END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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一期

第13話「擦れ違い」

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ついにライブが始まった。生徒以外の地区の方々も見に来て歌を楽しんでいる
久しぶりに聞く花の歌を楽しみながらじっと花を見ていた。ライブが終わり花が駆け寄ってくる

花「どうだった?」

集「すごくよかったよ、着替えたら遊びに行こうか」

花「うん!」

2人で手をつないで歩いて行った。

集「遊ぶ前にご飯を食べよっか」

事前に作っておいた弁当をだし人気の少ないところで食べ始めた。するとこちらに歩いてくる音と2人の話し声が

「お腹へったー」

「しかしどこもいっぱいで待ち時間長いぞ」

どこかで聞いたことのあるような声が聞こえた

花「誰だろう」

花が立ち上がって見に行ってみると花の足が止まった。そしてその人たちの声も止まった。

花「あ…あ…」

ここからだと花は見えるが2人は見えない
そして花の瞼から涙が流れた

集「花、どうした?」

駆け寄って花が見ている方向を見てみると
そこには忘れもしない人たちが立っていた

花「チャム!!タクト!!」

チャム「花ちゃん!!」

タクト「なんであなたたちがここに…!」

集「チャム!?タクト!?なんで!?」

突然の出来事で声が裏返ってしまった

チャム「だめ、ここの世界では絢香よ」

タクト「龍太だ、よろしくな」

集「2人はなんでここに」

チャム「高校終わって龍太とふらついてたら文化祭やってるじゃない」

タクト「ということで腹が減ったので店を探していたら、ここにたどり着いたってわけです」

花「2人はこの近くの高校に?」

タクト「真横ですね」

花「真横!?」

集「こんなに近かったなんて…驚きだよ」

チャム「まぁまぁなんにせよ思い出を語ろうじゃないの」
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