実姉をこんなにも好きになる筈がない~危うい僕の変愛ログ~

ちゃかぽこねお

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ep48:同級生女子の手料理を味わいたい

 「うわ~凄く美味しそう」

 それは僕の心から素直に生まれてきた言葉だった。パスタを作ってくれると言われたとき、勝手に茹でたパスタを市販のソースと混ぜただけのモノを想像していた僕の目の前に現れたのは、牡蠣のソテーがたくさん載った本格的なペペロンチーノだった。ガーリックの芳醇な香りも相当魅力的だ。

「本橋元君の、お口に合うか分からないけど、冷めないうちにどうぞ・・・」
「・・・いただきます」
 パスタの茹で加減の歯ごたえは丁度良く、ピリッとした味や塩加減、香り立つガーリックと、焼き加減が最高の牡蠣のソテー。すべてに文句のつけようがない仕上がりで、自分で分かるほど僕の顔を笑顔にさせた。
「・・・脇坂上さん、すっごくすっごく美味しいです・・・」
「はぁ・・・。良かったぁ・・・」
 脇坂上さんは、右手で胸を押さえて安心した笑顔を見せた。そして大皿に盛られた砕いたナッツをトッピングしたフレッシュなサラダを小さな皿に取り分けてくれた。

 美味しい料理をお腹いっぱい堪能した僕らは、食後の紅茶を頂いていた。
「本橋元、満足した・・・?」
「うん、パスタもサラダも最高でお腹いっぱいだよ・・・。脇坂上さんて、料理上手なんだね・・・」
「料理するのは結構好き・・・。それより本橋元君、・・・あの・・・、更にお願いしたい事があるんだけど・・・・・・」
「脇坂上さんの為なら何でもするよ。・・・何?」
「写真を撮って欲しいの・・・」
「写真?」
「そう、私の写真を撮って欲しいの。・・・いい?」
「そんなの何枚だって撮るよ」
「・・・良かった。・・・じゃあ、私の部屋で準備するね」

 脇坂上結衣わきさかうえゆい は、自分の使った食器を片付け、階段を上っていく。そして階段の途中で振り返った。
「私が呼んだら、部屋に入って来てね・・・」
 そう言って、階段を上り2階にある自分の部屋に消えた。

 写真の撮影?準備?彼女は僕にどんな写真を撮って欲しいのだろか?個人的には水着姿の写真が撮りたいが、肝心な水着は、今日手に入れる事が出来なかった。それより何より、彼女の部屋に入ることになるのか。脇坂上さんの部屋に。それだけで興奮するじゃないか。・・・いや、忘れていたが、この家の中に僕と彼女の二人だけという状況自体がエキサイティングだ。ジーンズの中で性剣がムクムクと目覚めるのが分かった。

 その時、テーブルの上に置かれた『器用宇宙人メルロの搾取活動』のコミックが目に入った。








 






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