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伸びしろですよ
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パーティー名を決めようと思ったら髪の毛すかすか冒険者に絡まれた。格上のランクだったけど問題なく撃退したよ。
「ふふ、いいわね。冒険って感じだわ」
ベステルタが満足そうに頷いている。いくらかストレス発散できたのかな。ガス抜き出来たようで良かったよ。あのタコ頭たちには感謝しないとな。
「それにしても、うーん、パーティー名か」
命名とか苦手なんだよなー。しかもけっこう大事だし。いや、ここは適当に思い付いたので行くか? 直感は大事だからね。
「おっ、お前さんたちパーティー名を決めるのか? それなら『星』にあやかるといいぜ」
近くにいた獣人冒険者が親切に助言してくれた。
それにしても星か。なんでだろう。
すると、わやわやと冒険者たちが集まってきてあれこれ言ってきた。
「星ってのはな、Sランク冒険者のことを言うんだぜ」
「そうそう。冒険者はずっと昔、Aまでしか無かった。でも、ある時すんごい強い冒険者が現れたんだ」
「活躍が凄まじくて、Aクラスを超越したクラスを作ろうってことになったんよ」
「で、そいつのパーティー名が連星(スターズ)だったから、頭文字をとってSクラスになったわけさ」
飲め飲め、とエールを勧められる。みんないい人だな。ヤバイやつもいるけど。ベステルタが片っ端から飲みまくってる。
それにしても、はー、なるほどな。スターね。さっきのやつらもそれにあやかってたのか。ヒントになりそうだ。
星……星か。先を照らす存在、闇を晴らす希望。おっと、ポエミーになってしまったな。でもそういうことだよね。
「そっちの姉ちゃんも飲め飲め!」
「良い飲みっぷりだなあ!」
「さっきのパンチどうやったんだ?」
「ねえねえ! なんでこの冴えない人と組んでるの?」
冴えないは余計だ。ベステルタと釣り合わないのは分かっているけど。
目立つベステルタにいろんな冒険者が絡みにいく。酒入ってるからとはいえガンガンいくな。みんな言葉通じないの分かってるみたいだけど、そんなのおかまいなしだ。ベステルタも、次から次へ注がれるエールを飲み干して楽しそうだ。ほどほどにね。
うーん、僕にとっての星は紛れもなく亜人だよな。この世界で、訳も分からず途方に暮れているところを助けてくれた。何事にも消極的で怠惰な僕を引っ張ってくれて、まさしく輝く存在だ。
「となると……希望の星とか?」
あかん。自分のセンスの無さがつらい。それは無い。ダサくて涙が出てくる。
「シンプルに亜星……か?」
いやいや、それも酷過ぎる。意味かよく分からないし、そんな名前の有名人いた気がするし、コメディアンにもいた。ボツ。
「どうすればいいんだ……」
「い、一応後でも決められるので」
見かねたシャールちゃんが助け船を出してくれる。うう、そうさせてもらうか。情けない。思い付かないよ。
「ケイ、今何しているの?」
すっかり良い気分のベステルタが訊いてくる。
「僕たちのパーティー名を考えていたんだけどなかなか思い付かなくてね、ベステルタはなんかある?」
そうだ! ベステルタにも訊けばいいんだ。
「任せるわ」
ごくごくぷはー、とエールを飲みまくっている。だと思ったよ。幸せそうだからいいけどさ。
「シンプルにいけばいいんじゃない? わたしたちってのが伝わればいいのよ」
ふーむ、それもそうか。僕たちってすぐにわかるパーティ名……星。
「亜人の星とか」
ぶっ、過去一酷いのが出てしまった。スポコン漫画じゃん。だめだめ。また考えよう。
「デミステラ? 良いじゃない! 気に入ったわ!」
ベステルタがとっても喜んでる。え、なんかニュアンス変わって伝わってない? 言語理解スキルの影響か?
「亜人が死後向かう楽園が『シュテルニア』って言われてるのよ。そこからもじったのね! さすがわたしの契約者! よく分かってる!」
抱きついて頬擦りしてくる。そんな出典知らないよ。それに、そこまで喜ばれるのは予想外だ。ベステルタの琴線に触れたのかな。
ただ、君にはデミステラって聴こえるかもしれないけど僕には亜人の星にしか聴こえないから心がガリガリ削られていく……。
「あ、亜人ですか?」
シャールちゃんがぎょっとした顔で見てくる。周りの騒いでいた冒険者も同様だ。酒を飲む手が止まり、顔をしかめてこっちを見ている。かなり不快気な表情だ。
「亜人だと?」
「おい、亜人信奉者かよ」
「ふざけんじゃねえ」
「酔いが醒めたわい」
「はあ……最悪」
さっきまで気さくに接してくれた冒険者がどんどん離れていく。態度が急変して追い付けない。
「おい兄ちゃん、正気か? この街でそのパーティー名でやっていくのは厳しいと思うぜ?」
最後に残ったおっちゃん獣人が声を潜めて忠告してくる。え、亜人の名前でここまで拒絶させるの? まじか、想定外だ。
「炎の日を知らないのか? 昔亜人がデイライトにフレイムベアをけしかけて、大量の死者を出した事件だ。あれ以来この街で亜人はタブーなんだよ」
いや、知っているんだけどここまで過剰に反応されるとは思わなかった。そもそもほとんどジオス教徒としか接してないから完全に油断していたな……。これはミスだ。
ていうか死者もいるかもしれないと思ったけど、大量に出ていたのか。くそ、もっと調べておけばよかったな。やっぱり情報は大事だ、そして不足している。
とっさにでまかせを言う。
「昔、亜人にお世話になりましてね。それにあやかったのですが……」
嘘ではない。
おっちゃん獣人は難しい顔をして腕を組んだ。
「そうか……。だが、炎の日のこともあってこの街じゃ亜人なんて聞くのも嫌だってやつは多い。それに、ここだけの話、亜人排斥主義のアセンブラに睨まれたくねえってのがある。あいつらはポーション作っているからな。もしやつらの怒りを買って、ポーション売られなくなったら冒険者なんて手足をもがれたも同然よ」
獣人のおっちゃんはため息を吐く。親切だな。この人はそこまで忌避感無いのかな。
「あなたは大丈夫なんですか?」
「……俺の祖先はジオス教徒っていう亜人を尊ぶ宗教だったんだよ。獣人の冒険者は祖先がジオス教徒なやつが多い。秘密にしておいてくれよな」
なるほど。その情報はありがたい。フェイさんたちにもここら辺探ってもらうように言ってみよう。
「ただな、この街はいびつだが、他の街に比べて良いところだぜ。冒険者連中は気が良いやつ多いし、協力し合う文化がある。ポーションも他の都市と比べて安い。助成金が出てるからな。獣人の差別はいくらかあるが、他国ほどじゃねえ。だから、わざわざタブー背負ってまで苦労することないと思うぜ」
獣人のおっちゃんは僕の肩を叩いてそう言った。何だか嬉しいな。ツーリンみたいな連中もいるけど、基本的には善良なんだろう。
うん、ここは取り消そう。
「シャールさん、取り消しでお願いしま……」
「ケイ! 見て! 地図があるわ!」
突然ベステルタは僕の目の前に地図を広げた。どうやらギルド内の備品らしい。子供みたいにはしゃいでいる。
「ここが、デイライトよね。それでこっちが絶死の森……わあ……すごいわ!」
ライダースーツの美女が地図を指差して、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶ様はものすごく目立つ。
「ケイ、世界ってこんなに広いのね……! わたし、もっと色んな所に行きたいわ!」
嬉しそうに地図を眺めてはその都度顔を綻ばせる。字も読めないのにね。今まで絶死の森しか知らなかった訳だもんな。
「……けっ」
どこかの冒険者がその様子を見てつまらなそうに舌打ちした。他の冒険者も何人か冷ややかな目で僕とはしゃぐベステルタを見ている。きっと、僕たちがパーティー名に亜人と名付けようとしたからだろう。
そりゃそうだ。向こうは亜人が大量殺人者だと思っているんだから。そんなやつらの名前を冠したパーティー名なんて気に入らないに決まっているさ。
でもおかしくないか?
その話はデマで亜人はむしろフレイムベアやっつけて、助けたのに。
物事はそう簡単じゃないなんて分かってるよ?
でも、なんでこんな目で亜人が見られなきゃいけないんだ? ベステルタが亜人だってバレた訳じゃないけど、腹が立ってくる。違うだろ。
「ムカつくな」
小声で呟く。もっと大人っぽくスマートに対応できればよかったけど、僕の思考はいい歳してまだまだ子供っぽいみたいだ。
はー、全部アセンブラのせいじゃん。なのに、このままにしていいのか?
「ケイ?」
不安そうなベステルタ。
「ううん、何でもない。シャールさん。パーティー名は亜人の星でお願いします」
獣人のおっちゃんとシャールちゃんがまじかよって顔してる。周りの冒険者の視線もいよいよもって最悪だ。これじゃ冒険で協力してもらえないかもな。
でもいいんだ。自由にやろう。
他人の想いは大事だけど、その上で僕は自分の意志を尊重する。そうじゃないと何も始まらないだろう? 空気を読んで自分を曲げる、他人を尊重して自分を押し殺す。そんなものはもうやりたくない。
だから、ここで立場を明確にしておこう。むしろこれ以下は無いから、後は上がるだけ。伸びしろですよ。頑張ればきっと亜人の評判も良くなるはず。
「本当に……いいんですね?」
「うん。宜しくお願いします」
シャールちゃんの手が心なしか震えている。おっちゃん獣人はあーあ、と言った表情だ。
シャールちゃんには恩返ししないとな。まずはここからスタートだ。亜人の評判は今日この瞬間から変わるはずだ、きっと。
「ふふ、いいわね。冒険って感じだわ」
ベステルタが満足そうに頷いている。いくらかストレス発散できたのかな。ガス抜き出来たようで良かったよ。あのタコ頭たちには感謝しないとな。
「それにしても、うーん、パーティー名か」
命名とか苦手なんだよなー。しかもけっこう大事だし。いや、ここは適当に思い付いたので行くか? 直感は大事だからね。
「おっ、お前さんたちパーティー名を決めるのか? それなら『星』にあやかるといいぜ」
近くにいた獣人冒険者が親切に助言してくれた。
それにしても星か。なんでだろう。
すると、わやわやと冒険者たちが集まってきてあれこれ言ってきた。
「星ってのはな、Sランク冒険者のことを言うんだぜ」
「そうそう。冒険者はずっと昔、Aまでしか無かった。でも、ある時すんごい強い冒険者が現れたんだ」
「活躍が凄まじくて、Aクラスを超越したクラスを作ろうってことになったんよ」
「で、そいつのパーティー名が連星(スターズ)だったから、頭文字をとってSクラスになったわけさ」
飲め飲め、とエールを勧められる。みんないい人だな。ヤバイやつもいるけど。ベステルタが片っ端から飲みまくってる。
それにしても、はー、なるほどな。スターね。さっきのやつらもそれにあやかってたのか。ヒントになりそうだ。
星……星か。先を照らす存在、闇を晴らす希望。おっと、ポエミーになってしまったな。でもそういうことだよね。
「そっちの姉ちゃんも飲め飲め!」
「良い飲みっぷりだなあ!」
「さっきのパンチどうやったんだ?」
「ねえねえ! なんでこの冴えない人と組んでるの?」
冴えないは余計だ。ベステルタと釣り合わないのは分かっているけど。
目立つベステルタにいろんな冒険者が絡みにいく。酒入ってるからとはいえガンガンいくな。みんな言葉通じないの分かってるみたいだけど、そんなのおかまいなしだ。ベステルタも、次から次へ注がれるエールを飲み干して楽しそうだ。ほどほどにね。
うーん、僕にとっての星は紛れもなく亜人だよな。この世界で、訳も分からず途方に暮れているところを助けてくれた。何事にも消極的で怠惰な僕を引っ張ってくれて、まさしく輝く存在だ。
「となると……希望の星とか?」
あかん。自分のセンスの無さがつらい。それは無い。ダサくて涙が出てくる。
「シンプルに亜星……か?」
いやいや、それも酷過ぎる。意味かよく分からないし、そんな名前の有名人いた気がするし、コメディアンにもいた。ボツ。
「どうすればいいんだ……」
「い、一応後でも決められるので」
見かねたシャールちゃんが助け船を出してくれる。うう、そうさせてもらうか。情けない。思い付かないよ。
「ケイ、今何しているの?」
すっかり良い気分のベステルタが訊いてくる。
「僕たちのパーティー名を考えていたんだけどなかなか思い付かなくてね、ベステルタはなんかある?」
そうだ! ベステルタにも訊けばいいんだ。
「任せるわ」
ごくごくぷはー、とエールを飲みまくっている。だと思ったよ。幸せそうだからいいけどさ。
「シンプルにいけばいいんじゃない? わたしたちってのが伝わればいいのよ」
ふーむ、それもそうか。僕たちってすぐにわかるパーティ名……星。
「亜人の星とか」
ぶっ、過去一酷いのが出てしまった。スポコン漫画じゃん。だめだめ。また考えよう。
「デミステラ? 良いじゃない! 気に入ったわ!」
ベステルタがとっても喜んでる。え、なんかニュアンス変わって伝わってない? 言語理解スキルの影響か?
「亜人が死後向かう楽園が『シュテルニア』って言われてるのよ。そこからもじったのね! さすがわたしの契約者! よく分かってる!」
抱きついて頬擦りしてくる。そんな出典知らないよ。それに、そこまで喜ばれるのは予想外だ。ベステルタの琴線に触れたのかな。
ただ、君にはデミステラって聴こえるかもしれないけど僕には亜人の星にしか聴こえないから心がガリガリ削られていく……。
「あ、亜人ですか?」
シャールちゃんがぎょっとした顔で見てくる。周りの騒いでいた冒険者も同様だ。酒を飲む手が止まり、顔をしかめてこっちを見ている。かなり不快気な表情だ。
「亜人だと?」
「おい、亜人信奉者かよ」
「ふざけんじゃねえ」
「酔いが醒めたわい」
「はあ……最悪」
さっきまで気さくに接してくれた冒険者がどんどん離れていく。態度が急変して追い付けない。
「おい兄ちゃん、正気か? この街でそのパーティー名でやっていくのは厳しいと思うぜ?」
最後に残ったおっちゃん獣人が声を潜めて忠告してくる。え、亜人の名前でここまで拒絶させるの? まじか、想定外だ。
「炎の日を知らないのか? 昔亜人がデイライトにフレイムベアをけしかけて、大量の死者を出した事件だ。あれ以来この街で亜人はタブーなんだよ」
いや、知っているんだけどここまで過剰に反応されるとは思わなかった。そもそもほとんどジオス教徒としか接してないから完全に油断していたな……。これはミスだ。
ていうか死者もいるかもしれないと思ったけど、大量に出ていたのか。くそ、もっと調べておけばよかったな。やっぱり情報は大事だ、そして不足している。
とっさにでまかせを言う。
「昔、亜人にお世話になりましてね。それにあやかったのですが……」
嘘ではない。
おっちゃん獣人は難しい顔をして腕を組んだ。
「そうか……。だが、炎の日のこともあってこの街じゃ亜人なんて聞くのも嫌だってやつは多い。それに、ここだけの話、亜人排斥主義のアセンブラに睨まれたくねえってのがある。あいつらはポーション作っているからな。もしやつらの怒りを買って、ポーション売られなくなったら冒険者なんて手足をもがれたも同然よ」
獣人のおっちゃんはため息を吐く。親切だな。この人はそこまで忌避感無いのかな。
「あなたは大丈夫なんですか?」
「……俺の祖先はジオス教徒っていう亜人を尊ぶ宗教だったんだよ。獣人の冒険者は祖先がジオス教徒なやつが多い。秘密にしておいてくれよな」
なるほど。その情報はありがたい。フェイさんたちにもここら辺探ってもらうように言ってみよう。
「ただな、この街はいびつだが、他の街に比べて良いところだぜ。冒険者連中は気が良いやつ多いし、協力し合う文化がある。ポーションも他の都市と比べて安い。助成金が出てるからな。獣人の差別はいくらかあるが、他国ほどじゃねえ。だから、わざわざタブー背負ってまで苦労することないと思うぜ」
獣人のおっちゃんは僕の肩を叩いてそう言った。何だか嬉しいな。ツーリンみたいな連中もいるけど、基本的には善良なんだろう。
うん、ここは取り消そう。
「シャールさん、取り消しでお願いしま……」
「ケイ! 見て! 地図があるわ!」
突然ベステルタは僕の目の前に地図を広げた。どうやらギルド内の備品らしい。子供みたいにはしゃいでいる。
「ここが、デイライトよね。それでこっちが絶死の森……わあ……すごいわ!」
ライダースーツの美女が地図を指差して、ぴょんぴょん跳ねて喜ぶ様はものすごく目立つ。
「ケイ、世界ってこんなに広いのね……! わたし、もっと色んな所に行きたいわ!」
嬉しそうに地図を眺めてはその都度顔を綻ばせる。字も読めないのにね。今まで絶死の森しか知らなかった訳だもんな。
「……けっ」
どこかの冒険者がその様子を見てつまらなそうに舌打ちした。他の冒険者も何人か冷ややかな目で僕とはしゃぐベステルタを見ている。きっと、僕たちがパーティー名に亜人と名付けようとしたからだろう。
そりゃそうだ。向こうは亜人が大量殺人者だと思っているんだから。そんなやつらの名前を冠したパーティー名なんて気に入らないに決まっているさ。
でもおかしくないか?
その話はデマで亜人はむしろフレイムベアやっつけて、助けたのに。
物事はそう簡単じゃないなんて分かってるよ?
でも、なんでこんな目で亜人が見られなきゃいけないんだ? ベステルタが亜人だってバレた訳じゃないけど、腹が立ってくる。違うだろ。
「ムカつくな」
小声で呟く。もっと大人っぽくスマートに対応できればよかったけど、僕の思考はいい歳してまだまだ子供っぽいみたいだ。
はー、全部アセンブラのせいじゃん。なのに、このままにしていいのか?
「ケイ?」
不安そうなベステルタ。
「ううん、何でもない。シャールさん。パーティー名は亜人の星でお願いします」
獣人のおっちゃんとシャールちゃんがまじかよって顔してる。周りの冒険者の視線もいよいよもって最悪だ。これじゃ冒険で協力してもらえないかもな。
でもいいんだ。自由にやろう。
他人の想いは大事だけど、その上で僕は自分の意志を尊重する。そうじゃないと何も始まらないだろう? 空気を読んで自分を曲げる、他人を尊重して自分を押し殺す。そんなものはもうやりたくない。
だから、ここで立場を明確にしておこう。むしろこれ以下は無いから、後は上がるだけ。伸びしろですよ。頑張ればきっと亜人の評判も良くなるはず。
「本当に……いいんですね?」
「うん。宜しくお願いします」
シャールちゃんの手が心なしか震えている。おっちゃん獣人はあーあ、と言った表情だ。
シャールちゃんには恩返ししないとな。まずはここからスタートだ。亜人の評判は今日この瞬間から変わるはずだ、きっと。
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