END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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四期

第21話「和創国」

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刹那「あぁぁ!ダメだ!」

チャム「刹那ちゃん慎重だねぇ~」

刹那がどうしてもジェンガをやりたいというので ここまで持ってくるという…。

花「和創国ってあとどれぐらいで着くの?」

集「シュダル国よりは近いし、多分3時間ほどで着くと思う」

花「そっか、しゅう、ちょっとこっちきて」

腕を掴まれ花に引っ張られる。

集「あ、ちょっとちょっと!」

ヴァーチェ「流石、仲良いな」

クラダス「ですねぇ」

ヴァーチェ「お前は愛しのシュリがいるじゃねぇか」

クラダス「……」

ヴァーチェ「たまには会いに行ってやってもいいんじゃねぇの?」

クラダス「はい…確かにそうですね…」

ヴァーチェ「ま、これ終わったら行ってやれや」

クラダス「そうします」

するとタクトが2階から

タクト「皆さん!ヘブンズ様がいません!」

ヴァーチェ「あぁ、あいつなら先行ってるってよ」







ヘブンズ「っつなんだここは…!」

ヘブンズは1人和創国へと到着していた。
そこは燃え盛る大地だった。
家々に炎がつき、まるでそこにミサイルが落ちたかのような跡だった。
人々は逃げ惑い、そこらへんにこの村の住民が倒れていた。

ヘブンズ「ここが刹那の母国…か?」

そして炎の中から人影が見える。

「ぬははー誰だそこにいるのはー」

現れたのは重装備の大男だった。
肩には住民が担がれている、助けに来た奴じゃないらしいということは、その担がれている人を見ればわかった。
そして大男が家の壁を砕き、その石をこちらに投げつけてきた。

ヘブンズ「ちっ…よく気づきたな」

「どこの小蝿だーお前はー」

ヘブンズ「名をヘブンズ、貴様は?」

ダーチム「俺はダーチム、Ω様と同じこのゲームの開発者だー現世回帰団のヘブンズだなー?」

ヘブンズ「あぁ」

ダーチム「そうかー現世回帰団の奴らは殺せと命令されていてなー」

ヘブンズ「ほぅ…わかりやすくていいな」

ダーチム「んははー俺の鉄槌を受けるがいい」

ヘブンズは気づいていた。これは経験がモノを言うが、こいつは只者ではない、と。
今までの奴らとは比較にならないぐらいに。
ヘブンズは剣を抜き、ダーチムに突っ込んでいった。

ヘブンズ「おぁぁぁ!!!!」

ダーチム「ふんん!!」
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