END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第20話「勝敗」

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セリウス「俺も団長になれたのは実力があってこそ」

そう言いポケットに両手を入れる。
僕は剣を抜き構える。

集『…くる!!』

ポケットから突然弾丸が飛んでくる、それを間一髪見切り紙一重でかわす。
そしてセリウスの本当の使い手がわかる。
それは銃だ。

セリウス「俺の二丁拳銃、名をフォトンバレッド」

集「……っ」

攻撃手段をさらけ出してやる…!
攻撃こそ、最強の防御だから。
地面を強く蹴りセリウスまで一直線に走る

集「はぁぁ!」

剣と銃が交わる。セリウスが片方の銃口を下に向けて打つ、すると跳ね返り僕の頸動脈に当たりそうになる。

集「やりますね…」

セリウス「まだまだ、これからだ。」










             その頃花は








花「ん~…」

隣に集がいたので、思い切り上から抱き付こうと、集がいた所に手をまわす。
そして大きく腕を広げ…

花「しゅうっ」

おっと空振り、何も抱きしめられません。
ベッドの上で1人、集を探す。










集「二丁拳銃…片手剣と相性悪いな…」

セリウス「いきますよ…」

銃を前に構えると、何かをチャージするかのように光が集まってくる。

セリウス「フォトン・バジェスト閃光の連弾

銃口から何発も光る弾が高速で飛んでくる。
それを片手剣一本で弾きかえす。
それは至難に近い

集「…………っ」

防げても攻撃ができない、疲れて弾が当たるのを待つだけだ。もう無理か…と思ったその瞬間。
段階系スキルの1段階の欄が黒い闇から解き放たれる。

集「……1段階スキル解放…死神の追砲」

僕の左腕に闇の光が集まってくると、それは左腕全てに纏わり、巨大な銃となった。
銃口は10センチはあるだろうか。

セリウス「1段階…だと…!」

集「はぁぁぁ!!!」

左腕はもはや銃と一体化している。その左腕をセリウスを目標に構える。
銃口に紫色の球体が現れる。それは段々と大きくなっていき…

集「黒炎弾!!!」

打つと闇の閃光が放たれセリウスの銃弾を全て弾きその閃光はセリウスを包む。

セリウス「ぁぁぁぁぁぁぁ……」

爆発音が聞こえる。それに反応した人が数人。

ヴァーチェ「お?」ヘブンズ「あ?」クラダス「なんです…?」チャム「うん?」「タクト「なんだ?」

そして

花「ん~…」

気づかない者、一名
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