END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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一期

第25話「画面」

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ヴァーチェ「ヘブンズに会えたか?」

集「まぁ…探すのが本当手間取ったけど」

食事を終え、廊下を歩いていると後ろからは薫先生…もといヴァーチェが話しかけてきた。

ヴァーチェ「なんかあいつ変わったよな…会った時とは別に…」

花「最初はしゅうのこと殺そうとしてきたひとだし…」

集「はは…チャムとタクトもね」

花「チャム好き…あの時とは全然違う」

集「だね、タクトといいコンビだよ」

ヴァーチェ「だな…」

と、静かな時の中で誰かの携帯音が聞こえた

ヴァーチェ「すまん俺だ」

携帯を取り出してヴァーチェが見る
すると目が固まったかと思うと
次は口がつり上がりにやける。

ヴァーチェ「ついにきたか…」

ヴァーチェは職員室の方に走って行った

集「ヴァーチェ!どこに!」

ヴァーチェ「お前らは今日はもう帰るだろう!?先帰ってテレビでもつけとけ!!」

花「なんだろう…」

そう、今日はもうこの後は帰りで帰るのがいつもより早い。とりあえずヴァーチェが言っていたテレビをつけろ、という言葉を忘れずに下校する










家に着くと早速テレビをつけた。すると見たこともないドラマが放送されていた。そしてチャンネルを変えても変えても、特に注目する放送はなかった。

集「なんにもないね」

花「ヴァーチェさんの好きな番組が始まるんじゃないのかな?」

集「あぁ、それはありそ…う」

突然テレビが黒くなる。そして浮かび上がってきたのは【END-GAME】忘れたくても忘れられない言葉が…テレビを見ながら棒立ちになる。
画面に1人、仮面を被った男が立つ。

??「やぁ諸君。仮想世界ゲーム、バーチャルゲーム開発者社長Ω【オメガ】です。ついに完成しました。バーチャルサバイバルゲーム、名前はEND-GAME。未知なる世界へと足を運んでみませんか?発売日は3日後、全世界へ運送完了。お値段は無料です。欲する方のみ、お取りください。体験版をされた方。世界はあの世界と全く同じです。それでは御機嫌よう」

そして元の画面に戻る。
体験版をされた方、それはきっと僕たちのことだ。
花が手を伸ばしてきた。手を握る形で

集「行こう。あの世界へ」

花「もう一度…!」

手を握りしめて決意しあった。









一期終了。
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