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復縁
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細い手首を掴んだ星児は、その白い花びらのような手のひら舐め、指を咥えた。
「……ひゃぅっ」
みちるの躰がフルッと震える。
「だめ……っ」
「なんだ、ここも感じちまうの?」
「ちが……っ、あ……っ!」
「馬鹿か、星児はっ!」
「あん……んんっ!」
ニヤリと笑う星児をみちるは軽く睨んだが、保に腰を強く掴まれ立て続けに押し寄せた悦楽に呑み込まれた。
みちるの腰にあった保の手はスルリと上へ伝い、躰を抱く。唇は星児が塞いだ。
二人の躯に挟まれる肌の心地良さにみちるは溺れる。
生きてる――。
密着する微かに汗ばむ肌からは鼓動が伝わり、躰は脈動を感じた。
「はぁ……っ、ぁあっ!」
右手は星児を、左手は保を取られる。
「ばか星児、乱入してきやがって……」
肩で息をする保が星児を睨む。星児は涼しい顔でハンと笑った。
「乱入じゃねーよ。お前が抜け駆けしたんだろが」
「……もう……どっちでもいいです……」
ベッドにうつ伏せに倒れ込むみちるは枕に顔を埋め肩を上下させていた。白い両肩に唇が寄せられる。
「ん……」
みちるはくすぐったそうに首を竦めた。
「もう……ダメです……」
二人の男はクスリと笑った。
「第二ラウンドはひと寝入りしたら……いっで!」
星児の頭部に間髪入れず保の鉄拳が飛んだ。
「ケダモノかっ!」
「んだよっ! テメだって同じ事考えてんだろがっ!」
「お前と一緒にすんじゃねぇっ!」
枕から顔を上げたみちるは困った表情で二人を見比べ、クスクス笑いながら身を起こすと、二人の男に抱き付いた。優しく交互にキスをする。
「みちる」
「第二ラウンドはありません」
ハハハと保が笑い、星児が肩を竦めた。
「疲れました……」
目を閉じたみちるの手から、力が抜ける。星児と保に支えられ、ゆっくりとその身体を横たえた。間もなく、静かな寝息が聞こえてきた。
「受け身は疲れるよな。第二ラウンドとかあり得ねぇ」
保が優しくその髪を撫でそっと額にキスをした。星児はベッドのサイドテーブルから取ったタバコをくわえながら言う。
「みちるは、そう遠くない将来、俺達の手を離れちまう。そんな気がしてならねーんだ。だから」
だから?
刻み込んでおきたい、か?
保はため息をつく。
みちるがこの手の中からいなくなる未来など、今は考えたくもない。
胸に走る痛みに顔をしかめた。
暫く沈黙が続き、星児はサイドテーブルから手にした灰皿でタバコを揉み消しながらボソリと言った。
「コイツは仕事に関してはぜってー泣き言、言わねぇけど、今んトコ(劇場)かなりキツイみてーだぞ」
頭の後ろで腕を組み、天井を見上げる保が、ああ、と言う。
「分かってるさ、そんな事。だから、みちるの公演延長の申し出断ったんだよ。みちるにもう少し辛抱してもらえば、次はサラさんがいるとこに決まってるからさ」
星児がハハハと笑う。
「サラんとこなら大丈夫だな」
保は、星児の鼻筋が通った彫りの深い横顔をチラリと見、思う。
姉貴が死んでから、やっと普通に笑えるようになった。が、まだ何処と無くぎこちなさが残るようにも見える。
「星児」
「ん?」
みちるの向こうで仰向けに横になった星児はサイドテーブルの明かりを落とした。暗闇に包まれた中で保は静かに言う。
「あんま、一人で抱え込むなよ。お前が潰れちまったら俺一人ではどうする事もできねーんだからさ」
星児がクククと笑った。
「情けねー事言うなって」
情けねー事。仕方ねーだろ、ホントの事だ。
「そのうち」
星児がポツリと声を発し、え? と保が聞き返した。
「そのうち、お前に話さなきゃいけない事があるんだ。今はまだ、ちょっと整理が出来てねーんだよ」
「ああ、分かった。待つよ」
保はそれだけ答え、目を閉じた――。
†††
「セイジ~~! チョットチョットチョット聞いてぇ――!」
事務所で電話を受けていた星児は、持っていた受話器を顔から二、三十センチ離し空いた方の手で軽く耳を塞いだ。通話口からはニューハーフスミ子姉の余りにも元気過ぎるハイテンションハスキーボイスが聞こえていた。
「ちょっとぉ! 聞いてるのぉ、セイジ~!?」
「聞いてる聞いてる……つーか耳塞いでても聞こえる」
「ヤダ~ん、耳塞いでるの~? ひど~い」
星児は苦笑いしながら再び携帯を耳に当てた。
これから保とローザに顔を出しに行く為に事務所を出るところだった。受話器を持ったまま少し思案する。傍にいた保に『申し訳ない』のジェスチャーをしてみせた。
保は〝あうんの呼吸〟で黙って頷き、傍にいた若い部下を従えて事務所を出ていった。星児は通話を続ける。
「どうしたんだよ、珍しくやけにテンションたけーな」
「テンション高くもなるわヨッ! 聞いてよぉ! 来たのよ! 店に! 今日!」
伝えたい事がまとまっておらず順番が支離滅裂だ。星児は失笑と共にデスクに浅く腰を掛け足を組む。ブラインドを閉めていなかった窓からは夜闇の中で眩しい光を放つ、眠らない街の明かりが見えた。
「誰が来たんだよ」
「エミーよ、エミー!」
星児は、ああ、と思う。
あのママはちゃんと俺の話、聞き入れてくれたんだな。まさか直で電撃訪問するとは思わなかったが。
星児は苦笑いした。
「良かったじゃねーか。ちゃんと話して和解出来たか?」
一息ついて、電話の向こうのスミ子の興奮が少し収まったのを感じ取った星児が静かに聞いた。スミ子は、ええ、と答える。
「長い長い空白の時間があるから、直ぐに元通りの関係に、はムリだけど、エミーが驚くくらい落ち着いた女性になっていて、涙が出ちゃったワ。焦らずに少しずつ隙間を埋めていくワ。それより何より、セイジにお礼を言わなくちゃ」
「礼?」
「そうよ。エミーとの間に橋を渡してくれたのはアナタでしょ。アナタ以外に考えられないもの」
それはどうかな、と星児が笑う。
「スミ姉が真摯に思い続けたから、気持ちが通じたんだろ」
スミ子のカラカラと笑い声と、ありがとう、という言葉が電話の向こうから星児の耳に届いた。星児は何も言わず、受話器を顔と肩の間に挟んで取り出した煙草をくわえた。
ライターで火を点け、煙をふぅっと吐き出すと、再び静かに話し出した。
「で、今は店が始まる時間じゃないのか? いいのか、俺なんかに電話して油売っててさ」
「ああ、お店は大丈夫ヨ~。今夜は若いコ達に任せちゃったワ。あんまりにも興奮しちゃって、お仕事どころじゃないモノ~、とは言っても店の裏にはちゃんといるけどね」
星児は、なるほどな、と答え煙草をくわえ直した。煙に目を細め、おもむろに話しを切り出した。
「あのさ、スミ姉、今少し話せるか?」
電話の向こうからは、いいワヨ~、という上機嫌な返事が返ってきた。
星児がスミ子に聞きたかった事とは、エミコママの娘であり、みちるの実母である〝姫花〟の事だ。御幸が星児に語らなかった真実に繋がる何かが、まだありそうだ、と踏んでいた。
「どうしてアナタが姫花の事を知りたいの? と聞きたいとこだケド、互いに余計な詮索されるのはキライなタチだものね、イイワ。他ならないセイジの頼みだものネ、教えてアゲル。どんな話を聞きたいの?」
そう言い、星児の問いに素直に答え始めた。
姫花が、どのような女性だったのかを。
「姫花はね、可哀想な子だったわ」
「可哀想?」
末路の事か? 星児は吸っていた煙草を灰皿に押し付け、揉み消した。
スミ子自身は、星児が以前店に来た時、エミコに興味を持っているらしい事を知ったが、ここに来て何故、姫花なのだろう、という疑念を抱いていた。
けれどそこは程よい距離感を持って上手く付き合いを続けて来た、持ちつ持たれつの関係だ。深く詮索し合わない事が長く関係を続ける秘訣である事を、星児もスミ子も心得ていた。
星児が何故姫花の事を知りたいのかは分からなかったが、知りたいのには、それなりの理由があるのだろう。
エミコとの仲を取り持ってくれた借しもあるし、他ならない星児の頼みだ。
スミ子は、じっくり腰を据えて話す決意をした。
「……ひゃぅっ」
みちるの躰がフルッと震える。
「だめ……っ」
「なんだ、ここも感じちまうの?」
「ちが……っ、あ……っ!」
「馬鹿か、星児はっ!」
「あん……んんっ!」
ニヤリと笑う星児をみちるは軽く睨んだが、保に腰を強く掴まれ立て続けに押し寄せた悦楽に呑み込まれた。
みちるの腰にあった保の手はスルリと上へ伝い、躰を抱く。唇は星児が塞いだ。
二人の躯に挟まれる肌の心地良さにみちるは溺れる。
生きてる――。
密着する微かに汗ばむ肌からは鼓動が伝わり、躰は脈動を感じた。
「はぁ……っ、ぁあっ!」
右手は星児を、左手は保を取られる。
「ばか星児、乱入してきやがって……」
肩で息をする保が星児を睨む。星児は涼しい顔でハンと笑った。
「乱入じゃねーよ。お前が抜け駆けしたんだろが」
「……もう……どっちでもいいです……」
ベッドにうつ伏せに倒れ込むみちるは枕に顔を埋め肩を上下させていた。白い両肩に唇が寄せられる。
「ん……」
みちるはくすぐったそうに首を竦めた。
「もう……ダメです……」
二人の男はクスリと笑った。
「第二ラウンドはひと寝入りしたら……いっで!」
星児の頭部に間髪入れず保の鉄拳が飛んだ。
「ケダモノかっ!」
「んだよっ! テメだって同じ事考えてんだろがっ!」
「お前と一緒にすんじゃねぇっ!」
枕から顔を上げたみちるは困った表情で二人を見比べ、クスクス笑いながら身を起こすと、二人の男に抱き付いた。優しく交互にキスをする。
「みちる」
「第二ラウンドはありません」
ハハハと保が笑い、星児が肩を竦めた。
「疲れました……」
目を閉じたみちるの手から、力が抜ける。星児と保に支えられ、ゆっくりとその身体を横たえた。間もなく、静かな寝息が聞こえてきた。
「受け身は疲れるよな。第二ラウンドとかあり得ねぇ」
保が優しくその髪を撫でそっと額にキスをした。星児はベッドのサイドテーブルから取ったタバコをくわえながら言う。
「みちるは、そう遠くない将来、俺達の手を離れちまう。そんな気がしてならねーんだ。だから」
だから?
刻み込んでおきたい、か?
保はため息をつく。
みちるがこの手の中からいなくなる未来など、今は考えたくもない。
胸に走る痛みに顔をしかめた。
暫く沈黙が続き、星児はサイドテーブルから手にした灰皿でタバコを揉み消しながらボソリと言った。
「コイツは仕事に関してはぜってー泣き言、言わねぇけど、今んトコ(劇場)かなりキツイみてーだぞ」
頭の後ろで腕を組み、天井を見上げる保が、ああ、と言う。
「分かってるさ、そんな事。だから、みちるの公演延長の申し出断ったんだよ。みちるにもう少し辛抱してもらえば、次はサラさんがいるとこに決まってるからさ」
星児がハハハと笑う。
「サラんとこなら大丈夫だな」
保は、星児の鼻筋が通った彫りの深い横顔をチラリと見、思う。
姉貴が死んでから、やっと普通に笑えるようになった。が、まだ何処と無くぎこちなさが残るようにも見える。
「星児」
「ん?」
みちるの向こうで仰向けに横になった星児はサイドテーブルの明かりを落とした。暗闇に包まれた中で保は静かに言う。
「あんま、一人で抱え込むなよ。お前が潰れちまったら俺一人ではどうする事もできねーんだからさ」
星児がクククと笑った。
「情けねー事言うなって」
情けねー事。仕方ねーだろ、ホントの事だ。
「そのうち」
星児がポツリと声を発し、え? と保が聞き返した。
「そのうち、お前に話さなきゃいけない事があるんだ。今はまだ、ちょっと整理が出来てねーんだよ」
「ああ、分かった。待つよ」
保はそれだけ答え、目を閉じた――。
†††
「セイジ~~! チョットチョットチョット聞いてぇ――!」
事務所で電話を受けていた星児は、持っていた受話器を顔から二、三十センチ離し空いた方の手で軽く耳を塞いだ。通話口からはニューハーフスミ子姉の余りにも元気過ぎるハイテンションハスキーボイスが聞こえていた。
「ちょっとぉ! 聞いてるのぉ、セイジ~!?」
「聞いてる聞いてる……つーか耳塞いでても聞こえる」
「ヤダ~ん、耳塞いでるの~? ひど~い」
星児は苦笑いしながら再び携帯を耳に当てた。
これから保とローザに顔を出しに行く為に事務所を出るところだった。受話器を持ったまま少し思案する。傍にいた保に『申し訳ない』のジェスチャーをしてみせた。
保は〝あうんの呼吸〟で黙って頷き、傍にいた若い部下を従えて事務所を出ていった。星児は通話を続ける。
「どうしたんだよ、珍しくやけにテンションたけーな」
「テンション高くもなるわヨッ! 聞いてよぉ! 来たのよ! 店に! 今日!」
伝えたい事がまとまっておらず順番が支離滅裂だ。星児は失笑と共にデスクに浅く腰を掛け足を組む。ブラインドを閉めていなかった窓からは夜闇の中で眩しい光を放つ、眠らない街の明かりが見えた。
「誰が来たんだよ」
「エミーよ、エミー!」
星児は、ああ、と思う。
あのママはちゃんと俺の話、聞き入れてくれたんだな。まさか直で電撃訪問するとは思わなかったが。
星児は苦笑いした。
「良かったじゃねーか。ちゃんと話して和解出来たか?」
一息ついて、電話の向こうのスミ子の興奮が少し収まったのを感じ取った星児が静かに聞いた。スミ子は、ええ、と答える。
「長い長い空白の時間があるから、直ぐに元通りの関係に、はムリだけど、エミーが驚くくらい落ち着いた女性になっていて、涙が出ちゃったワ。焦らずに少しずつ隙間を埋めていくワ。それより何より、セイジにお礼を言わなくちゃ」
「礼?」
「そうよ。エミーとの間に橋を渡してくれたのはアナタでしょ。アナタ以外に考えられないもの」
それはどうかな、と星児が笑う。
「スミ姉が真摯に思い続けたから、気持ちが通じたんだろ」
スミ子のカラカラと笑い声と、ありがとう、という言葉が電話の向こうから星児の耳に届いた。星児は何も言わず、受話器を顔と肩の間に挟んで取り出した煙草をくわえた。
ライターで火を点け、煙をふぅっと吐き出すと、再び静かに話し出した。
「で、今は店が始まる時間じゃないのか? いいのか、俺なんかに電話して油売っててさ」
「ああ、お店は大丈夫ヨ~。今夜は若いコ達に任せちゃったワ。あんまりにも興奮しちゃって、お仕事どころじゃないモノ~、とは言っても店の裏にはちゃんといるけどね」
星児は、なるほどな、と答え煙草をくわえ直した。煙に目を細め、おもむろに話しを切り出した。
「あのさ、スミ姉、今少し話せるか?」
電話の向こうからは、いいワヨ~、という上機嫌な返事が返ってきた。
星児がスミ子に聞きたかった事とは、エミコママの娘であり、みちるの実母である〝姫花〟の事だ。御幸が星児に語らなかった真実に繋がる何かが、まだありそうだ、と踏んでいた。
「どうしてアナタが姫花の事を知りたいの? と聞きたいとこだケド、互いに余計な詮索されるのはキライなタチだものね、イイワ。他ならないセイジの頼みだものネ、教えてアゲル。どんな話を聞きたいの?」
そう言い、星児の問いに素直に答え始めた。
姫花が、どのような女性だったのかを。
「姫花はね、可哀想な子だったわ」
「可哀想?」
末路の事か? 星児は吸っていた煙草を灰皿に押し付け、揉み消した。
スミ子自身は、星児が以前店に来た時、エミコに興味を持っているらしい事を知ったが、ここに来て何故、姫花なのだろう、という疑念を抱いていた。
けれどそこは程よい距離感を持って上手く付き合いを続けて来た、持ちつ持たれつの関係だ。深く詮索し合わない事が長く関係を続ける秘訣である事を、星児もスミ子も心得ていた。
星児が何故姫花の事を知りたいのかは分からなかったが、知りたいのには、それなりの理由があるのだろう。
エミコとの仲を取り持ってくれた借しもあるし、他ならない星児の頼みだ。
スミ子は、じっくり腰を据えて話す決意をした。
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