ」
本当かな……。今のカリンさんは正直、カルト教団の信者って感じだから疑っちゃうんだよね。子供たちにも訊いてみよう。あの三人組だ。
「ねえ、君たち。名前は?」
「あたしはリーノウっていうんだ!」
「バルデです……」
「ひん、ザルド、です」
おお、子供の適応力はすごいな。おどおどしているけど好奇心たっぷりって感じだ。
「これからここに亜人さん呼ぶけど大丈夫? 怖くない?」
「うん! お姿見たい!」
「見たいです……ぜひ」
「お願いします、ひん」
結構乗り気だ。念のためカリンさんのことも訊いておこう。
「カリンさん、好き?」
「大好きだ!」
「優しい……好きです……」
「ひん、好き」
「ありがとう、みんな」
優しげなカリンさん。今の表情だけみれば慈愛に満ちたシスターって思うよ。
でもまあ、大丈夫そうだね。カリンさんは普段の行いで子供たちからばっちり信頼を得ているようだ。思い返してみれば、自分を犠牲に子供たち守ろうとしていたしね。部外者の僕が言うまでもないか。何だか恥ずかしいな、まったく。
『プテュエラ、シスターさんたちが、えっとジオス教徒の皆さんが姿を見たいんだって。大丈夫?』
『もちろんだ。ジオス教徒なら問題ない。まさか残っているとはな。ベスも呼んだらどうだ?』
プテュエラが嬉しそうにしている。
ここら辺の背景はまだよく分からないんだけど、かつては崇拝の対象とかだったのかな? 関係は良好そうだ。
『ベス、ちょっといい?』
『な、何かしら。びっくりするじゃない』
ふふ、たまには愛称で呼んでみたくもなる。ちょっと心が疲れてたからね。
『はは、ごめんね。えっと、単刀直入に言うよ。
ジオス神の教会を発見して、そこにジオス教徒がいたんだ。ベステルタたちの姿を見たいっていうんだけど召喚してもいい?』
『ジオス教徒が? 構わないけど状況が読めないわね。そうね、ケイだけじゃ大変だろうし召喚した方が良さそう。間違いなくジオス教徒なのよね?』
『プテュエラが教会にジオス神の紋章を確認したし、本人は君たちのことを亜人様って言っているし間違いないんじゃないかな』
『ああ、それな問題なさそうね。それじゃ召喚する時に言ってちょうだい』
まあ、二人がいいならいっか。よく考えたらこの教会を簡易的な拠点として使えるかも知れないしね。メリットもある。
「使徒様、無理そうであれば……」
カリンさんが申し訳無さそうにしている。少し間を置いたから冷静になったのかな? しばらくその調子でいて欲しいな。
「いや、大丈夫だよ。良いってさ。これから召喚するよ」
「召喚! 亜人様と契約した者でも限られた者しか使えない御業ですね! さらに今も言葉を介さず話されていたご様子。カリン、ますます感服致しました!」
そんなことなかった。
ざっ、と片膝をついて感激した様子のカリンさん。
彼女の言い方からして、実は召喚って無条件で使える訳じゃないのかな。うーん。
一応亜人の召喚については、絶死の森にいる時に何度か練習したから街中でも大丈夫だと思うけど。そんなに難しいことではないし。
カリンさんの従者ムーブについては、もう……いいや、好きにしてくれ。気にしたら心が疲弊するだけと気付いてきた。
「じゃあ召喚するよ?」
「はっ!」
クワッと目を見開くカリンさん。ドライアイになっちゃうよ。子供たちも真似しないように。君たちは純粋でいてくれよ。
『召喚!』
瞬間、教会に柔らかで力強い風の波動が駆け抜けた。
光が生まれ、美しい風鷲が姿を現す。
翼を大きく広げると金色の羽が舞った。
「殲滅の風鷲、プテュエラ。我が契約者の声に応え、参上つかまつる」
怜悧な相貌がゆっくりと教徒たちを睥睨した。
間を置かずに新たな光が生まれ、紫獅子が火花を散らしてゆっくり歩み出でる。
踏み出す度に膨大な生命力が大気を震わし、紫紺の毛が逆立って見る者を畏怖させる。
「序列無き獣、ベステルタ。我が契約者の力に応え馳せ参ず」
彼の獣を中心に紫雷が迸る。その視線は堕雷の如く教徒たちの心を穿った。
なんだこれ。
「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ぱちぱちぱち!
カリンさんが従者ムーブを忘れ、手を叩いて大興奮している。
「すげえええ!」
「お、お姉様ぁぁあ!」
「ひーん!」
子供たちもおおはしゃぎだ。何か一人新たな扉を開いていないか心配だ。
(恥ずかしき亜人を従えし社畜、種巣啓。共感性羞恥にて悶え苦しむ)
ここにも一人、内なる心に獣を飼いし男が……。
僕だよ。
突然の身内によるダークアクションで、心をガリガリと削られている。きっつ。
二人はステンドグラスっぽいガラスを背にしているから、後光が差しているように見える。まあ、初めて見たら神々しいだろうね。いつまでポーズとってるんだよ。
見ているこっちが恥ずかしいよ。あー、中学生時代を思い出した。この中二病的即興演劇が受けるのってやっぱり娯楽が不足しているからかな。
『きまったな』
『きまったわね』
亜人たちはキメ顔でそう言った。
何言ってんだよ。ノリノリすぎる。因みに言葉は通じていないからね? どこで覚えたんだよ……もう……。
…………
……
その後は大変だった。興奮したカリンとちびっこ獣人ズによる挨拶合戦? が繰り広げられ、ベステルタたちも満更じゃなかったから、僕が止めるしかなかった。言葉は通じていないけどね。マジで通じてなくて幸いだったよ。お互いに話されていたら収拾が確実につかなかった。一応カリンさんについては翻訳して伝えておいた。
常識枠としてシュレアがいて欲しかったけど、正直二人みたいになってたかもしれないな、と思って溜め息を吐いた。
「ところで、紹介状を頂いても宜しいですか?」
「もちろんでございます! すぐに書かせて頂きます!」
びゅーん、と書斎に向かい一枚の古ぼけた羊皮紙にすごい勢いでペンを走らせ始めた。大丈夫か、間違えたりしないかな。
「そ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ」
「使徒をお持たせする訳には参りません。それと、わたくしのことはカリンとお呼び下さい。どうぞ、ぞんざいに扱って下さいますよう」
ぞんざいにって。
うーん、ずっとこのやり取りするのも疲れるし、とりあえずある程度フランクに行くか。
「分かったよ。カリン、宜しくね」
「承りました!」
よく噛まずに言えるね。
『ふははははは』
『あははははは』
「わー!」
「お姉様素敵でございますぅ!」
「ひぃーん!」
亜人と獣人は楽しそうに遊んでいる。ベステルタの腕とプテュエラの胴体に捕まって、ぶんぶん振り回わされてる。すっ飛んで怪我しないようにね。
案の定、カリンは何度も間違えて死にそうな顔で謝罪してきた。それをなだめている内に時間が経っていった。平和だな。
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