ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

紫楼

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三章

704話

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 普通に豪華なドレスもいっぱい試着した。
 ニーナは一年くらいは公の場には出られないので普段着のちょっと良いものをお義母さまと私とで贈ることに。
 固辞されちゃうけど、お祝い事にケチな主人ではいられないのよってゴリ押し。

 マデリーさまも当面は外向きのお仕事はしないけど、領主夫人の格があるのでそれなりのお品をマダムと相談して贈る。

「お腹を締め付けない普段着って素敵ですけど細さを維持できなくなりそうで」
 そもそもご飯が食べられないくらい締めるのは誰が始めたのよ。殺す気か。

 ネットで世界一腰が細い女性って見たことあるけど、内臓がどっか行ってるよね。
 細腰が良いとか言っちゃう男は滅びろだ。
 肋骨と骨盤に負荷かけない程度に美しいラインであれば良いのにね。

 そもそもだね!腰がくびれてない私の前で言っちゃうのはダメなのよ!
 やっと寄せられるお肉が付いてきたところだからね!


 わちゃわちゃ話していたら、庭が賑やかになった。
 設営が済んで、お肉や材料が運ばれてきたようだ。

「あら、そろそろ旦那さまたちがお戻りかしらね。シフォンちゃんたちは獣の状態のお肉を見たら怖いでしょうからお茶でも飲んで待っていてちょうだいなぁ」
「あら平気ですわ。~解体もできますよ」
 
 なんですとー!!

「シフォンちゃんの思う数倍は大きいのよぉ」
「まぁ!グレーデンに越して来てからいっぱい食べてますのよ」
 数倍っていうか百倍の可能性もあるんだけど。

「そ・れ・に☆良い皮がありましたら交渉したいですのよ」
 商魂逞しかった!さすが女手一つ?で貴族のドレスショップを運営できる人だったよ。
「じゃみんなで見に行きましょうねぇ」
 お弟子さんたちもノリノリだ。
 グレーデンに仕事に来られるってだけで十分肝っ玉だった。

「ニーナは体調大丈夫そう?」
「はい!」
 大人しくしろ攻撃で辟易してたのかな?
 今朝はご飯も食べれてたし、様子を見つつだね。
 アランとジェイクにこっそりニーナにも気を遣って貰うように伝えた。


 みんなでお庭に出ると門向こうまでテーブルや焼き台、焚き火がたくさん並んでキッチン馬車も並んでる。
 今夜は規模大きめだー。

「おー、ただいまー」
「「お帰りなさいませ」」

 お祖父さまたちが戻って来た。
「ドラゴンは出なかったがカイザーサーペントは捕まえて来たぞ」
 おっと、また卵の心配があるかな。
 大っきい蒲焼食べてやるぞ。
 あー!ニーナに良いかも。うなぎ食べて元気になってもらおう。

「まあ素敵な鱗柄ですわ」
「なかなかに良いものであろう」
 マダムの感嘆の声にすぐさま売約になっちゃった。
「ついでにオレンジスパイダーやフォレストディアなんかもんな!今日のは油も良く乗っててうまそうだ」

 カニが来たです。たらふく食べたいのでルルゥに行って確保してもらおう。

「まぁ!滑らかに解体ができますのね」
 解体している騎士さんの胸板と腕に頬を染めてるのは妙齢の婦人たち、ほとんど既婚者なので恋の花が咲かない。咲かないんだ。

 でも女性相手で「きゃー」「すごい」「逞しい」だなんて言われてみんな照れてるよ。
 万が一無体なことをしたらドロップキック行くよ。


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眠いのでタイムアップです

寒いので暖かくしてお過ごしください。







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