END-GAME【日常生活編】

孤高

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合併編

深夜に

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集「っあぁ~久しぶりだなこのベッド」

と、シュダル国から本部に帰ってきて久しぶりの私の部屋だ。思い切りベッドに寝転んだ
不意に鎧を着ながら寝転んでしまったので
ベッドの上で脱いで蹴って下に落とす
だらしないが疲れているのでしょうがなかった
もう睡魔がまわってうたた寝にはいるところ
…………瞬間、コンコンとドアをノックする音が耳に響いた、正直でるのが面倒で嫌だったが、しょうがなくドアを開けた

集「はぁい……」

と、僕眠いんだよアピール全開で言った
そして目がぼやけて誰かは確認できない
突然手を引かれ私の部屋のベットに倒される
僕の上に誰かが乗った、そして僕の顔の横にうずくまり顔が確認できないが、誰かはもう見なくてもわかった

集「花、どうしたの?」

と、花が私の肩を軽く握る
何かしたっけかな、と悩んでいると

花「んん……」

集「ん?」

花「しゅう…」

集「なになに」

ただいまこの状況、私に花の胸があたっているのだが、精神が飛びそうな今、保つのが至難だ
花が僕の方に顔を向ける
僕も花の方へ顔を向けると、花の顔が赤く、そして涙目になっていた

花「チャムばかり…ずるい」

納得。言いたいことは理解できた

花「私…も……んん…」

花の手に力が入り足が絡んでくる
花は甘えたいのだ、今日のチャムの挑発が効いたようで、少し嫉妬をしてしまったらしい

集「はい、よしよし」

花の頭を上から下へ、撫で下ろす
嬉しそうに花は笑みを浮かべる

花「チャムばかりずるい…」

また横に顔をうずくめる
花が私の背中に手をかけてくる
私も手をかける

花「私はしゅうのことずっと好きだから…好きでいてね」

集「僕もだよ、ずっと好きでいる」

そういい唇を交わした
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