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三章
321話
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とりあえず、魔石に魔力を籠めまくって出来るという魔導インクの製法を見つけた。
自分の魔力だけじゃなく魔石を使うことで定着させやすく長期維持しやすいのだとか。
これ自体は難しくなさそうって思って早速火の魔石に魔力を流してってやってみた。ガーネットやルビーより濃い色でとっても綺麗になった。
暇な時に家族用のアクセサリーに使いたいな。
魔石を砕いてる間、なぜか暖かい温もりの包まれて確認したら精霊の卵からほのかに魔力が流れてた。見守ってくれてるんだ。嬉し。
手持ちの火の魔石は多分高価なんだけど死蔵してたので大盤振る舞いだ。良いことに使うのはお祖母様も怒らないと思う。
セバスチャンが届けてくれた素材にも魔石があったのでいっぱい作った。
魔力の調整の訓練が終わってて心底良かった。リックさまのスパルタにいまさら感謝だよ。
高魔力のインクに耐えれるビンがなかったので別の魔石を錬金術で加工して錬金釜に似た役割の瓶を作った。結構難しい。
この魔石を使ったインクで着ているものや家屋の床、壁に温熱効果を付与したらかなり良い感じになると思う。
リックさまのレベルの魔導師か私が行って作業しないと使えないけど☆
ここまでやってニーナストップが入った。私の体調管理は厳しい。
スカ◯ターっぽいのもこれで作れそうなんだけど。魔力探知は別か。んー、集中力が下がってる気がするので寝よう。
お部屋に付いてるお風呂でサラとメルが軽くマッサージしてくれた。感謝。
食事は軽食を出してくれた。
今日もニーナと寝る。
朝目覚めてみればニーナとニーナに抱っこされてる私の間にポムたちが挟まって寝てた。卵もディディエが抱きしめてて割れたら大変って焦っちゃった。
「卵危ないでしょー」
「プッキュ」
「モッキュ」
「グギャ」
身振り手振りで丈夫だから大丈夫って言い切られた。ほんとかな。ディディエの卵みたいに素敵素材になるかな。
お着替えしてから食堂に向かうとジュリアスさまが戻っていたのでハグとキスを受ける。
「おかえりなさいませ」
「ただいま」
ジュリアスさまは寝てないそうだけどグレーデンのお仕事を片付けるそうで執務室に行っちゃいそうだ。
「火の魔導インク?」
先に報告だけしないとって思ってホーンに行ってできる範囲に魔法陣を書き込みたいと伝えた。
私がホーンに長時間とどまるのは反対だそうで難色を示された。
「高魔力なのでリックさまか製作した私のくらいしか扱えないかと?」
あとそれこそグレーデンの工房で抱えてる魔導師たちは中級と下級なのでかなり難しいし。ホーンに出向させるのは気の毒って思ったら王宮魔導師団から応援が出てるそう。
カンガリー教授に行ってもらうのもって思うよねー。
「その方達が扱えそうならそれで大丈夫です」
別に極寒の場所に是が非でも行きたいわけじゃないわけで。
ジュリアスさまの温もりと匂いをしっかり堪能して置く。やっぱ毎日共寝してたものだから寂しいし恋しい。
「そうか。・・・とは言え本当はリーシャに出てもらう方が良いんだろうな」
私はもうジュリアスさまに魔導インクと扱い方を記したメモをリックさまに届けて貰うことにして、目一杯ハグしてもらって離れると後ろ髪引かれつつジュリアスさまがお仕事に戻るのを見送った。
その後も栄養剤と魔導インクを量産して魔力探知の魔道具の作り方を試行錯誤していた。
庭が騒がしいなって思ったらアーロンお兄様とシェザール伯父様が騎士さんにワイバーンで連れられてお薬をたくさん持参してくれた。真っ青で膝ガクガクしてたよ。お気の毒に。
「やぁ、お手伝いに来たよ」
声が震えてたけど気が付かないふりをして歓迎の突撃を軽めにした。
「お兄様、伯父様、助かります。よく来てくださいました」
お二人とも衣装にかすかに薬草の香り。これでも風でだいぶ匂いが飛んだほうなののかな?
「しばらくこちらで調薬をお手伝いするよ」
王家からの要請で声が掛かって騎士さんが迎えに行って、用意できる薬をたくさん持って来てくれたとのこと。
薬師さんは錬金術は使わないので薬草を中心に鉱石から取れる成分などいろいろ組み合わせてくれる。ポーションを混ぜるレシピもあるので私が作った各ポーションと百目の栄養剤とで調薬をしてくれるそう。
妊婦さんに使える薬草も持って来てくれた。
セバスチャンにお願いして調剤調薬を出来るお部屋を用意してもらう。離れを使ってもらっても良いんだけど、移動がちょっと手間だからね。
グレーデンの薬師さんたちと協力してたくさん作ってくれて心強い。
しばらくはジュリアスさまたちも騎士さんたちも交代で休んでって言う膠着状態が続いた。
ルルゥは一日置きに出陣してるらしい。騎士団には席を置いてるけど緊急時しか出ないとか言いつつ割と自由だよ・・・。
リックさまたちが魔導インクでホーンの主要待機場や各所に魔法陣を書いて回って寒さを凌げる程度にはなって来ているらしいけど物流が転移陣だよりで滞っている。
私は数日置きに魔力の充填と魔力を込めた魔石を用意してホーン側の魔導陣の分にと渡してる。
何度か失敗して魔力探知と保温効果のあるフェイスガードを作った。
素材の都合で数が作れなかったので斥候さんの分って感じだ。
そんな中、ホーンから来た妊婦さんたちが産んだ子が五人になった。
未熟児で生まれた子もいるけれど医師たちの手厚い看護でなんとか無事だそう。良かった。
このままの状況でいるとあと八人はグレーデンで生まれるらしい。おめでたいけどお父さんがすぐ会いに来れないのは切ないね。
切羽詰まった出産で死者が出なかったことは奇跡だって思っていたら、どうやらポムたちが屋敷中を走り回っていたおかげだって後からアズライトに教えたれた。
自分の魔力だけじゃなく魔石を使うことで定着させやすく長期維持しやすいのだとか。
これ自体は難しくなさそうって思って早速火の魔石に魔力を流してってやってみた。ガーネットやルビーより濃い色でとっても綺麗になった。
暇な時に家族用のアクセサリーに使いたいな。
魔石を砕いてる間、なぜか暖かい温もりの包まれて確認したら精霊の卵からほのかに魔力が流れてた。見守ってくれてるんだ。嬉し。
手持ちの火の魔石は多分高価なんだけど死蔵してたので大盤振る舞いだ。良いことに使うのはお祖母様も怒らないと思う。
セバスチャンが届けてくれた素材にも魔石があったのでいっぱい作った。
魔力の調整の訓練が終わってて心底良かった。リックさまのスパルタにいまさら感謝だよ。
高魔力のインクに耐えれるビンがなかったので別の魔石を錬金術で加工して錬金釜に似た役割の瓶を作った。結構難しい。
この魔石を使ったインクで着ているものや家屋の床、壁に温熱効果を付与したらかなり良い感じになると思う。
リックさまのレベルの魔導師か私が行って作業しないと使えないけど☆
ここまでやってニーナストップが入った。私の体調管理は厳しい。
スカ◯ターっぽいのもこれで作れそうなんだけど。魔力探知は別か。んー、集中力が下がってる気がするので寝よう。
お部屋に付いてるお風呂でサラとメルが軽くマッサージしてくれた。感謝。
食事は軽食を出してくれた。
今日もニーナと寝る。
朝目覚めてみればニーナとニーナに抱っこされてる私の間にポムたちが挟まって寝てた。卵もディディエが抱きしめてて割れたら大変って焦っちゃった。
「卵危ないでしょー」
「プッキュ」
「モッキュ」
「グギャ」
身振り手振りで丈夫だから大丈夫って言い切られた。ほんとかな。ディディエの卵みたいに素敵素材になるかな。
お着替えしてから食堂に向かうとジュリアスさまが戻っていたのでハグとキスを受ける。
「おかえりなさいませ」
「ただいま」
ジュリアスさまは寝てないそうだけどグレーデンのお仕事を片付けるそうで執務室に行っちゃいそうだ。
「火の魔導インク?」
先に報告だけしないとって思ってホーンに行ってできる範囲に魔法陣を書き込みたいと伝えた。
私がホーンに長時間とどまるのは反対だそうで難色を示された。
「高魔力なのでリックさまか製作した私のくらいしか扱えないかと?」
あとそれこそグレーデンの工房で抱えてる魔導師たちは中級と下級なのでかなり難しいし。ホーンに出向させるのは気の毒って思ったら王宮魔導師団から応援が出てるそう。
カンガリー教授に行ってもらうのもって思うよねー。
「その方達が扱えそうならそれで大丈夫です」
別に極寒の場所に是が非でも行きたいわけじゃないわけで。
ジュリアスさまの温もりと匂いをしっかり堪能して置く。やっぱ毎日共寝してたものだから寂しいし恋しい。
「そうか。・・・とは言え本当はリーシャに出てもらう方が良いんだろうな」
私はもうジュリアスさまに魔導インクと扱い方を記したメモをリックさまに届けて貰うことにして、目一杯ハグしてもらって離れると後ろ髪引かれつつジュリアスさまがお仕事に戻るのを見送った。
その後も栄養剤と魔導インクを量産して魔力探知の魔道具の作り方を試行錯誤していた。
庭が騒がしいなって思ったらアーロンお兄様とシェザール伯父様が騎士さんにワイバーンで連れられてお薬をたくさん持参してくれた。真っ青で膝ガクガクしてたよ。お気の毒に。
「やぁ、お手伝いに来たよ」
声が震えてたけど気が付かないふりをして歓迎の突撃を軽めにした。
「お兄様、伯父様、助かります。よく来てくださいました」
お二人とも衣装にかすかに薬草の香り。これでも風でだいぶ匂いが飛んだほうなののかな?
「しばらくこちらで調薬をお手伝いするよ」
王家からの要請で声が掛かって騎士さんが迎えに行って、用意できる薬をたくさん持って来てくれたとのこと。
薬師さんは錬金術は使わないので薬草を中心に鉱石から取れる成分などいろいろ組み合わせてくれる。ポーションを混ぜるレシピもあるので私が作った各ポーションと百目の栄養剤とで調薬をしてくれるそう。
妊婦さんに使える薬草も持って来てくれた。
セバスチャンにお願いして調剤調薬を出来るお部屋を用意してもらう。離れを使ってもらっても良いんだけど、移動がちょっと手間だからね。
グレーデンの薬師さんたちと協力してたくさん作ってくれて心強い。
しばらくはジュリアスさまたちも騎士さんたちも交代で休んでって言う膠着状態が続いた。
ルルゥは一日置きに出陣してるらしい。騎士団には席を置いてるけど緊急時しか出ないとか言いつつ割と自由だよ・・・。
リックさまたちが魔導インクでホーンの主要待機場や各所に魔法陣を書いて回って寒さを凌げる程度にはなって来ているらしいけど物流が転移陣だよりで滞っている。
私は数日置きに魔力の充填と魔力を込めた魔石を用意してホーン側の魔導陣の分にと渡してる。
何度か失敗して魔力探知と保温効果のあるフェイスガードを作った。
素材の都合で数が作れなかったので斥候さんの分って感じだ。
そんな中、ホーンから来た妊婦さんたちが産んだ子が五人になった。
未熟児で生まれた子もいるけれど医師たちの手厚い看護でなんとか無事だそう。良かった。
このままの状況でいるとあと八人はグレーデンで生まれるらしい。おめでたいけどお父さんがすぐ会いに来れないのは切ないね。
切羽詰まった出産で死者が出なかったことは奇跡だって思っていたら、どうやらポムたちが屋敷中を走り回っていたおかげだって後からアズライトに教えたれた。
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