END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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五期

第2話「決意」

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集「こ、ここは…?」

花がスキルを解き、元に戻る

花「ここは…しゅうの部屋?」

集「…やられた」

ダーチムがこちらに向かって何か使ったように見えたが、エスケープクリスタルだと気付いたのは今、だった。

花「しゅう!急いで戻らないと!」

そうだ、今頃ダーチムと皆が戦ってくれている。
僕達も早く戻らなくては…
僕は頷き、花の手を引き和創国へと走り出した。






チャム「卑怯だよ!団長達を消すなんて!」

ダーチム「これも戦略だー」

そして大鎌を持ち上げ

ダーチム「俺に2度同じ技は効かん、さぁ誰から消してこうかなー?」

一人一人に視線を合わせ、目標を決めている。

ダーチム「お前だー」

指差す方向にいたのは

クラダス「いいでしょう、来なさい」

ダーチム「そーだ、お前ら勘違いしてないか?」

タクト「なにをだ」

ダーチム「俺の体型からしてまさかスピード型とは思わないだろうが、そのまさかだー」

クラダス「…なに?」

ダーチム「だーかーら」

鎌を振り上げたかと思うとその場から一瞬にして消えた。

クラダス「なっ!!」

刹那「クラダス司令官!!」

クラダスは確認できなかった。できた者は周りにいた団員だけ、その巨体がクラダスの真後ろにいることを

ダーチム「殺りぃ…!」

クラダス「っく!!」

鎌をクラダスに向かって振り、直撃。
剣でガードしたが、反応が1秒、いやそれ以下、遅れたとしたら今頃クラダスの体は上半身下半身別々になっていただろう。
だが、そのまま鎌で押され銃弾のように家々を貫通していく、ガードはできたが重みが違う。

タクト「はぁぁぁっ!!」

チャム「えぇぇぇい!!」

ダーチム「次はお前らかー?」

ダーチムの肩にある角が突然増殖する。
角が二人を切り刻み、瀕死の状態にさせた。

刹那「大丈夫ですか!チャム殿、タクト殿!」

チャム「えぇ…ありがとう刹那ちゃん…」

タクト「すまない…」

刹那「ここで休んでいてください」

ダーチム「休む時間なんてやらんぞー」

すかさず攻撃をしかけてくる。

刹那「ゆくぞ、スキル発動、陣雷残火…」

ダーチム「んん?」

刹那「雷火の太刀!!!」

渾身の一撃、ダーチムに直撃した。

ダーチム「んぉぉ!!!!」

刹那「どうだ…!」

ダーチム「んははーきかんなー」

刹那「なに…!!」

ダーチム「散るがいいー」

鎌に手を当てると同時に、その鎌から炎が吹き出る。

刹那「……っ」
 
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