END-GAME【日常生活編】

孤高

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王国編

海の女王vs天の女神-2

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ダイル「あれは…シュリか…副団長さんと手合わせかの?」

ソウライ「はい、シュリの力を確かめるため、副団長に手伝ってもらっているところです」

今シュリの水の龍の纏も剥がれ、花も体力を消耗して五分五分なところだ

シュリ「はぁ…はぁ…花さん…やっぱりすごい…」

花「…シュリちゃんも…ね…」

ソウライ「あの状態のシュリと互角に戦うなんて…」

ヴァーチェ「あれが俺らの副団長だからな」

ここで言ってしまうとシュリさんは2段階スキルを解放して花と五分五分というところ、花は段階スキルを発動していないので、実際のところやはり花のほうが一歩上というところだ

シュリ「父上…許してくださいね…だってこれしか…勝つ方法がないんだもの!!!3段階スキル解放!!我が身に纏えウルズ!!!」

シュリの服装はガラッと変わり肉体も人形のように変化している、両手に槍を二本持ち、先ほどとは倍近く違うほどの水、そして先ほど扱っていた龍が左右に2匹ずつ現れた

クラダス「ぐぉ…!」

集「クラダスさん大丈夫ですか!」

クラダス「バリアが破壊されそうですね…もう少し魔力を加えて強度を上げます」

ソウライ「もう止めたほうが」

ダイル「それはダメだな」

ヘブンズ「だってよ、あの二人の顔見てみろよ」

ソウライ「笑っている…」

ダイル「最後までやらせてあげよう、シュリには少ない経験の1つであろうからな…」

シュリは3段階に対して花は何もスキルを解放していない、これは…

シュリ「花さん避けてください!ウォーターバレッド!!!」

花にめがけて水の銃弾のようなものが飛んでいく、だが速さは花にとってはそれほどでもない、ひらりとかわすと

シュリ「クォーターハザード」

花は自分のいる地面に描かれた魔術刻印に気づかなかった。ウォーターバレッドはおとり、元からこれが狙いだったのだ

花「動…けない」

花が水にとらわれた、いや縛られているというのだろうか、

シュリ「さぁ花さん、上を向いてください」

花の真上に巨大な水の球体が浮いていた、あんなものを直に当たれば気絶じゃすまない

シュリ「デザートビシソワーズ!!!!」

花の元へ水の隕石が落下してくる

花「ょ…ぃ…ぅ」

かすかに花の口からなにか聞こえたが
何を言ったのか聞き取れず水の隕石をもろに当たった

シュリ「ふぅ…団長さん!これでいいですよね?」

集「よそ見しないほうがいいですよ、落下したところを見てみてください」

シュリ「えっ!」

落下したところには花の姿はなく、あたりを見回してみるとバリアの壁に剣を突き刺し、宙に立っていた、その姿はいつもの姿ではなく、白く神々しい、光り輝く羽が生えてレイピアも一回り長くなった、

花「4段階スキル解放、我が身に纏えヴァルキリー」

シュリ「4段階…!?」

花「私が戦闘に向いている解放は4段階しかないの」
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