END-GAME

孤高

文字の大きさ
32 / 125
二期

第21話「魔法」

しおりを挟む
タクト「お前は氷以外の属性も使えたなぁ!」

クラダス「えぇまぁ。」

タクト「あのときは俺がお前をなめていたから負けたんだ。油断しなければ負けなかった」

タクトが剣を取り出した

タクト「じゃあ剣撃はどうかな!!」

クラダス「アイスブレード!!」

クラダスは剣撃だって得意だ、
元世回帰団に入った頃は特攻隊長と呼ばれていたほどだ
タクトも同様剣術は得意である

タクト「剣撃は互角…か」

クラダス「ですね」

タクト「お前とは敵同士じゃなければ、いい仲だっただろうな…」

クラダス「奇遇ですね、私も同意見です」

タクト「だが、そうにはいかんのだ、死んでもらうぞクラダス」

クラダス「やってみてください」

タクト「余裕だな…3段階スキル解放……ダークフォース」

タクトの周りに三角形の結晶が4つ現れた

クラダス「1段階スキル解放…魔王契約」

タクト「所詮1段階だ、3段階の俺には勝てねぇよ」

確かにそうだ1段階と3段階ではレベルが違う

タクト「お前その実力だと3段階まで開けるだろ」

クラダス「さぁ。どうですかね」

タクト「その余裕…いつまで続くかな…グラビティワールド!!!」

クラダス「ぐっ…」

体が重い…動けそうもない、重力魔法か

タクト「はっ、無様だなクラダス、一歩も動けまい

クラダス「ブ…」

タクト「あ?」

クラダス「ブリザードアクセル!!!」

吹雪がクラダスを包み、風で後ろに飛んだ
そして重力圏内から脱出したところ
タクトの周りにあった三角形の結晶が3つに減っていた

クラダス「ダイヤモンドグラディウス!」

タクト「エターナルバリア」

真上から氷山の一角を落としたか、なんなく防御された、そして結晶が2つに減った

クラダス「あなたのスキル、その結晶は魔力のタンクみたいなものです、あなたは高ランクの魔法を二回連続で使用した、だがそれはいくらあなたでも魔力を少し回復しなければいけない、これによりあなたは残り二回、高ランクの魔法を使えるということです」

タクト「ご名答、わかったとしてどうする」

クラダス「3段階スキル解放…インフェルノデーモン!!!」

クラダスの3段階スキルは肉体変化、悪魔のような姿に変わっていった

タクト「お前を本気にさせて俺は嬉しいぜ」

クラダス「コウカイシナイヨウニキヲツケテクダサイ」

タクト「グラビティワールド!!!」

クラダスの周りに重力圏内が発生する
だがクラダスはもろともしない

タクト「からの…グランドインパクト!!!」

タクトの結晶2つ破壊され
クラダスの地面が爆発をおこす

タクト「はぁ…はぁ…終わった…な…」

だが煙の中から悪魔の影が見える

タクト「な…に、」

クラダス「ワタシノスキルハスベテノマリョクヲムコウニスルノウリョク、アナタノトクイナマホウハキキマセン」

タクト「……俺の負けだ、もう魔力切れ、勝てねぇよ…」

クラダスは元の姿に戻った

クラダス「いさぎよし、牢獄に送ります、あなたとはもっとゆっくり会話したかったです」

タクト「俺もだクラダス…」

タクトは本部の牢獄に転送された



しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~

いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。 地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。 「――もう、草とだけ暮らせればいい」 絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。 やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる―― 「あなたの薬に、国を救ってほしい」 導かれるように再び王都へと向かうレイナ。 医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。 薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える―― これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。 ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【完結短編】ある公爵令嬢の結婚前日

のま
ファンタジー
クラリスはもうすぐ結婚式を控えた公爵令嬢。 ある日から人生が変わっていったことを思い出しながら自宅での最後のお茶会を楽しむ。

【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました

いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。 子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。 「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」 冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。 しかし、マリエールには秘密があった。 ――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。 未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。 「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。 物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立! 数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。 さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。 一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて―― 「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」 これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、 ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー! ※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。

公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌

招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」 毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。 彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。 そして…。

【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活

シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!

処理中です...