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最終期
第26話「下準備」
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奏太「あれ?集は?」
魁斗「バルコニーにいる」
奏太「お、ちょっと俺行ってくるわ」
愛理「やめなさい、二人の時間なんだから」
奏太「…ん~しょうがないか」
鶫「偉い偉い」
宴会は夜まで続いた、気づけば10時になってヴァーチェはテーブルの上で豪快に寝ていた、
クラダスは隅でゆっくりお茶を飲んでいる
まだまだみんな賑わっていて、このペースだと明日まで続きそうだ
集「花、酔いは覚めた?」
花「うん…ちょっと頭痛いかな」
集「今日はもう寝ようか?クラダスさんに行ってくるよ」
花「うん、お願い…」
私はクラダスに先に寝ると告げて部屋に戻った
花はベットに横たわりうずくまっていた
集「水持ってこようか?」
花「大丈夫、ありがと」
集「そっか」
花「……しゅう」
集「なにかな?」
花「一緒に…寝ない?」
自然に二人で寝る時はあるが誘ってきたことは無かった、今の花なりのできること、精一杯がこの一言なのだろう
集「そ、それはちょっと」
花「お願い…」
赤面しながら目に少し涙を溜めながら花に言われたらもう…
集「わかった」
と言うしか選択肢が無かった
花の顔の方に背中を向けて寝てみた
本当は花の方を向いて寝たいが、
それは気まずいというか、なんというか
すると後ろから花がそっと抱きしめてきた
なんかとても久しぶりの気がする
暖かい、優しい、そしていい香りが私を包んだ
花「お疲れ様、団長」
私は花の方へ体を向けると同じように抱きしめた
集「大変だったね、副団長」
こうして二人は就寝に入った
朝になると…
クラダス「団長!副団長!9時ですよ!」
10時に塔に集合で帰還する予定だった
クラダス「寝てるんですか?開けますよ?
団長、副団長…おはよう…ございま…」
目の前に広がっていた光景は団長と副団長が抱きしめ合いながら寝ている光景だった、これにはクラダスも呆然とするしかなかった
ヴァーチェ「なにしてんだよクラダス」
クラダス「ヴァーチェ、これを」
ヴァーチェ「あー?起きろよ二人とも!!」
集「うわっ!!!」
と、私は起きた、目の前にはヴァーチェとクラダス、私は花と…………見られてしまった
集「花、起きて」
花「ん~………」
頼むから起きてくれ……
魁斗「バルコニーにいる」
奏太「お、ちょっと俺行ってくるわ」
愛理「やめなさい、二人の時間なんだから」
奏太「…ん~しょうがないか」
鶫「偉い偉い」
宴会は夜まで続いた、気づけば10時になってヴァーチェはテーブルの上で豪快に寝ていた、
クラダスは隅でゆっくりお茶を飲んでいる
まだまだみんな賑わっていて、このペースだと明日まで続きそうだ
集「花、酔いは覚めた?」
花「うん…ちょっと頭痛いかな」
集「今日はもう寝ようか?クラダスさんに行ってくるよ」
花「うん、お願い…」
私はクラダスに先に寝ると告げて部屋に戻った
花はベットに横たわりうずくまっていた
集「水持ってこようか?」
花「大丈夫、ありがと」
集「そっか」
花「……しゅう」
集「なにかな?」
花「一緒に…寝ない?」
自然に二人で寝る時はあるが誘ってきたことは無かった、今の花なりのできること、精一杯がこの一言なのだろう
集「そ、それはちょっと」
花「お願い…」
赤面しながら目に少し涙を溜めながら花に言われたらもう…
集「わかった」
と言うしか選択肢が無かった
花の顔の方に背中を向けて寝てみた
本当は花の方を向いて寝たいが、
それは気まずいというか、なんというか
すると後ろから花がそっと抱きしめてきた
なんかとても久しぶりの気がする
暖かい、優しい、そしていい香りが私を包んだ
花「お疲れ様、団長」
私は花の方へ体を向けると同じように抱きしめた
集「大変だったね、副団長」
こうして二人は就寝に入った
朝になると…
クラダス「団長!副団長!9時ですよ!」
10時に塔に集合で帰還する予定だった
クラダス「寝てるんですか?開けますよ?
団長、副団長…おはよう…ございま…」
目の前に広がっていた光景は団長と副団長が抱きしめ合いながら寝ている光景だった、これにはクラダスも呆然とするしかなかった
ヴァーチェ「なにしてんだよクラダス」
クラダス「ヴァーチェ、これを」
ヴァーチェ「あー?起きろよ二人とも!!」
集「うわっ!!!」
と、私は起きた、目の前にはヴァーチェとクラダス、私は花と…………見られてしまった
集「花、起きて」
花「ん~………」
頼むから起きてくれ……
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