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お肌をツルツルにされる
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「本日より着任いたしました」
「すいません、ちょうど担当のものがおられないのですが、確かに承りました」
浜薔薇出張所にネズミ交換所担当の職員がつきました。
今後はアパートの裏の一軒家で交換になります。
猫がぞろぞろとネズミをくわえて並んでいるのを見たら、その奥にはもしかしたら、ご馳走餌の交換所があるのかもしれません。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「というわけで、出張所に交換所を用意して、担当者配属になったんで」
「わかりました」
「さすがにそちらまで蘆根くんに担当してもらうと、寝る暇とか無くなっちゃうし」
「俺は構いませんよ」
「私が構うんだよ、うずうずして、やりたくなっちゃうかもしれないけども、やらない」
「はい」
「復唱」
「やらない、わかりました」
KCJの中でも付き合いが長い職員は、蘆根の扱いがわかっているようだ。
「その空いた時間、新しいことを覚えて見てよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「それでは色々と見学して参りましたが、おそらく一番楽しみにしてくれている食堂の時間になりました」
「ひゃほー!」
「いえ!」
「さすがは男子高校生だな」
「くっくっくっ、うちの食堂を甘く見ないでくださいよ!」
「というか、KCJの敷地内にスーパーとかあるんですね」
「大学ぐらい広いな」
「それぐらいは敷地広いですよ」
かなり昔のこと、KCJの支部をこちらに作ることになった。
理由は整備部門がうるさいとクレームが入ったためである。
「町中でトンテンカンカンできないので、郊外へ」
この頃はまだ野原が広がっていた。
「駐車場と騒音をクリアしたら、他の支部と比べても、整備部門が広く、また職員の数が多くなりました」
「検問みたいなのがあるから、近くを通っても、中に入ったことはないっす」
そうなのである。
KCJの敷地は広い、KCJの建物はこの中のビジネスエリアにあり、後は他の企業やスーパーなどの商業エリア、医療機関がはいっているメディカルエリアなどがある。
「ガードマンがいるから中に入りにくいとは言われますけども、商業エリアとかはノーチェックで入れますよ」
「中に入ると、町っすね」
「KCJの職員の中でもこの敷地からでない人とかもいますから」
出なくても生きていけるし。
「だからこそ、食堂は自信を持っておすすめできるんだ」
「そうなんですか?」
「そうだ、これで食事があんまり美味しくなかったら、外に出て食事をするだろう?それがないということは…」
「旨いと」
「後は飽きさせない工夫があるんですよ、旬のものを入れたり、この辺じゃ食べれないものとか出したり、有名店とコラボしたメニューとか出したり」
「パフェが気になってます」
「150円だもんな」
「パフェですか、いいところに目をつけました!乳製品もすごいんですよ、道産の美味しいの使っているんで、アイスとか旨いんですよ」
「使っている果物もいいぞ」
「あれ、今の時期だと…」
「イチゴパフェはあるんじゃないか?チョコレートパフェは通年あるから、そうだな、ヌン茶もあるんだよな」
東司の口からヌン茶という言葉が出るが、アフタヌーンティーのことだよ。
「出張所に配属前とか、ギャラリーのカフェでよくしてましたね」
「あのギャラリーぐらいだぞ、食器込みであの値段でやってくれるの」
ポイントは各国の王室や貴族などの御用達や、オーナーが独断と偏見で選んでいる無名だが素敵な食器などからアフタヌーンティーの器を選ぶことができる。
「カタログをみるだけでな、決まらないんだ」
見るたびに食器が追加また、期間限定のもので。
「ちらしにはそのギャラリーのアフタヌーンティーのメニューも載っていますけども、これですか?」
永島がチラシの話をし、東司はチラシを改めて見ると、今月のアフタヌーンティー、歌姫の人生とあり、メニューがすべてその歌姫の持ち歌になっている。
「東司さん、行きたいのならば我慢しないで」
「時間はちゃんと取るから気にしないでいいさ」
(やっぱり行くんだ)
(あなたらしい)
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
グイングイン
大人も乗れるケットシー(スウィング)に蘆根は乗っている。
合流までの待ち時間、時間を潰すつもりで、つい乗ってしまったら、これがかなり無になれる。
蘆根さ働きものというか、働いているのが好きなので、こうしてやらなくてもいいよって言われるのが苦手なところがある。
ピタ
ケットシーが止まった、時間が来たようだが、追加で十円をちゃりんと入れる。
グイングイン
何をしようかなと、考えたりする。
支部にいた男性陣のシェービング、注文してくれたお客さんの分はやりきった。
「お肌がツルツルにされる!」
「浜薔薇支部をここに作ってよ」
「そうなると今の店閉めなきゃなりませんし、書類提出の時にでも頼んでいただければと思います」
「なかなか俺、そういう時の蘆根さんと会わないんだよな」
病院の予約入ってて、間に合うかと帰りに急ぐが。
「もう蘆根さん帰ったよ」
「くっ」
何回くっ!っていったかわからない。
じゃあ、浜薔薇までいけばいいと思うじゃん?この人はKCJに就職したわけは、肉親の暴力から逃げれると思ったから、何年も過ぎても、敷地内から出るのは少し怖かった。
色々な人物がKCJにはいる。
「すいません、ちょうど担当のものがおられないのですが、確かに承りました」
浜薔薇出張所にネズミ交換所担当の職員がつきました。
今後はアパートの裏の一軒家で交換になります。
猫がぞろぞろとネズミをくわえて並んでいるのを見たら、その奥にはもしかしたら、ご馳走餌の交換所があるのかもしれません。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「というわけで、出張所に交換所を用意して、担当者配属になったんで」
「わかりました」
「さすがにそちらまで蘆根くんに担当してもらうと、寝る暇とか無くなっちゃうし」
「俺は構いませんよ」
「私が構うんだよ、うずうずして、やりたくなっちゃうかもしれないけども、やらない」
「はい」
「復唱」
「やらない、わかりました」
KCJの中でも付き合いが長い職員は、蘆根の扱いがわかっているようだ。
「その空いた時間、新しいことを覚えて見てよ」
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「それでは色々と見学して参りましたが、おそらく一番楽しみにしてくれている食堂の時間になりました」
「ひゃほー!」
「いえ!」
「さすがは男子高校生だな」
「くっくっくっ、うちの食堂を甘く見ないでくださいよ!」
「というか、KCJの敷地内にスーパーとかあるんですね」
「大学ぐらい広いな」
「それぐらいは敷地広いですよ」
かなり昔のこと、KCJの支部をこちらに作ることになった。
理由は整備部門がうるさいとクレームが入ったためである。
「町中でトンテンカンカンできないので、郊外へ」
この頃はまだ野原が広がっていた。
「駐車場と騒音をクリアしたら、他の支部と比べても、整備部門が広く、また職員の数が多くなりました」
「検問みたいなのがあるから、近くを通っても、中に入ったことはないっす」
そうなのである。
KCJの敷地は広い、KCJの建物はこの中のビジネスエリアにあり、後は他の企業やスーパーなどの商業エリア、医療機関がはいっているメディカルエリアなどがある。
「ガードマンがいるから中に入りにくいとは言われますけども、商業エリアとかはノーチェックで入れますよ」
「中に入ると、町っすね」
「KCJの職員の中でもこの敷地からでない人とかもいますから」
出なくても生きていけるし。
「だからこそ、食堂は自信を持っておすすめできるんだ」
「そうなんですか?」
「そうだ、これで食事があんまり美味しくなかったら、外に出て食事をするだろう?それがないということは…」
「旨いと」
「後は飽きさせない工夫があるんですよ、旬のものを入れたり、この辺じゃ食べれないものとか出したり、有名店とコラボしたメニューとか出したり」
「パフェが気になってます」
「150円だもんな」
「パフェですか、いいところに目をつけました!乳製品もすごいんですよ、道産の美味しいの使っているんで、アイスとか旨いんですよ」
「使っている果物もいいぞ」
「あれ、今の時期だと…」
「イチゴパフェはあるんじゃないか?チョコレートパフェは通年あるから、そうだな、ヌン茶もあるんだよな」
東司の口からヌン茶という言葉が出るが、アフタヌーンティーのことだよ。
「出張所に配属前とか、ギャラリーのカフェでよくしてましたね」
「あのギャラリーぐらいだぞ、食器込みであの値段でやってくれるの」
ポイントは各国の王室や貴族などの御用達や、オーナーが独断と偏見で選んでいる無名だが素敵な食器などからアフタヌーンティーの器を選ぶことができる。
「カタログをみるだけでな、決まらないんだ」
見るたびに食器が追加また、期間限定のもので。
「ちらしにはそのギャラリーのアフタヌーンティーのメニューも載っていますけども、これですか?」
永島がチラシの話をし、東司はチラシを改めて見ると、今月のアフタヌーンティー、歌姫の人生とあり、メニューがすべてその歌姫の持ち歌になっている。
「東司さん、行きたいのならば我慢しないで」
「時間はちゃんと取るから気にしないでいいさ」
(やっぱり行くんだ)
(あなたらしい)
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
グイングイン
大人も乗れるケットシー(スウィング)に蘆根は乗っている。
合流までの待ち時間、時間を潰すつもりで、つい乗ってしまったら、これがかなり無になれる。
蘆根さ働きものというか、働いているのが好きなので、こうしてやらなくてもいいよって言われるのが苦手なところがある。
ピタ
ケットシーが止まった、時間が来たようだが、追加で十円をちゃりんと入れる。
グイングイン
何をしようかなと、考えたりする。
支部にいた男性陣のシェービング、注文してくれたお客さんの分はやりきった。
「お肌がツルツルにされる!」
「浜薔薇支部をここに作ってよ」
「そうなると今の店閉めなきゃなりませんし、書類提出の時にでも頼んでいただければと思います」
「なかなか俺、そういう時の蘆根さんと会わないんだよな」
病院の予約入ってて、間に合うかと帰りに急ぐが。
「もう蘆根さん帰ったよ」
「くっ」
何回くっ!っていったかわからない。
じゃあ、浜薔薇までいけばいいと思うじゃん?この人はKCJに就職したわけは、肉親の暴力から逃げれると思ったから、何年も過ぎても、敷地内から出るのは少し怖かった。
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