END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

文字の大きさ
56 / 112
三期

第10話「始動」

しおりを挟む
さて時は少し経ち、僕の身体がフル回復になった時。

クラダス「さて、ボス討伐といきましょう。」

未だにオリジナルスキルの使い方がわからない、不安を少々抱いている。今回はボス討伐、前回は階層が上に行くにつれレベルが上がっていったが、ボスの塔は無く、所々にボスの城のようなものが設置してあり、そこに入るとボスとの対決になる。

ヴァーチェ「戦闘の感覚も戻ってきたとこだ、ウォーミングアップ的な感覚で行くか」

ヘブンズ「やっと戦闘っていう戦闘ができるな」

チャム「よぉし、頑張ろ」

タクト「ヘブンズ様、また荒く使うのはやめてくださいね」

ヘブンズ「わーってる、悪かったわ」

ソウライ「私は今回は留守番ということで」

シュリ「お願いします」

花「あれ?しゅうは?」

リル「ミィ?」











集「5段階スキル解放、炎拳…!!」

少し炎拳で思い当たることがあった。
外で少し練習することに。
目を閉じる、するとそこは暗闇が広がる。
そして目の前には階段が広がり、その先には大きな扉が5つある。

集「……ふっ…」

押しても開けられない、この重い扉。
だが一度だけ開きかけたことがある。
その時は前回のGM『ゲームマスター』戦の時、花を助ける時だ。
開きかけたその瞬間、その先にあったのは【力】だった。ただ、もう開きかけることもない。
今わかることは1つある、それは炎拳を超える炎拳、だということ。

花「しゅうー!」

集「花」

花「何してるの?」

集「ボス討伐に向けて、気合をね」

花「また無茶しないようにね?」

集「わかってるよ」

花「さ、クラダスさん達待ってるよ」

集「了解」

そしてクラダスさん達に合流した。

クラダス「団長、遅かったですね」

集「ごめん」

ヴァーチェ「やる気満々か」

集「ちょっとね」

クラダス「それでは、ボス討伐出発!!」

「おぉぉ!!!!」

今回目指すのは宵闇の森、その森の中心部に城があるという、そこで待ち受けるボスは混沌の使者カオスソルジャー闇属性の騎士、体長は約2メートル。スピードがあり、パワーもある。最初のボスとしてはちょうどいい。

花「うわぁ…」

宵闇の森に着く、そこだけまるで夜のような暗さだった。

集「暗いな…」

ヴァーチェ「へぇ、雰囲気でてるじゃねぇか」
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【完結短編】ある公爵令嬢の結婚前日

のま
ファンタジー
クラリスはもうすぐ結婚式を控えた公爵令嬢。 ある日から人生が変わっていったことを思い出しながら自宅での最後のお茶会を楽しむ。

処理中です...