END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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四期

第22話「炎渦」

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集「ヘブンズさん…いつも早すぎなんだよなぁ…」

クラダス「まぁいいでしょう…いつものことですし」

花「そういえばしゅう、前私から見た光って?」

クラダス『……光?』

集「結局のところ、わかんないや」

花「私…光出すスキルなんてあったかな…」

集「いや…ないと思うよ…」

クラダス「団長。」

集「はい?」

クラダス『前に情報が入ってきたことがある、各地で極々数名クリスタルウイルスを操る者がいるだとか…その1人が副団長、まさか団長も…』

集「クラダスさん?」

クラダス「あぁ、すいません。副団長にその時した行動をしてみてくださいませんか?」

言われた通りにしてみる。

集「肩を…こう…」

花の肩に手を置く。

花「?」

クラダス「何も起きないですか…」

集「うーん…やっぱり僕の見間違いかもしれません」

ヴァーチェ「おいおい年か?大丈夫か?」

集「大袈裟な…」

チャム「ヘブンズ様そのまま戻ってこないかな?」

タクト「そういえば遅いですね…」

花「…何か落ちてくる音がしない?」

ヴァーチェ「あ?あぁ、確かに」

『ズドン』

すると不意に屋根に何かが落ちてくる音がした。

クラダス「噂をすれば、ですね」

そして屋根の上を見てみる。

ヘブンズ「………よう」

チャム、タクト「ヘブンズ様!!」

集「な、どうしたのその火傷!!」

ヘブンズの右腕は火傷でもう使えないほど焼けていた。

ヘブンズ「あぁ、中々強いぞ、ダーチムってやつ」

ヴァーチェ「あ!?お前戦ったのか!って強いぞってことはお前」

ヘブンズ「負けたわ、そのダーチムに吹っ飛ばされてきたってわけだ。」

ヴァーチェ「お前ほどのやつが負ける…だと?」

ヘブンズ「あーいや、手の内は見せてねぇよ、段階系スキルも使わない状態で、だ。」

「あぁ」

とみんな納得した。
だが、ヘブンズは段階系スキルを使わずとも戦闘能力はずば抜けている。

集「とりあえず回復しないと」

ヘブンズ「あー頼むわ、もう痛みが感じられねぇ」
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