END-GAME

孤高

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最終期

第8話「召喚」

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ドレス「きゃー!頑張るわねお二人さん!」

二階ではタクトとチャムがドレスと戦闘している
ドレスは部屋の奥にいて椅子に腰掛けている
タクトとチャムは地面に膝をついて苦戦していた

タクト「……まだやれるかチャム…」

チャム「余裕よ、大丈夫」

ドレスはすでに5段階スキル解放していてモンスターを召喚し続けていた
その数150体、無限に湧き続けるモンスターに対して、二人で戦うのは辛い、
何度も倒した敵が強くなって再生する

タクト「団長のために温存しとかなきゃいけないってのに…」

チャム「はやくいって団長の手伝いしてあげないと…花ちゃんも待ってるし…」

ドレス「諦めなさいな、無理よ」

モンスターが二人に向かって飛びかかってきた

タクト「鎌鼬!!!」

斬撃の風がモンスターを切り裂いていく

チャム「ヴァーチェがいてくれればなぁ…」

と、その瞬間部屋と扉を電撃が貫きモンスターに命中する

ヴァーチェ「よぉ苦戦してるようだが、ピンチだったか?」

チャム「え、ヴ…ヴ…ヴ…ヴァーチェ!!みんな!!と、クラダス」

そこにはヴァーチェとクラダスと元世回帰団の団員達が立っていた

クラダス「と、ってなんですか」

チャム「陰が薄いのよあんた、気づかなかったわ」

タクト「見る限りピンチだったな…ありがとうヴァーチェ」

ヴァーチェ「気にすんな、まぁサクッとあいつ倒そうぜ」

クラダスの背中にはリグルスが担がれていた

ドレス「リグルス…!!!やられたのか!バカバカバカ!」

タクト「よそ見して、いいのか?」

タクトはモンスターが復活する前にドレスの目の前に移動していた

ドレス「ちぃ!この餓鬼!!」

タクト「グラビティキャノン!!!」

その攻撃はドレスにヒットした

ドレス「きゃ!!………あら、なんともないわ、外しちゃったのね、可愛いじゃない」

タクト「どうかな」

ドレスがモンスターに指令を与えるために右腕を上げようとしたが、まるでくっついてるかのように上がらない

ドレス「な、なにをしたの!!!」

タクト「体重を10倍にしたのさ、あなたはもう動けないよ」

チャム「次は私の番よ」
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