2 / 112
一期
第5話「愛しき時」
しおりを挟む
そしてお風呂に入る、花が入ったお風呂…
という感情がどうしても浮かんでしまう
意識しなくても、どうしてもだ。
だが、だんだんと慣れてきた。
もう花と過ごしてかなり経つ、
この時間を、1秒でも長く過ごしたい
花を救えた奇跡、それが僕にとって一番、一番、誇れることだ
集「っはぁ~…」
昔のことを振り返るのも野暮だな…と思う
もうそろそろでよう
そして洗面所に行き、服を着用する
リビングに向かうと花がなにやら口に含んで咀嚼している姿が見えた
集「なに食べてるの?」
と、話しかける、するとビクッと花の体が動く、なぜか、夜食はこの家のルールで禁止されている。少しでも食事を抑えるように。
花「なんにも食べてないよ?」
集「ふむ、じゃあ、あーんして」
花「ぅんっ…!」
開けまいと口を紡ぐ花、全く…この子は…
集「だめだよ?食べちゃだめ」
花「むぅ…」
集「決めたでしょ?」
花が下を向いて反省をしているようだ
と言ってもこれで何回目のことやら…
花「しゅう」
集「ん?」
突然花が突進してきた。不意うちされて後ろにあるベットに倒れる
花「ごめんね…」
僕の上に乗る花、そして顔を肩に埋める
花の髪の毛がくすぐったい
花「許してくれる…?」
集「うん…」
僕も甘くなったものだ!いつもこのような終わり方で終わってしまう
だけど花の甘えにはどうしてもかなわない
いつも振り向かすのは花の方だ
花「このまま寝よう…」
集「そうだね」
花「おやすみ、しゅう」
集「おやすみ、花」
目を閉じた瞬間唇に柔らかいものが当たった
花「ふふ…」
無邪気な笑い声とともに、睡眠に入る
そして花がキスをした唇から、甘い味がした
この味は…
集「食べてたの、チョコレートだね」
花「うっ…」
という感情がどうしても浮かんでしまう
意識しなくても、どうしてもだ。
だが、だんだんと慣れてきた。
もう花と過ごしてかなり経つ、
この時間を、1秒でも長く過ごしたい
花を救えた奇跡、それが僕にとって一番、一番、誇れることだ
集「っはぁ~…」
昔のことを振り返るのも野暮だな…と思う
もうそろそろでよう
そして洗面所に行き、服を着用する
リビングに向かうと花がなにやら口に含んで咀嚼している姿が見えた
集「なに食べてるの?」
と、話しかける、するとビクッと花の体が動く、なぜか、夜食はこの家のルールで禁止されている。少しでも食事を抑えるように。
花「なんにも食べてないよ?」
集「ふむ、じゃあ、あーんして」
花「ぅんっ…!」
開けまいと口を紡ぐ花、全く…この子は…
集「だめだよ?食べちゃだめ」
花「むぅ…」
集「決めたでしょ?」
花が下を向いて反省をしているようだ
と言ってもこれで何回目のことやら…
花「しゅう」
集「ん?」
突然花が突進してきた。不意うちされて後ろにあるベットに倒れる
花「ごめんね…」
僕の上に乗る花、そして顔を肩に埋める
花の髪の毛がくすぐったい
花「許してくれる…?」
集「うん…」
僕も甘くなったものだ!いつもこのような終わり方で終わってしまう
だけど花の甘えにはどうしてもかなわない
いつも振り向かすのは花の方だ
花「このまま寝よう…」
集「そうだね」
花「おやすみ、しゅう」
集「おやすみ、花」
目を閉じた瞬間唇に柔らかいものが当たった
花「ふふ…」
無邪気な笑い声とともに、睡眠に入る
そして花がキスをした唇から、甘い味がした
この味は…
集「食べてたの、チョコレートだね」
花「うっ…」
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
さようなら、お別れしましょう
椿蛍
恋愛
「紹介しよう。新しい妻だ」――夫が『新しい妻』を連れてきた。
妻に新しいも古いもありますか?
愛人を通り越して、突然、夫が連れてきたのは『妻』!?
私に興味のない夫は、邪魔な私を遠ざけた。
――つまり、別居。
夫と父に命を握られた【契約】で縛られた政略結婚。
――あなたにお礼を言いますわ。
【契約】を無効にする方法を探し出し、夫と父から自由になってみせる!
※他サイトにも掲載しております。
※表紙はお借りしたものです。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる