END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第6話「始まり」

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朝、この世界のすべての者にゲームが届けられた。END-GAMEという最悪のゲームが。
私達の家の玄関の目の前に置いてあった。
2つ、大きな箱が。
中を開けてみるとヘルメットのような物が入っている、説明を読んでみると、これを被り右にあるボタンを押すと仮想世界に飛ぶらしい。
なんとも簡単かつ単純。

集「これは……」

見たことのある文字【段階系スキル】
説明にも書いてあるが、その人特有の能力で1段階から5段階まで存在する。それはサポートとなり武器になったり、形態変化したり、防具になったり、色々ある。レベルを上げることによって段階が上がっていく、これは前回も同じ仕様だ。
けれど今回は新しい仕様がある。
【オリジナルスキル】これについては何も書かれていなかった。

花「なんだろうオリジナルスキルって」

集「ん~まぁ、スキルって書いてあるから段階系と同じじゃないかな」

花「そっか」

集「花、それじゃあ…」

花「うん…」

集「行こうか」

花「うん」

機器を頭に着用した。
そしてベッドに横になる、花と手を繋ぎながら。

花「少しの間、離れ離れだけど、本部の前集合だからね」

集「わかってるよ」

最後に花の頭を撫でる。そして二人同時にボタンを押した。

集、花「いってきます」












集「あれ…ここは」

来たところは真っ白な世界だった。何もない、宙に浮いているような。すると上から白い服を着て仮面をつけている女性が降りてきた。

「ようこそ、END-GAMEへ、まずはあなたのニックネームを入力してください」

すると目の前に入力画面が現れる
僕はそこに【ソル】と入力した。

「"ソル"で宜しいですか?」

僕は頷く

「了解しました。本ゲームの説明は必要ですか?」

集「いや、いいよ」

「了解しました。それではゲームクリアを目指して頑張ってください。現世回帰団団長、ソルさん」

集「っ…貴様!!」

足から自分が薄くなっていく、最後に見えたあの女性の表情は不気味な表情で微笑んでいた。
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