END-GAME

四期

第8話「新進」

GM「あなたは元世回帰団に攻撃を仕掛けなさい、霧崎花さんには手を出してはいけませんよ」

？「はい。承知しました我が主よ」

？「ってかさーあんなやつらわたし一人でじゅうぶんっしょ」

GM「それは無理ですよ、霧崎花さんの騎士、海道集くんという実力No.1がいるんですから」

？「では、行ってまいります」

GM「まずは偵察ですよ……リ……」




あれからボス討伐を進めた、一週間に二回ペース、かなり疲れるが花のためならどんなことだってする、
そしてとある日、街中にある噂が響きわたり
街の住民の方が本部にきた

「すいません、団長と話がしたいです、通してもらえませんか？」

タクト「団長に用があるとは、よほど重要なことか」

「はい」

タクト「なら。いいでしょう、通します、チャム、団長の場所へ連れて行ってあげな」

チャム「はいはーい」

そして私たちの元へとあるプレイヤーが現れた

集「なにか御用ですか？」

「はい、赤い帽子の人からきいたんですけど、副団長の花さんはこの世界を終わらせる力を持っていると言ってたんですが、本当なのですか？」

集「赤い帽子の男…！？」

花「それってまさか…」

集「まずはその質問からですが、本当です、ですがそれは……」

その人に全てを教えてなんとか納得してもらえた

「こんな美しい人を乗っ取ろうとするなんて、僕、みんなに伝えてきます、団長、私たちも一緒にGMと戦わせてください！」

集「もちろんです！とても心強い、ありがとうございます！」

こうして花を守るという気持ちが街全体に広まり
団結力がとても上がった
そして赤い帽子の男、やはり牢獄から脱獄したらしい、リグルス、奴がGMと関わっているとなるとかなりやっかいそうだ

花「赤い帽子の男って…」

集「十中八九リグルスだね」

花「だよね…」

集「でも街のみんなの力が１つになったんだ、GMを倒す準備は完璧だね、あとは僕達が100階まで頑張ろう」

花「うん」

いまは88階、もうすぐたどり着ける奴のいる階層へ