藤堂正道と伊藤ほのかのおしゃべり

Keitetsu003

文字の大きさ
151 / 254

152:季節外れのジェットストリームアタック

しおりを挟む
「先輩! 先輩! 大変です!」
「なんだ、伊藤。ついにエロ本持ってきたのがバレて停学か?」
「いや~そうなんですよ~。抜き打ちの持ち物検査に引っかかりまして~風紀委員なのに見つかるなんてこは如何に」

「おい! マジか、てめえ!」
「ウソですよ! それに純文学と何度言えば……」
「……伊藤、風紀委員を敵に回したいんだな? 俺に喧嘩売ってるんだな? そうなんだな?」

「……今日は台風のお話です。先輩、知ってました? 現在、三つの台風が発生しているの」
「……誤魔化したな?」
「知ってましたか! 三つです! ジェットストリームアタックですよ、先輩!」
「……珍しいのは認める。十一月だしな」

「それに、なんと! 四つ目も発生するかもって」
「三つは日本本土に上陸しないが、沖縄に被害が出ている。常識で考えて四つ目が発生しても、気温の関係で日本には直撃しないだろうな。今年は早めの雪が降ったしな」
「まさにジェットストリームアタックの天敵、白い悪魔ゆきですね。台風は海面の温度があたたかい方に行きますからね。日本に来たとしても、今の海水の温度なら維持できず、温帯低気圧に変わるでしょうけど」

「今回は24号だから、今年は大体24から27くらいか」
「12月にも台風が発生した年がありますからね。多かったら、27もあるかも? 結局、今年の台風の数って多いんですかね?」
「ニュースで見たんだが、2018、2019年が29で、2014年から2023年で平均25.5だから、多いかもな。もしかすると、24で終わる可能性もあるから少ない可能性もある」

「毎年、猛暑日の最高記録って聞く気がしたんですけど、台風はそれに反映されないんですね」
「してるかもしれないが、最高記録を出すほどでもないってことだな」
「台風はこないかもしれませんけど、気温が下がってきてますし、皆さんも体調には注意してくださいね」

「おい、伊藤。さっきの話しなんだけどな……」
「あっ! あそこにツチノコが!」
「ど、どこだ! いや、騙されるか! って、いない……こ、こんな古典的な手に引っかかるなんて……アイツの逃げ足を褒めるべきか、自分のうかつさを嘆くべきか……」
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

私に姉など居ませんが?

山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」 「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」 「ありがとう」 私は婚約者スティーブと結婚破棄した。 書類にサインをし、慰謝料も請求した。 「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」

風紀委員 藤堂正道 -最愛の選択-

Keitetsu003
恋愛
 終わりが失恋だとしても、彼らは愛し続けるだろう。愚かなまでに……。  不良の楽園と呼ばれる町、青島で『不良狩り』と呼ばれる風紀委員がいた。  その名は、藤堂正道。  不良達の起こす理不尽な行動が許せなくて、今日も自分の信念に基づいて不良と真っ向からぶつかっていた。  そんな正道の前に、青島高等学校最大の問題児があらわれる。  予想もしなかった、予測すらできなかった問題児に、正道はどう立ち向かっていくのか。  *この物語は様々な恋愛がテーマとなっています。  第一部……ハーレム   第三部……同性愛  第四部……失恋  番外編……友情  第五部~……家族愛  『アルファポリス』様のサイトで番外編『藤堂正道のおしゃべり』を投稿しています。もし、よろしければ読んでみてください。  『カクヨム』様『ネオページ』様で投稿しています。 尚、『第七部 俺達の家族 -団結編-』の『兄さんなんて大嫌いです! 藤堂正道SIDE』はカクヨム様のみ投稿していますので、そちらもぜひ寄ってみてください。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

10秒で読めるちょっと怖い話。

絢郷水沙
ホラー
 ほんのりと不条理な『ギャグ』が香るホラーテイスト・ショートショートです。意味怖的要素も含んでおりますので、意味怖好きならぜひ読んでみてください。(毎日昼頃1話更新中!)

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

処理中です...