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恋愛事情に問題アリ?⑨
恋愛事情に問題アリ?⑨
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「じゃ、いくよ。」
「あのね。私は中身知ってんだから、さっさと開けなよ。」
「んも!緊張感ないなぁ。」
「緊張感て・・まだ爆弾かなにかだと思ってるし。つか、早く開けないと中身言うよ。」
「わぁ!!ダメダメ!それじゃ、楽しみが無くなっちゃうからダメ~~~~っ」
「だったらさっさと開けなよ!」
我慢と忍耐によりなんとかお昼休みまで、持ち越したプレゼントの開封。
安藤くんも居る教室での開封はやや恥かしさもあったため、
有紀ちゃんと昼食も兼ねて裏庭へとやってきたのである。
手の平にはポケットから取り出した包み箱、
今、ゆっくりと指で留めてあるシールなどが取り払っていく。
包装紙がすべて剥がれた。
中には白い箱。
その蓋を開ける。と
「え。」
そこに入っていたのは
シルバーのボールチェーンに小さなクロスが2つ、トップに付いてるネックレスだった。
「わあ//」
凪に貰ったネックレスとは対照的だけど、これもかっこ可愛い~~~~~//////
「どうよ、気に入った?」
どや顔を見せる有紀ちゃんに
「うん!すっごく////!!」
満面の笑みでそう答えた。
「・・良かった。」
「へ?」
有紀ちゃんは目の前。
でも、
今聞こえた声は後ろ・・から?
んんん???
その不可思議現象にバッと後ろを振り返る。
と!
「げ!!」
「げ?!だと?!」
「げ?かよ(笑)」
私に次いで声を上げたのは、安藤くんで
最後は有紀ちゃんの笑い声で〆られた。
つか?!
「いつから居たの??!!安藤くん!!」
見られるのが恥かしくてわざわざここまで来たってーのに////
「あー・・
後つけてきたからな俺。」
「~~~~//////」 イミな~~~~/////
「舞、そんなことより言うことあんでしょ!」
「え?あ//!そ、そうだった///!あ、あの、安藤くんどうもありがとう!」
「ん。」
ドキン・・ッ///
その時見せた安藤くんの笑顔が、あまりにも綺麗で・・色っぽくもあって///
ちょっとときめいてしまった///
・・ごめん。凪
心ん中で謝る。
「・・付け・・ねぇの?」
「え?」
その安藤くんの言葉に一瞬焦った。
だって・・
今、
この胸元には・・
凪から貰ったネックレスをしてたから
「あ・・、と、もったいないから・・」
と、言葉を濁したにも関わらず、
私の手からすばやくネックレスを奪い取った安藤くん
「わっ//」忍者かっ!!
「付けてやっから向こうむけよ。」
「えっ//あ、あの、だからホントにっ//そのっ・・ひゃっ//」
私の声なんか届いてないみたいで、さっさと後ろ髪をまとめ上げられた。
「/////」
けっこう強引なんだな///安藤くんて///
あ!でも、凪のネックレス見えちゃうかもだよっ//
「・・・」
「ん??」
あ、アレ?いきなり動き止まったぞ?
「・・これ。」
「え?」
「既に、先約済みってワケ?」
「あ・・っ」
その言葉の意味は・・
や、やっぱ見えちゃった・・って事だよね。
襟元を少し覗けばチェーンくらい・・見えちゃうもんね。
はぁ・・
なんかバツ悪いな・・
「彼氏いんの?」
「っ///?!」
「え?どれどれ?何のこと言ってんのさ、」
私たちの会話に疑問を抱いた有紀ちゃんが、すかざず私の胸元を見開いた。
「わ//」
「っ///!」
いきなり開かれた胸元に、私は驚き、安藤くんは顔を逸らした。
「なっ//なにすんのよ有紀ちゃんっ///!あ、安藤くんも居るってのに~~~っ//!」
「はあ?安藤なんて、女の胸なんて腐るほど見てるつーの!」
「え?」
「てめ!誤解招くよーな事言ってんじゃねぇ///!」
「なによ!本当のことでしょ、あんたに群がってくる女はいっぱ~い居るじゃん
より取り見取りでしょ!」
「-ぐっ!!」
「・・・」
あー・・だよね。そうだよね
なんてったって安藤くんイケメンだもんね。モテるもんね。
私の胸なんか見たって別にどーってことないか・・
「って!そういうイミじゃない!秩序の問題だぁ///!!」
「おおっ!珍しく舞の発言に知性を感じたよ!」
あ・・あのね。有紀ちゃん。
「まぁ、ソレは置いといて。」
置いておかれるんかい。
「舞の付けてるそのネックレスが気になってるんでしょ?」
「・・・」
「ソレ、彼氏とかからのもんじゃないから安心していいよ。安藤。」
「え?マジ?」
「うん。それ、凪さ・・あ、舞のお父さんからだから。ね、舞。」
「う・・ん」
ちっ。私にとっては彼氏以上、旦那未満だい!
「・・・」
「ん?安藤くん?」
「どうした?安藤?」
なぜか眉間にしわを寄せた表情で私を見てる安藤くん。
「もっと・・たち悪い悪ィじゃねぇか。」
ボソッとそんな事をつぶやいた。
え・・?
安藤くん??
「あ、安藤、気にしすぎだって!この親子は仲が良すぎるだけで、それ以上のことはなんもないんだから、」
有紀ちゃんが必死にフォロー入れてる
なんか・・そう思われる何かを有紀ちゃんから聞いたのかな?昨日、私のコトとか凪のこととか聞いてきたっていってたもんね。
はぁ・・っ。やっぱ、変だと思われてんのかな・・
「・・ソレ、証明できんの?」
「へ?」
「は?」
「親父とはなんもないってこと、証明できるくらいのコトしてくれんのって聞いてんの。」
「え?」
な、なに?なにをどうすればって・・
「・・別に私的には、誤解じゃなくホントに凪のこと愛してるんだからさ
誤解説く必要なんか無いんだけど?」
「世間体を第1に考えるんだよ!舞。いい?変な噂でもたったら困るのは凪さんなんだからね」
ヒソヒソと2人でそんなことを話してると、
「俺と付き合えよ、佐江島。」
「・・なんで凪が困るの? コソコソ・・」・・んっっ??!今・・なにか
「だから、それはぁ ヒソヒソ・・」・・てっっ??!言った??
「俺の女になれよ。
舞。」
「は?!」「あ?!」
有紀ちゃんと私の声が同時に出た!
それと一緒に安藤くんをガン見する私たち。
「そしたら、信用してやんよ、お前と親父のコト。」
へ・・
「へぇぇぇぇぇぇ~~~~~~っっ?????」
む、無理だからっ!私、そんなん絶対に無理だからっ!!
いきなりの告白にパ二くる私を隣に居た有紀ちゃんに羽交い絞めされ
そのまま、安藤くんから何mか離れた場所へ移動させられた。
一旦、しゃがみ込む私たち。
そこで、有紀ちゃんは
半泣き状態でいる私の頬を両手で包みこんだ。
「落ち着いて、舞。これはね、試練だと思いな、」
「し、試練??」
「付き合うなんていっても、ただ彼カノのフリしてればいいんだからさ。」
「そ、そんなんでいいの?」
「大丈夫大丈夫、安藤なんてすぐに違う女に興味持つから。」
「う//なんて最低な奴だ。」
「ぶっ、まぁ、そんなんだからかえっていいじゃん?」
「ああ・・まぁ。」
「これも凪さんの為だと思ってさ、快くOKしておいで♪」
「OKすれば、ホントに凪の為になるの?」
「なるなる!、だって、これをOKしなきゃ、安藤、ありもしないこといいふらすよ?」
「えっ??」
「あんたたち親子がHしてるとか、」
「えええっ///マジありえないんですけど~~~??」そうなりたい願望はありますが?//なにか?
「それは私ならわかるけどさ、全くの第3者にしてみれば、そういう情報は嘘だろうが本当だろうが関係ないわけ。ただ面白しろければいいんだから。」
「-ぅ!」
「ま、あんたは凪さんとそうなりたいだろうからいいケド、凪さんは社会人だよ?職場でそんな噂が流れでもしたら、仕事だって続けられなくなるでしょ、世間様からそれはそれは冷たい目で見られるんだよ?」
「ううっ!!」
そ、
「それは・・ヤダ。ダメ。凪がかわいそう。」
「でしょ!だから、ここは舞ががんばるっきゃないってワケよ!」
「だけど・・彼氏なんて・・凪に怒られそう」
「なに言ってんの!すべては凪さんを思ってのコトなんだから、許してくれるって!」
「そ、そうかなぁ・・ 安藤くんが彼氏っての、嫌だって言ってたんだよ?」
「誰が彼氏であっても親父ってーのは娘の彼氏は嫌なもんなの!安藤に限らずねっ!」
「そ、そういうもんなの?」
「そういうもんなの!、ほら、早く返事しないと!安藤、短気だから怒って行っちゃうよ?」
「え?あ!う、・・うん!、わかった!がんばる私!凪の為に!!」
「よし!それでこそ女だっ!」
「じゃ、行ってくる!安藤くんに返事してくる!」
「がんばっ!」
うん!大きく頷いた私は、力強い足取りで安藤くんの元に向かって行った。
そして
「わかりました。付き合います。」
そう答えた。
その日、
その瞬間から
私に人生初の彼氏ができた。
「あのね。私は中身知ってんだから、さっさと開けなよ。」
「んも!緊張感ないなぁ。」
「緊張感て・・まだ爆弾かなにかだと思ってるし。つか、早く開けないと中身言うよ。」
「わぁ!!ダメダメ!それじゃ、楽しみが無くなっちゃうからダメ~~~~っ」
「だったらさっさと開けなよ!」
我慢と忍耐によりなんとかお昼休みまで、持ち越したプレゼントの開封。
安藤くんも居る教室での開封はやや恥かしさもあったため、
有紀ちゃんと昼食も兼ねて裏庭へとやってきたのである。
手の平にはポケットから取り出した包み箱、
今、ゆっくりと指で留めてあるシールなどが取り払っていく。
包装紙がすべて剥がれた。
中には白い箱。
その蓋を開ける。と
「え。」
そこに入っていたのは
シルバーのボールチェーンに小さなクロスが2つ、トップに付いてるネックレスだった。
「わあ//」
凪に貰ったネックレスとは対照的だけど、これもかっこ可愛い~~~~~//////
「どうよ、気に入った?」
どや顔を見せる有紀ちゃんに
「うん!すっごく////!!」
満面の笑みでそう答えた。
「・・良かった。」
「へ?」
有紀ちゃんは目の前。
でも、
今聞こえた声は後ろ・・から?
んんん???
その不可思議現象にバッと後ろを振り返る。
と!
「げ!!」
「げ?!だと?!」
「げ?かよ(笑)」
私に次いで声を上げたのは、安藤くんで
最後は有紀ちゃんの笑い声で〆られた。
つか?!
「いつから居たの??!!安藤くん!!」
見られるのが恥かしくてわざわざここまで来たってーのに////
「あー・・
後つけてきたからな俺。」
「~~~~//////」 イミな~~~~/////
「舞、そんなことより言うことあんでしょ!」
「え?あ//!そ、そうだった///!あ、あの、安藤くんどうもありがとう!」
「ん。」
ドキン・・ッ///
その時見せた安藤くんの笑顔が、あまりにも綺麗で・・色っぽくもあって///
ちょっとときめいてしまった///
・・ごめん。凪
心ん中で謝る。
「・・付け・・ねぇの?」
「え?」
その安藤くんの言葉に一瞬焦った。
だって・・
今、
この胸元には・・
凪から貰ったネックレスをしてたから
「あ・・、と、もったいないから・・」
と、言葉を濁したにも関わらず、
私の手からすばやくネックレスを奪い取った安藤くん
「わっ//」忍者かっ!!
「付けてやっから向こうむけよ。」
「えっ//あ、あの、だからホントにっ//そのっ・・ひゃっ//」
私の声なんか届いてないみたいで、さっさと後ろ髪をまとめ上げられた。
「/////」
けっこう強引なんだな///安藤くんて///
あ!でも、凪のネックレス見えちゃうかもだよっ//
「・・・」
「ん??」
あ、アレ?いきなり動き止まったぞ?
「・・これ。」
「え?」
「既に、先約済みってワケ?」
「あ・・っ」
その言葉の意味は・・
や、やっぱ見えちゃった・・って事だよね。
襟元を少し覗けばチェーンくらい・・見えちゃうもんね。
はぁ・・
なんかバツ悪いな・・
「彼氏いんの?」
「っ///?!」
「え?どれどれ?何のこと言ってんのさ、」
私たちの会話に疑問を抱いた有紀ちゃんが、すかざず私の胸元を見開いた。
「わ//」
「っ///!」
いきなり開かれた胸元に、私は驚き、安藤くんは顔を逸らした。
「なっ//なにすんのよ有紀ちゃんっ///!あ、安藤くんも居るってのに~~~っ//!」
「はあ?安藤なんて、女の胸なんて腐るほど見てるつーの!」
「え?」
「てめ!誤解招くよーな事言ってんじゃねぇ///!」
「なによ!本当のことでしょ、あんたに群がってくる女はいっぱ~い居るじゃん
より取り見取りでしょ!」
「-ぐっ!!」
「・・・」
あー・・だよね。そうだよね
なんてったって安藤くんイケメンだもんね。モテるもんね。
私の胸なんか見たって別にどーってことないか・・
「って!そういうイミじゃない!秩序の問題だぁ///!!」
「おおっ!珍しく舞の発言に知性を感じたよ!」
あ・・あのね。有紀ちゃん。
「まぁ、ソレは置いといて。」
置いておかれるんかい。
「舞の付けてるそのネックレスが気になってるんでしょ?」
「・・・」
「ソレ、彼氏とかからのもんじゃないから安心していいよ。安藤。」
「え?マジ?」
「うん。それ、凪さ・・あ、舞のお父さんからだから。ね、舞。」
「う・・ん」
ちっ。私にとっては彼氏以上、旦那未満だい!
「・・・」
「ん?安藤くん?」
「どうした?安藤?」
なぜか眉間にしわを寄せた表情で私を見てる安藤くん。
「もっと・・たち悪い悪ィじゃねぇか。」
ボソッとそんな事をつぶやいた。
え・・?
安藤くん??
「あ、安藤、気にしすぎだって!この親子は仲が良すぎるだけで、それ以上のことはなんもないんだから、」
有紀ちゃんが必死にフォロー入れてる
なんか・・そう思われる何かを有紀ちゃんから聞いたのかな?昨日、私のコトとか凪のこととか聞いてきたっていってたもんね。
はぁ・・っ。やっぱ、変だと思われてんのかな・・
「・・ソレ、証明できんの?」
「へ?」
「は?」
「親父とはなんもないってこと、証明できるくらいのコトしてくれんのって聞いてんの。」
「え?」
な、なに?なにをどうすればって・・
「・・別に私的には、誤解じゃなくホントに凪のこと愛してるんだからさ
誤解説く必要なんか無いんだけど?」
「世間体を第1に考えるんだよ!舞。いい?変な噂でもたったら困るのは凪さんなんだからね」
ヒソヒソと2人でそんなことを話してると、
「俺と付き合えよ、佐江島。」
「・・なんで凪が困るの? コソコソ・・」・・んっっ??!今・・なにか
「だから、それはぁ ヒソヒソ・・」・・てっっ??!言った??
「俺の女になれよ。
舞。」
「は?!」「あ?!」
有紀ちゃんと私の声が同時に出た!
それと一緒に安藤くんをガン見する私たち。
「そしたら、信用してやんよ、お前と親父のコト。」
へ・・
「へぇぇぇぇぇぇ~~~~~~っっ?????」
む、無理だからっ!私、そんなん絶対に無理だからっ!!
いきなりの告白にパ二くる私を隣に居た有紀ちゃんに羽交い絞めされ
そのまま、安藤くんから何mか離れた場所へ移動させられた。
一旦、しゃがみ込む私たち。
そこで、有紀ちゃんは
半泣き状態でいる私の頬を両手で包みこんだ。
「落ち着いて、舞。これはね、試練だと思いな、」
「し、試練??」
「付き合うなんていっても、ただ彼カノのフリしてればいいんだからさ。」
「そ、そんなんでいいの?」
「大丈夫大丈夫、安藤なんてすぐに違う女に興味持つから。」
「う//なんて最低な奴だ。」
「ぶっ、まぁ、そんなんだからかえっていいじゃん?」
「ああ・・まぁ。」
「これも凪さんの為だと思ってさ、快くOKしておいで♪」
「OKすれば、ホントに凪の為になるの?」
「なるなる!、だって、これをOKしなきゃ、安藤、ありもしないこといいふらすよ?」
「えっ??」
「あんたたち親子がHしてるとか、」
「えええっ///マジありえないんですけど~~~??」そうなりたい願望はありますが?//なにか?
「それは私ならわかるけどさ、全くの第3者にしてみれば、そういう情報は嘘だろうが本当だろうが関係ないわけ。ただ面白しろければいいんだから。」
「-ぅ!」
「ま、あんたは凪さんとそうなりたいだろうからいいケド、凪さんは社会人だよ?職場でそんな噂が流れでもしたら、仕事だって続けられなくなるでしょ、世間様からそれはそれは冷たい目で見られるんだよ?」
「ううっ!!」
そ、
「それは・・ヤダ。ダメ。凪がかわいそう。」
「でしょ!だから、ここは舞ががんばるっきゃないってワケよ!」
「だけど・・彼氏なんて・・凪に怒られそう」
「なに言ってんの!すべては凪さんを思ってのコトなんだから、許してくれるって!」
「そ、そうかなぁ・・ 安藤くんが彼氏っての、嫌だって言ってたんだよ?」
「誰が彼氏であっても親父ってーのは娘の彼氏は嫌なもんなの!安藤に限らずねっ!」
「そ、そういうもんなの?」
「そういうもんなの!、ほら、早く返事しないと!安藤、短気だから怒って行っちゃうよ?」
「え?あ!う、・・うん!、わかった!がんばる私!凪の為に!!」
「よし!それでこそ女だっ!」
「じゃ、行ってくる!安藤くんに返事してくる!」
「がんばっ!」
うん!大きく頷いた私は、力強い足取りで安藤くんの元に向かって行った。
そして
「わかりました。付き合います。」
そう答えた。
その日、
その瞬間から
私に人生初の彼氏ができた。
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