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一期
第5話「愛しき時」
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そしてお風呂に入る、花が入ったお風呂…
という感情がどうしても浮かんでしまう
意識しなくても、どうしてもだ。
だが、だんだんと慣れてきた。
もう花と過ごしてかなり経つ、
この時間を、1秒でも長く過ごしたい
花を救えた奇跡、それが僕にとって一番、一番、誇れることだ
集「っはぁ~…」
昔のことを振り返るのも野暮だな…と思う
もうそろそろでよう
そして洗面所に行き、服を着用する
リビングに向かうと花がなにやら口に含んで咀嚼している姿が見えた
集「なに食べてるの?」
と、話しかける、するとビクッと花の体が動く、なぜか、夜食はこの家のルールで禁止されている。少しでも食事を抑えるように。
花「なんにも食べてないよ?」
集「ふむ、じゃあ、あーんして」
花「ぅんっ…!」
開けまいと口を紡ぐ花、全く…この子は…
集「だめだよ?食べちゃだめ」
花「むぅ…」
集「決めたでしょ?」
花が下を向いて反省をしているようだ
と言ってもこれで何回目のことやら…
花「しゅう」
集「ん?」
突然花が突進してきた。不意うちされて後ろにあるベットに倒れる
花「ごめんね…」
僕の上に乗る花、そして顔を肩に埋める
花の髪の毛がくすぐったい
花「許してくれる…?」
集「うん…」
僕も甘くなったものだ!いつもこのような終わり方で終わってしまう
だけど花の甘えにはどうしてもかなわない
いつも振り向かすのは花の方だ
花「このまま寝よう…」
集「そうだね」
花「おやすみ、しゅう」
集「おやすみ、花」
目を閉じた瞬間唇に柔らかいものが当たった
花「ふふ…」
無邪気な笑い声とともに、睡眠に入る
そして花がキスをした唇から、甘い味がした
この味は…
集「食べてたの、チョコレートだね」
花「うっ…」
という感情がどうしても浮かんでしまう
意識しなくても、どうしてもだ。
だが、だんだんと慣れてきた。
もう花と過ごしてかなり経つ、
この時間を、1秒でも長く過ごしたい
花を救えた奇跡、それが僕にとって一番、一番、誇れることだ
集「っはぁ~…」
昔のことを振り返るのも野暮だな…と思う
もうそろそろでよう
そして洗面所に行き、服を着用する
リビングに向かうと花がなにやら口に含んで咀嚼している姿が見えた
集「なに食べてるの?」
と、話しかける、するとビクッと花の体が動く、なぜか、夜食はこの家のルールで禁止されている。少しでも食事を抑えるように。
花「なんにも食べてないよ?」
集「ふむ、じゃあ、あーんして」
花「ぅんっ…!」
開けまいと口を紡ぐ花、全く…この子は…
集「だめだよ?食べちゃだめ」
花「むぅ…」
集「決めたでしょ?」
花が下を向いて反省をしているようだ
と言ってもこれで何回目のことやら…
花「しゅう」
集「ん?」
突然花が突進してきた。不意うちされて後ろにあるベットに倒れる
花「ごめんね…」
僕の上に乗る花、そして顔を肩に埋める
花の髪の毛がくすぐったい
花「許してくれる…?」
集「うん…」
僕も甘くなったものだ!いつもこのような終わり方で終わってしまう
だけど花の甘えにはどうしてもかなわない
いつも振り向かすのは花の方だ
花「このまま寝よう…」
集「そうだね」
花「おやすみ、しゅう」
集「おやすみ、花」
目を閉じた瞬間唇に柔らかいものが当たった
花「ふふ…」
無邪気な笑い声とともに、睡眠に入る
そして花がキスをした唇から、甘い味がした
この味は…
集「食べてたの、チョコレートだね」
花「うっ…」
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