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十五章
十五話 エンゼルランプ -あなたを守りたい- その四
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△△△
「古見君」
「……ええっと、伊藤さんの友達の……」
「私、明日香。こっち、るりか。ウチら名前でいいし」
いつものように僕は樫の木の下でお昼ご飯を食べていると、二人の女の子が僕に話しかけてきた。確か、伊藤さんの友達だっけ。
二人が何の用だろう? もしかして、僕を怒りに来たのだろうか?
僕は二人に怒られるようなことをした。
獅子王先輩との失恋で、僕は伊藤さんに酷いことを言ってしまった。完全に八つ当たりだ。僕は伊藤さんを泣かせてしまったんだ。
あれから、伊藤さんとは会っていない。
伊藤さんは僕のこと、愛想尽きたのかな。しょうがないよね、僕と友達になったって楽しくないだろうし。
いつもこうだ。友達が出来たと思ったら、すぐにダメになる。この繰り返しだ。
伊藤さんに謝りたいんだけど、その勇気すら僕にはない。最低の人間だ。僕はこの二人にどんな文句を言われても、言い訳だけはしないと決めた。
でも、二人の言葉は僕の予想していたものとは全然違った。
「ごめんね、古見君。ほのほの、迷惑かけたでしょ?」
「えっ?」
「ほのか、暴走するところあるし、反省してるから許してほしいし」
意外だった。僕が謝られるなんて思ってもいなかった。
僕は唖然としてしまった。二人は怒っているどころか、笑ってる。初めての経験で何をどうしたらいいのかわからない。
「ねえ、古見君。番号交換しない?」
「な、なんでですか?」
「もし、ほのかがしつこいようなら連絡してほしいし。相談に乗るし」
僕は言われるがまま、携帯の番号を交換した。僕のアドレス帳に二人の名前と番号が追加された。
女の子の番号だけど、友達が増えたような気がして嬉しくなる反面、伊藤さんに申し訳ない気持ちになる。
伊藤さんは今頃、どうしているのだろう? この二人に尋ねてみようか? だけど、本当は二人とも怒っていたらどうしよう?
聞きたいのに聞けない。
「じゃあ、何かあったら連絡して」
「あ、あの!」
僕はつい二人を呼び止めてしまった。
やはり、伊藤さんのこと、気になってしまう。だから、勇気を出して小さな声で尋ねてみた。
「伊藤さんは……その……元気ですか?」
僕の事、怒っていますかって聞きたかったけど、怖くて言えなかった。
二人はこんな僕を、呆れたりせずにきちんと答えてくれた。
「それは本人に直接確認するし」
「友達と喧嘩したらやることは一つでしょ? ほのほのも悪かったって反省してたよ」
「やることは一つ?」
友達と喧嘩したらやること? 絶交かな? 主に僕がされる立場で。
「ごめんなさいだし」
ああっ……こんな簡単なことも分からなかったなんて、すごく情けない。恥ずかしくて顔が熱くなる。
そうだよね、伊藤さんに謝らないといけない。
でも、謝って許してくれるかな。悩んでいる僕に、二人は明るい声で励ましてくれた。
「大丈夫だよ。許してくれるって」
「難しく考えすぎだし。ほのかは単純だし」
二人は笑って教えてくれた。それがすごく嬉しい。
僕は決心した。伊藤さんに謝りにいこう。
放課後。
伊藤さんの教室を尋ねてみたけど、席を外していて会えなかった。伊藤さんがいないのなら、ここにいてもしょうがない。部活にいこう。
獅子王先輩……。
獅子王先輩と別れた後、僕は気まずくて話かけることが出来なくなっていた。腕相撲のときは、獅子王先輩に話しかけることができたのに……。
腕相撲で獅子王先輩が負けそうになったとき、応援せずにはいられなかった。
あのとき、ほんの少しだけでも獅子王先輩と関わることができて、嬉しかった。
そのとき、気づかされたんだ。僕はまだ獅子王先輩の事を……。
「古見君ですわね? ちょっとお時間よろしくて?」
めずらしい。いつもなら僕に話しかけてくる人なんて、まひろか獅子王先輩くらいなのに。
僕に声をかけてきたのは風紀委員の……。
「黒井と申します。隣にいるのが御堂先輩ですわ」
「おう」
そうだ。目の前にいる人のことを、僕はよく知っている。獅子王先輩に何度も食いついてきた人だ。黒井さんもそうだけど、御堂先輩は特に感じる。
強い人だ。堂々としていて、隙がない。それにこの人の強さは腕力だけでない。
綺麗で男気があって……獅子王先輩にどことなく似ているけど、違う人。
でも、御堂先輩と黒井さんは何の用で僕に話しかけてきたのだろう? 伊藤さんの事? それとも、獅子王先輩の事?
「僕に何か用でしょうか? それとも、獅子王先輩の事でしょうか?」
「古見に用があってきた。後輩が迷惑をかけたことに詫びをいれたくてな。すまなかったな」
えええっ? いきなり謝られた!
で、でも、なんのこと?
「伊藤さんの事ですわ。あの方はお調子者でずうずうしい方ですから、知らぬ間に迷惑をかけてしまったのでしょう?」
「いえ、そんなことありません! ちょっと喧嘩しただけです」
「喧嘩?」
しまった! つい言わなくてもいいことを。
違う。どうして、僕は逃げてばかりなんだ。僕は伊藤さんに八つ当たりをしてしまった。
そのことを謝りに来たはずなのに。それを誤魔化そうとしているだけだ。男らしくない。
自分を恥じていると、御堂先輩がぶっきらぼうに声をかけてくれた。
「そっか。なら早く謝っちまいな。それで問題ないだろ」
「そうしようって思ってますけど、なかなか伊藤さんに会えなくて」
「なら仕方ねえな。もし、会えないなら私が場を設けてやる。いつでも風紀委員室にこい」
この人、本当に男らしい。
もしかして、女装している?
「おい、何か失礼なこと考えなかったか?」
「いえ、そんなことないです」
触らぬ神に祟りなしだ。僕は速攻、首を振った。
「じゃあな」
「伊藤さんのことでお悩みなら相談してくださいまし」
相談……その言葉に、つい二人に声をかけてしまった。
「あ、あの……ちょっといいですか?」
僕の声に二人が立ち止まる。一人だと決心が鈍りそうで、誰かに助けを求めてしまう。自分の行動は間違っていないって言ってほしくて、意見を乞う。
情けないけど、それでも、獅子王先輩に似ているこの人に確認してみたいことがある。
「なんだ? 伊藤の事か? 安心しろ。きっちりシメてやるから」
「違います! なんで折檻なんですか!」
ボクシング部より体育会系だ!
風紀委員でなくて本当に良かった。
「でしたらなんですの?」
「その……同性愛ってどう思います?」
伊藤さんは同意してくれたけど、他の人はどう思っているのか。
クラスメイトや部員は獅子王先輩のことを怖がって直接文句を言ってこないけど、態度でわかる。
否定的だってこと。
伊藤さんの知り合いなら、肯定してくれるかもしれない。そんな気持ちが僕にあった。
特に獅子王先輩と似た雰囲気を持つ、御堂先輩に確認してみたかった。
「私は反対だ」
きっぱりと言われてしまった。そうだよね、反対だよね。
でも、何の迷いもなく言ってもらえて逆にすっきりした。
「そうですか。やっぱり気持ち悪いですか?」
「勘違いするなよ。気持ち悪いからじゃあねえよ。中途半端な覚悟で人に惚れるなってことだ」
御堂先輩の言葉が胸に突き刺さる。
中途半端な覚悟?
「お前、何か気にしていること、ずれてないか? そこなのか? お前の本当の悩みは?」
声が出てこない。御堂先輩に核心をつかれ、何も言えなくなる。
本当の悩み。それは……。
「まあいい。そこんとこしっかりと考えてみろ。一人で分からないなら伊藤に相談しろ。それでもダメなら、まあ、なんだ……私が話くらい聞いてやっから」
「……はい。ありがとうございます」
獅子王先輩と似たこの人に励ましてもらうと元気が出てくる。励まし方も似ている。
ぶっきらぼうで、それでも言葉に出してくれる、不器用な獅子王先輩にそっくりだ。
「ちなみに私はお姉さまの事、お慕いしてますわ。ねえ、お姉さま?」
「ひっ! 背中を触るな! 首に息をかけるな!」
「す、すごいですね。同性でも堂々と好きって言えるなんて」
黒井さんの態度に僕は引いてしまったけど、次の彼女の言葉に、思わず感心してしまった。
「別にすごくなんかありませんの。好きなった人の性別がたまたま女性だっただけですわ。人を好きになる気持ちは自分では止められませんもの。なら本心に従うだけのこと。当たり前の事ですの」
「古見君」
「……ええっと、伊藤さんの友達の……」
「私、明日香。こっち、るりか。ウチら名前でいいし」
いつものように僕は樫の木の下でお昼ご飯を食べていると、二人の女の子が僕に話しかけてきた。確か、伊藤さんの友達だっけ。
二人が何の用だろう? もしかして、僕を怒りに来たのだろうか?
僕は二人に怒られるようなことをした。
獅子王先輩との失恋で、僕は伊藤さんに酷いことを言ってしまった。完全に八つ当たりだ。僕は伊藤さんを泣かせてしまったんだ。
あれから、伊藤さんとは会っていない。
伊藤さんは僕のこと、愛想尽きたのかな。しょうがないよね、僕と友達になったって楽しくないだろうし。
いつもこうだ。友達が出来たと思ったら、すぐにダメになる。この繰り返しだ。
伊藤さんに謝りたいんだけど、その勇気すら僕にはない。最低の人間だ。僕はこの二人にどんな文句を言われても、言い訳だけはしないと決めた。
でも、二人の言葉は僕の予想していたものとは全然違った。
「ごめんね、古見君。ほのほの、迷惑かけたでしょ?」
「えっ?」
「ほのか、暴走するところあるし、反省してるから許してほしいし」
意外だった。僕が謝られるなんて思ってもいなかった。
僕は唖然としてしまった。二人は怒っているどころか、笑ってる。初めての経験で何をどうしたらいいのかわからない。
「ねえ、古見君。番号交換しない?」
「な、なんでですか?」
「もし、ほのかがしつこいようなら連絡してほしいし。相談に乗るし」
僕は言われるがまま、携帯の番号を交換した。僕のアドレス帳に二人の名前と番号が追加された。
女の子の番号だけど、友達が増えたような気がして嬉しくなる反面、伊藤さんに申し訳ない気持ちになる。
伊藤さんは今頃、どうしているのだろう? この二人に尋ねてみようか? だけど、本当は二人とも怒っていたらどうしよう?
聞きたいのに聞けない。
「じゃあ、何かあったら連絡して」
「あ、あの!」
僕はつい二人を呼び止めてしまった。
やはり、伊藤さんのこと、気になってしまう。だから、勇気を出して小さな声で尋ねてみた。
「伊藤さんは……その……元気ですか?」
僕の事、怒っていますかって聞きたかったけど、怖くて言えなかった。
二人はこんな僕を、呆れたりせずにきちんと答えてくれた。
「それは本人に直接確認するし」
「友達と喧嘩したらやることは一つでしょ? ほのほのも悪かったって反省してたよ」
「やることは一つ?」
友達と喧嘩したらやること? 絶交かな? 主に僕がされる立場で。
「ごめんなさいだし」
ああっ……こんな簡単なことも分からなかったなんて、すごく情けない。恥ずかしくて顔が熱くなる。
そうだよね、伊藤さんに謝らないといけない。
でも、謝って許してくれるかな。悩んでいる僕に、二人は明るい声で励ましてくれた。
「大丈夫だよ。許してくれるって」
「難しく考えすぎだし。ほのかは単純だし」
二人は笑って教えてくれた。それがすごく嬉しい。
僕は決心した。伊藤さんに謝りにいこう。
放課後。
伊藤さんの教室を尋ねてみたけど、席を外していて会えなかった。伊藤さんがいないのなら、ここにいてもしょうがない。部活にいこう。
獅子王先輩……。
獅子王先輩と別れた後、僕は気まずくて話かけることが出来なくなっていた。腕相撲のときは、獅子王先輩に話しかけることができたのに……。
腕相撲で獅子王先輩が負けそうになったとき、応援せずにはいられなかった。
あのとき、ほんの少しだけでも獅子王先輩と関わることができて、嬉しかった。
そのとき、気づかされたんだ。僕はまだ獅子王先輩の事を……。
「古見君ですわね? ちょっとお時間よろしくて?」
めずらしい。いつもなら僕に話しかけてくる人なんて、まひろか獅子王先輩くらいなのに。
僕に声をかけてきたのは風紀委員の……。
「黒井と申します。隣にいるのが御堂先輩ですわ」
「おう」
そうだ。目の前にいる人のことを、僕はよく知っている。獅子王先輩に何度も食いついてきた人だ。黒井さんもそうだけど、御堂先輩は特に感じる。
強い人だ。堂々としていて、隙がない。それにこの人の強さは腕力だけでない。
綺麗で男気があって……獅子王先輩にどことなく似ているけど、違う人。
でも、御堂先輩と黒井さんは何の用で僕に話しかけてきたのだろう? 伊藤さんの事? それとも、獅子王先輩の事?
「僕に何か用でしょうか? それとも、獅子王先輩の事でしょうか?」
「古見に用があってきた。後輩が迷惑をかけたことに詫びをいれたくてな。すまなかったな」
えええっ? いきなり謝られた!
で、でも、なんのこと?
「伊藤さんの事ですわ。あの方はお調子者でずうずうしい方ですから、知らぬ間に迷惑をかけてしまったのでしょう?」
「いえ、そんなことありません! ちょっと喧嘩しただけです」
「喧嘩?」
しまった! つい言わなくてもいいことを。
違う。どうして、僕は逃げてばかりなんだ。僕は伊藤さんに八つ当たりをしてしまった。
そのことを謝りに来たはずなのに。それを誤魔化そうとしているだけだ。男らしくない。
自分を恥じていると、御堂先輩がぶっきらぼうに声をかけてくれた。
「そっか。なら早く謝っちまいな。それで問題ないだろ」
「そうしようって思ってますけど、なかなか伊藤さんに会えなくて」
「なら仕方ねえな。もし、会えないなら私が場を設けてやる。いつでも風紀委員室にこい」
この人、本当に男らしい。
もしかして、女装している?
「おい、何か失礼なこと考えなかったか?」
「いえ、そんなことないです」
触らぬ神に祟りなしだ。僕は速攻、首を振った。
「じゃあな」
「伊藤さんのことでお悩みなら相談してくださいまし」
相談……その言葉に、つい二人に声をかけてしまった。
「あ、あの……ちょっといいですか?」
僕の声に二人が立ち止まる。一人だと決心が鈍りそうで、誰かに助けを求めてしまう。自分の行動は間違っていないって言ってほしくて、意見を乞う。
情けないけど、それでも、獅子王先輩に似ているこの人に確認してみたいことがある。
「なんだ? 伊藤の事か? 安心しろ。きっちりシメてやるから」
「違います! なんで折檻なんですか!」
ボクシング部より体育会系だ!
風紀委員でなくて本当に良かった。
「でしたらなんですの?」
「その……同性愛ってどう思います?」
伊藤さんは同意してくれたけど、他の人はどう思っているのか。
クラスメイトや部員は獅子王先輩のことを怖がって直接文句を言ってこないけど、態度でわかる。
否定的だってこと。
伊藤さんの知り合いなら、肯定してくれるかもしれない。そんな気持ちが僕にあった。
特に獅子王先輩と似た雰囲気を持つ、御堂先輩に確認してみたかった。
「私は反対だ」
きっぱりと言われてしまった。そうだよね、反対だよね。
でも、何の迷いもなく言ってもらえて逆にすっきりした。
「そうですか。やっぱり気持ち悪いですか?」
「勘違いするなよ。気持ち悪いからじゃあねえよ。中途半端な覚悟で人に惚れるなってことだ」
御堂先輩の言葉が胸に突き刺さる。
中途半端な覚悟?
「お前、何か気にしていること、ずれてないか? そこなのか? お前の本当の悩みは?」
声が出てこない。御堂先輩に核心をつかれ、何も言えなくなる。
本当の悩み。それは……。
「まあいい。そこんとこしっかりと考えてみろ。一人で分からないなら伊藤に相談しろ。それでもダメなら、まあ、なんだ……私が話くらい聞いてやっから」
「……はい。ありがとうございます」
獅子王先輩と似たこの人に励ましてもらうと元気が出てくる。励まし方も似ている。
ぶっきらぼうで、それでも言葉に出してくれる、不器用な獅子王先輩にそっくりだ。
「ちなみに私はお姉さまの事、お慕いしてますわ。ねえ、お姉さま?」
「ひっ! 背中を触るな! 首に息をかけるな!」
「す、すごいですね。同性でも堂々と好きって言えるなんて」
黒井さんの態度に僕は引いてしまったけど、次の彼女の言葉に、思わず感心してしまった。
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