5 / 112
一期
第8話「朝」
しおりを挟む
誰かが呼んでる…僕の上に乗っている…
花「しゅう、起きて?」
集「あぁ……ん?花」
花がもうパジャマを着替えて私服になっていた
集「まだ5時だよ…起きるのはやいって…」
花「このぐらいはやく起きなきゃ」
そう言い一生懸命僕の手を引いてくる
集「わかったよ、起きるって」
学校初日にて飛び跳ねながら喜ぶ花
みんなと会うのが久しぶりで嬉しいのだろう
だが花は自分のお腹から鳴る音とともにピタリと止まる。そしてゆっくり僕の方向をみて赤面する
集「朝ごはんにしよっか」
花「…うん」
というわけで言わずともわかる。花の要望、おにぎりをつくることに
花「今日はなにするんだろ」
集「初日だから集会とかじゃないかな」
おにぎりをほおばりながら言う
花「そっか」
集「みんなから、僕は、差別されそう…かな」
この発言をした瞬間、花は僕の目を睨むように見てきた
花「なんで?」
集「僕はあの世界で団長っていうみんなを指揮する役をしていた。これはもうみんなにバレている、みんなを戦わせていたってことは、言い換えると死なせていた。にならないかな…」
クリアするには強敵と戦う、もしかしたら死ぬかもしれない、その戦場に仲間達をひきつれて作戦通りに動かす、もし計算違いだったら何人ものプレイヤーが死んでいた
花「じゃあ、しゅうの指揮する団を嫌だって言う人がいた?」
集「……」
花「ほら、いないでしょ?いたら反乱になってるし、現になってないし、しゅうはただやるべきことをしただけ、それにしゅうの作戦で死んだプレイヤーなんて、一人もいない」
集「それは…」
花「だから大丈夫、自分を責めないで」
学校は楽しみだったけど、この気持ちがそれを邪魔をしていた。
集「…ありがとう」
やっと花は微笑んで、うなずいた
花「しゅう、起きて?」
集「あぁ……ん?花」
花がもうパジャマを着替えて私服になっていた
集「まだ5時だよ…起きるのはやいって…」
花「このぐらいはやく起きなきゃ」
そう言い一生懸命僕の手を引いてくる
集「わかったよ、起きるって」
学校初日にて飛び跳ねながら喜ぶ花
みんなと会うのが久しぶりで嬉しいのだろう
だが花は自分のお腹から鳴る音とともにピタリと止まる。そしてゆっくり僕の方向をみて赤面する
集「朝ごはんにしよっか」
花「…うん」
というわけで言わずともわかる。花の要望、おにぎりをつくることに
花「今日はなにするんだろ」
集「初日だから集会とかじゃないかな」
おにぎりをほおばりながら言う
花「そっか」
集「みんなから、僕は、差別されそう…かな」
この発言をした瞬間、花は僕の目を睨むように見てきた
花「なんで?」
集「僕はあの世界で団長っていうみんなを指揮する役をしていた。これはもうみんなにバレている、みんなを戦わせていたってことは、言い換えると死なせていた。にならないかな…」
クリアするには強敵と戦う、もしかしたら死ぬかもしれない、その戦場に仲間達をひきつれて作戦通りに動かす、もし計算違いだったら何人ものプレイヤーが死んでいた
花「じゃあ、しゅうの指揮する団を嫌だって言う人がいた?」
集「……」
花「ほら、いないでしょ?いたら反乱になってるし、現になってないし、しゅうはただやるべきことをしただけ、それにしゅうの作戦で死んだプレイヤーなんて、一人もいない」
集「それは…」
花「だから大丈夫、自分を責めないで」
学校は楽しみだったけど、この気持ちがそれを邪魔をしていた。
集「…ありがとう」
やっと花は微笑んで、うなずいた
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる