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二期
第6話「会議」
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いま私たちは団長と副団長を決める会議をしている、これは各部隊の隊長があつまって決める大事な会議だ
クラダス「ーーーにより、次の団長もソルということでよろしいですか?」
ヴァーチェ「異議なし」
「同じく」
「賛成だ」
どうやら次の団長も私のようだ
別に構わないのだが、できるだけ団長をやりたかった、ほかの人が団長になったら、またいつヘブンズが襲ってくるかわからないからだ
クラダス「ではソルさんお願いしていただいてもいいですか?」
集「えぇ、構いません」
クラダス「では、次の副団長ですが…」
集「ちょっといいかな」
クラダス「はい、なんでしょう」
集「もう一つ役割を増やしたいんだ」
ヴァーチェ「というのは?」
集「司令官です、いつも作戦は副団長の仕事だったのですが、それは司令官にやってもらおうかと思いまして」
クラダス「ほぉ…悪くない案ですね」
集「その司令官にクラダスさん、あなたをいれたい」
クラダス「私ですか?」
集「あなたは副団長としてとてもいい作戦を思いついてくれていた、だからそれを司令官として次は扱ってほしいんです」
クラダス「承知しました、司令官は私が引き受けましょう」
集「そして副団長なんだけど、推薦したい人がいるんだ」
クラダス「誰でしょうか」
集「花です」
ヴァーチェ「………それってお前の!ぐっ」
静かに、という気持ちを持ちつつヴァーチェの足を笑いながら踏んだ
集「ダメですかね」
「いや、なにも問題はないが、みんなが賛成なら別に構わない」
「花ってあのレイピア使いのやつだろ?かなりの実力でいいんじゃないか?」
花はいま戦女神の花なんて名がついていた
ちなみに私は魔王の使い手ソルなんて名がついている
クラダス「では花さんが副団長でよろしいですか?」
みんなはうなずいてくれた、花は副団長となった
集「花、副団長に任命しといたよ」
花「いいのかな…私が副団長で…」
やっぱりいきなり副団長になってほしいなんてプレッシャーがある
集「大丈夫だよ、副団長の仕事はなくなったんだ、新しくできた司令官が作戦をたてることになったんだよ」
花「じゃあお手伝いしないとね」
集「その前に、明日レベル上げに行こうか、そして花の1段階スキルを使わせてほしい」
使うことができなかった花の1段階スキル、
それは花に対してかなりショックが大きかった
そしていまやっと使ってくれるという言葉を聞けて目に涙を溜め、笑いながらこう言う
花「…はい!」
クラダス「ーーーにより、次の団長もソルということでよろしいですか?」
ヴァーチェ「異議なし」
「同じく」
「賛成だ」
どうやら次の団長も私のようだ
別に構わないのだが、できるだけ団長をやりたかった、ほかの人が団長になったら、またいつヘブンズが襲ってくるかわからないからだ
クラダス「ではソルさんお願いしていただいてもいいですか?」
集「えぇ、構いません」
クラダス「では、次の副団長ですが…」
集「ちょっといいかな」
クラダス「はい、なんでしょう」
集「もう一つ役割を増やしたいんだ」
ヴァーチェ「というのは?」
集「司令官です、いつも作戦は副団長の仕事だったのですが、それは司令官にやってもらおうかと思いまして」
クラダス「ほぉ…悪くない案ですね」
集「その司令官にクラダスさん、あなたをいれたい」
クラダス「私ですか?」
集「あなたは副団長としてとてもいい作戦を思いついてくれていた、だからそれを司令官として次は扱ってほしいんです」
クラダス「承知しました、司令官は私が引き受けましょう」
集「そして副団長なんだけど、推薦したい人がいるんだ」
クラダス「誰でしょうか」
集「花です」
ヴァーチェ「………それってお前の!ぐっ」
静かに、という気持ちを持ちつつヴァーチェの足を笑いながら踏んだ
集「ダメですかね」
「いや、なにも問題はないが、みんなが賛成なら別に構わない」
「花ってあのレイピア使いのやつだろ?かなりの実力でいいんじゃないか?」
花はいま戦女神の花なんて名がついていた
ちなみに私は魔王の使い手ソルなんて名がついている
クラダス「では花さんが副団長でよろしいですか?」
みんなはうなずいてくれた、花は副団長となった
集「花、副団長に任命しといたよ」
花「いいのかな…私が副団長で…」
やっぱりいきなり副団長になってほしいなんてプレッシャーがある
集「大丈夫だよ、副団長の仕事はなくなったんだ、新しくできた司令官が作戦をたてることになったんだよ」
花「じゃあお手伝いしないとね」
集「その前に、明日レベル上げに行こうか、そして花の1段階スキルを使わせてほしい」
使うことができなかった花の1段階スキル、
それは花に対してかなりショックが大きかった
そしていまやっと使ってくれるという言葉を聞けて目に涙を溜め、笑いながらこう言う
花「…はい!」
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