END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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五期

第8話「執行」

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Ω「もたつかせる王だ…これは万死にあたいする…シグマ」

シグマ「はっ」

Ω「現世回帰団本部へと向かえ」

シグマ「命令は」

Ω「潰せ、ダーチムのように甘くいくな、殺す気でやれ、もし海道集のスキルが使われなければ…」

シグマ「…」

Ω「ダーチムのように、抹殺対象。だな」

シグマ「了解いたしました」








会議室にて、今日はΩの部下の場所について考えている時のことだった。

集「僕が…心がけていること…」

ヴァーチェ「おい副団長」

花「なに?」

ヴァーチェ「ソルのやつどうした、ぶつぶつなんか言ってるが」

花「オリジナルスキルが使えなくて悩んでるみたい」

クラダス「そのことなんですが」

いきなりクラダスが割って入ってきた。

クラダス「副団長、あなたのオリジナルスキルはクリスタルウイルスを治癒する能力で間違ってませんよね?」

花「そうだと…思うよ?」

クラダス「では、そのウイルスは一体どこに?あのウイルスはプレイヤーに感染します、副団長はウイルスを除去しているわけでは無いと思うのです」

ヴァーチェ「なるほど…」

花「ごめん…わからないかな…」

クラダス「団長のスキル、副団長に手を伸ばした時胸元が輝いた、その光はミサイルを止めた時に体に入り込んだあの光なのではありませんか?」

花「……!!」

クラダス「そのようですね…なら団長のスキルは副団長と同じようにクリスタルウイルスを扱うスキル…なのでは…。クリスタルウイルスにはまだ謎の点が多いです、ので何か特殊な特性があるのではないかと」

花「………」

ヴァーチェ「クラダス、副団長理解してねぇぞ」

クラダス「…副団長?」

花「……ぁ…ん?あれ、何の話だっけ?」

ヴァーチェ、クラダス『寝てたのかよ…』

そして部屋のドアが開く。

ヘブンズ「よう」

花「ヘブンズさん!もう大丈夫なの?」

ヘブンズ「あぁ、安心しろ、完全に復活だ」

ヴァーチェ「はっ、もう無茶すんなよ」

ヘブンズ「わーってるわ」

クラダス「それでなんですが………!!!」

ものすごい地響きの音が突然鳴り響く。
それと同時に何かが本部のどこかに着弾する音が聞こえた。

タクト「敵です!!!」

ヘブンズ「退院早々戦闘か」

集「……」
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