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今夜は、パパが出張で、ママは、お仕事少し遅くなるから、って朝言っていた。
明日は休日だよ~! と言う茉菜ちゃんと、学校帰りに渋谷で遊ぶ事に。
今日は、今日はね、ちゃんと朝、ママに許可取りました。
茉菜ちゃんと遊んで来ます。だから、少しだけ遅くなってもいいよね? って。
ママ、困ったお顔してたけど、ちゃんとこまめに連絡します、ってお約束しました。
『今夜は、ママがパニックになっちゃっても助けてくれるパパいないから、あんまり遅くならないように帰って来てね』
……。
なんて言うのかな、うーん。
ママは今でもお嬢様なんです。
うん、ママを困らせるのは悲しいから、ちゃんと帰ります。
「ひより?」
密かにグッと両拳を握っていたあたしに茉菜ちゃん、不思議そうなお顔をした。
「あ、ごめんね。せっかく楽しいのに帰る時間、思い出しちゃって」
「そっかぁ、ひよりお嬢様~」
「え~、いやだよ~、その言い方~」
アハハと笑いながら歩いていると、スマホが着信。
誰かな、と確認して。
「ひゃぁあっ」
思わずスマホ落としそうになって慌てて掴み直した。
「ひより、どしたの? だれから?」
「ぱ、」
声にならなかった。
パ、ですよ、パ。
お家に掛けたら出なかったから、こっちにに電話してきたって言う。
と言うか、パパの今日の出張先は、ニューヨーク! 今、そっちは何時なの⁈
「ひよ! 何時だと思ってるんだ!」
「そんな悪いことしてないもん。ちょっとお友達と遊んでたんだもん。それよりパパこそ、そっちは何時なの!」
「朝だ、朝! 早朝だ! ジジイは早起きなんだぞ!」
じ、……。
あたし、パパがおじいちゃんとか思いたくない!
茉菜ちゃんが「ひより、大丈夫?」って話しかけてくれたから、パパは安心したみたいで、声の調子が変わった。
「ママに心配させる前に帰るんだぞ」
「はーい」
通話終了! パパ、まだ何か言いたそうだったけど、指をスライドさせてアプリ終了です。
パパは、お仕事に集中してください。
ホントにパパったら、とぷんぷんで顔を上げると茉菜ちゃん、クスクス笑ってた。
「ひよりのパパ、心配性~」
「うん。ホントに困ったパパなの」
恥ずかしいよ~。
真っ赤になりながらスマホをバッグにしまっていると、茉菜ちゃん。
「でもさ、ひよりのパパ、入学式の時に一回見たけど、すごくカッコいいよね」
あたし、バッグに入れた手をそのままにして固まっちゃう。
確かにパパは……カッコいいです。
「背が凄く高くて、目立ってたよ~。実はクラスのみんな、次はいつ見れるのかな、って密かに期待してるって、ひより知らないでしょー」
うん、知らない。なんか、恥ずかしい。
パパは、どこに行っても目立っちゃう。
小さい時は、大好きなパパはどこにいてもすぐに見つけられるってことが嬉しかったけど、中学校に入ってからは、学校に来て欲しくなくなって。
高校に入ったらはほとんど来ることもなくなったからホッとしてたんだけど。
入学式に一回来ただけでそんなぁ。
茉菜ちゃんは、そんなあたしの気持ちもよそに。
「今度、みんな誘って、ひよりのパパがお休みの日におしかけちゃう」
と楽しそうに話してた。
ひゃぁあぁー!
「それはだめ!」
「えー、なんでー?」
茉菜ちゃん、あははと笑って、あたしも笑っていたら、またスマホが今度はメッセージ着信。
パパ、しつこい!
無視しちゃおうかな、と思ったけど一応確認。
「え、あ……」
言葉が出なくなる。
「ひより、またパパ?」
茉菜ちゃんもスマホいじってる。
茉菜ちゃんは、若林君からみたい。
あたしは。
「ううん、お……、おともだち……から」
緒方さん、って言いそうになった。
『ひよりちゃん、少し遅い時間だけど、今から出て来られるかな』
出て来る、というか、あたしはまだ都内です。
今、渋谷です、と打ち込んでから、ちょっと失敗したかも、と思う。
あたしは、遊んでばっかりの子じゃないですー!
スマホに向かって、うーっ、とやってると、すぐ返信がきた。
『そっか。じゃあ、今から立川まで来てもらうのは難しいかな?』
立川?
『ひよりちゃんに、サプライズがあるんだ』
さぷらいず?
『ああ、でも友達と一緒なら無理しないで』
今、18時を過ぎたところです。
茉菜ちゃん、ってお顔を見ると、茉菜ちゃんも何か言いたそうにあたしを見た。
「あの、茉菜ちゃん!」「ひより、ごめん!」
あたし達はほぼ同時に切り出していた。
お先にどうぞ、とちょっと譲り合って、茉菜ちゃんがおずおずと、手を挙げた。
「若林君に、会いに行っても、いいでしょうか」
あたしは、ぷっと吹き出してしまった。
茉菜ちゃん、ほっぺを赤くして、可愛いです。
いいなぁ、いいなぁ。
あたしは、うん、と頷いた。
「いいよ、茉菜ちゃんの大好きな人だもん」
「ありがと~、ひより~!」
茉菜ちゃんにギュッと抱き締められて、嬉しい気持ちと。
ちょっぴり、寂しい気持ち。
遼ちゃん。
胸が、ギュギュッて痛くなった。
渋谷の交差点渡って、茉菜ちゃんとお別れ。
茉菜ちゃん「ひより、この埋め合わせは必ずするからね~」と手を振ってハチ公前広場に走って行った。
いいなぁ、どんな時間、過ごすのかな。
あたしの事じゃないのに、ドキドキしちゃった。
あたしには、あたしにはーー。
緒方さんに呼ばれて立川に行ったら、駅の改札に緒方さん、と。
サプライズ。
遼ちゃん、ただでさえ大きな目を丸くして、あたしを見てた。
「ひよ? なんで」
それは、あたしのセリフです。
「あ、あの、緒方さん、これは」
「まあまあ、ごめん、ちょっとここは目立ち過ぎて誰に見られてるか分からないから、僕が間に入るけど」
ここは、大勢の人が行き交うターミナル駅。
もしかしたら、知る人が人混みの中に紛れているかもしれなくて。
緒方さんが巧みにあたし達の間に入ってくれた。
「移動しよう」
遼ちゃんがそばにいる。それだけで、涙が出るくらい嬉しくて。
あ、でもでも。
あたし、怒ってるんですよ?
でも、でもーー、どうしたらいいのか分からない。
緒方さんが、歩きながらクスクス笑い出した。
「二人とも、お通夜かなんかみたいだ」
「うるせーし。ひよが来るとか聞いてねーし」
遼ちゃん、それは、その言い方は。
「遼ちゃ」
「直接、互いの呼吸を感じられる形で向き合って、顔を見て話さないと伝わらない事、あるでしょ。僕がちょっとお節介しないと君達はまた拗らせてしまうかな、って。老婆心からの、サプライズ」
「なんだよ、それ」
文句言いながらも遼太ちゃんの顔が少し嬉しそうに緩んだの、あたし気付いた。
大好きだもん、遼ちゃん。
遼ちゃんのことなら何でも分かるもん。
遼ちゃんの言葉がちょっと引っかかって、文句言っちゃおうとしたあたしを緒方さんは遮ってくれたんだ。
あたし達、今、ちょっとでも衝突しちゃったら、素直になれなかったと思う。
きっと、意地張って、言葉を聞けなくなっちゃったかもしれない。
立川からちょっと乗り換えを重ねて、郊外に来た。
あまり、知る人がいない静かな場所。
ライトアップされていている公園だった。
ジョギングする人がいたり、ゆっくり歩く人がいたり、思い思いに過ごす場所。
知る人のいない場所が、こんなところにあった。
遼ちゃんと過ごせる場所が。
緒方さん、さり気なくお別れ。
「あまり遅くはならないように」と言い残して。
取り残された感が、凄いです。
遼ちゃん、ふぅ、とため息を吐いて、あたしドキッとした。
遼ちゃん、いやなの?
風が冷たくて、泣きそうになった時、手が、繋がれた。
あ。
「少し歩こう」
「う、うん」
触れた手が、体温を感じて、全身に流れて伝わって、涙が出てきそうになった。
あたし、遼ちゃんと、手を繋いでる。
たくさん、たくさん触れてきたのに。
遼ちゃんの全部を知ってるのに。
手を繋いで歩いたのは初めてで。
こんなドキドキは初めてで。
歩いていると、夜の風に、葉っぱがサワサワと鳴ってるのが聞こえた。
ドキドキしてるのに、気持ちは落ち着いていくのは、どうしてかな。
遼ちゃんの手、こんなに大きかったんだ。
泣きそうになる。
遠くに行かないで、て泣いて叫びたくーー、
「この間の事、ごめんな」
「え?」
「ひよを、不安にさせるような事したんだな、俺」
静かな声。
でも、遼ちゃんの、声。
大好きな、大好きなーー、
ボロボロと涙がこぼれてきて止まらなくなった。
「ひよ⁈」
立ち止まってしまったあたしの顔を遼ちゃんが覗き込む。
ずっと、手は繋いだまま。
あたしはこの手を、ずっとずっと待ってたの。
明日は休日だよ~! と言う茉菜ちゃんと、学校帰りに渋谷で遊ぶ事に。
今日は、今日はね、ちゃんと朝、ママに許可取りました。
茉菜ちゃんと遊んで来ます。だから、少しだけ遅くなってもいいよね? って。
ママ、困ったお顔してたけど、ちゃんとこまめに連絡します、ってお約束しました。
『今夜は、ママがパニックになっちゃっても助けてくれるパパいないから、あんまり遅くならないように帰って来てね』
……。
なんて言うのかな、うーん。
ママは今でもお嬢様なんです。
うん、ママを困らせるのは悲しいから、ちゃんと帰ります。
「ひより?」
密かにグッと両拳を握っていたあたしに茉菜ちゃん、不思議そうなお顔をした。
「あ、ごめんね。せっかく楽しいのに帰る時間、思い出しちゃって」
「そっかぁ、ひよりお嬢様~」
「え~、いやだよ~、その言い方~」
アハハと笑いながら歩いていると、スマホが着信。
誰かな、と確認して。
「ひゃぁあっ」
思わずスマホ落としそうになって慌てて掴み直した。
「ひより、どしたの? だれから?」
「ぱ、」
声にならなかった。
パ、ですよ、パ。
お家に掛けたら出なかったから、こっちにに電話してきたって言う。
と言うか、パパの今日の出張先は、ニューヨーク! 今、そっちは何時なの⁈
「ひよ! 何時だと思ってるんだ!」
「そんな悪いことしてないもん。ちょっとお友達と遊んでたんだもん。それよりパパこそ、そっちは何時なの!」
「朝だ、朝! 早朝だ! ジジイは早起きなんだぞ!」
じ、……。
あたし、パパがおじいちゃんとか思いたくない!
茉菜ちゃんが「ひより、大丈夫?」って話しかけてくれたから、パパは安心したみたいで、声の調子が変わった。
「ママに心配させる前に帰るんだぞ」
「はーい」
通話終了! パパ、まだ何か言いたそうだったけど、指をスライドさせてアプリ終了です。
パパは、お仕事に集中してください。
ホントにパパったら、とぷんぷんで顔を上げると茉菜ちゃん、クスクス笑ってた。
「ひよりのパパ、心配性~」
「うん。ホントに困ったパパなの」
恥ずかしいよ~。
真っ赤になりながらスマホをバッグにしまっていると、茉菜ちゃん。
「でもさ、ひよりのパパ、入学式の時に一回見たけど、すごくカッコいいよね」
あたし、バッグに入れた手をそのままにして固まっちゃう。
確かにパパは……カッコいいです。
「背が凄く高くて、目立ってたよ~。実はクラスのみんな、次はいつ見れるのかな、って密かに期待してるって、ひより知らないでしょー」
うん、知らない。なんか、恥ずかしい。
パパは、どこに行っても目立っちゃう。
小さい時は、大好きなパパはどこにいてもすぐに見つけられるってことが嬉しかったけど、中学校に入ってからは、学校に来て欲しくなくなって。
高校に入ったらはほとんど来ることもなくなったからホッとしてたんだけど。
入学式に一回来ただけでそんなぁ。
茉菜ちゃんは、そんなあたしの気持ちもよそに。
「今度、みんな誘って、ひよりのパパがお休みの日におしかけちゃう」
と楽しそうに話してた。
ひゃぁあぁー!
「それはだめ!」
「えー、なんでー?」
茉菜ちゃん、あははと笑って、あたしも笑っていたら、またスマホが今度はメッセージ着信。
パパ、しつこい!
無視しちゃおうかな、と思ったけど一応確認。
「え、あ……」
言葉が出なくなる。
「ひより、またパパ?」
茉菜ちゃんもスマホいじってる。
茉菜ちゃんは、若林君からみたい。
あたしは。
「ううん、お……、おともだち……から」
緒方さん、って言いそうになった。
『ひよりちゃん、少し遅い時間だけど、今から出て来られるかな』
出て来る、というか、あたしはまだ都内です。
今、渋谷です、と打ち込んでから、ちょっと失敗したかも、と思う。
あたしは、遊んでばっかりの子じゃないですー!
スマホに向かって、うーっ、とやってると、すぐ返信がきた。
『そっか。じゃあ、今から立川まで来てもらうのは難しいかな?』
立川?
『ひよりちゃんに、サプライズがあるんだ』
さぷらいず?
『ああ、でも友達と一緒なら無理しないで』
今、18時を過ぎたところです。
茉菜ちゃん、ってお顔を見ると、茉菜ちゃんも何か言いたそうにあたしを見た。
「あの、茉菜ちゃん!」「ひより、ごめん!」
あたし達はほぼ同時に切り出していた。
お先にどうぞ、とちょっと譲り合って、茉菜ちゃんがおずおずと、手を挙げた。
「若林君に、会いに行っても、いいでしょうか」
あたしは、ぷっと吹き出してしまった。
茉菜ちゃん、ほっぺを赤くして、可愛いです。
いいなぁ、いいなぁ。
あたしは、うん、と頷いた。
「いいよ、茉菜ちゃんの大好きな人だもん」
「ありがと~、ひより~!」
茉菜ちゃんにギュッと抱き締められて、嬉しい気持ちと。
ちょっぴり、寂しい気持ち。
遼ちゃん。
胸が、ギュギュッて痛くなった。
渋谷の交差点渡って、茉菜ちゃんとお別れ。
茉菜ちゃん「ひより、この埋め合わせは必ずするからね~」と手を振ってハチ公前広場に走って行った。
いいなぁ、どんな時間、過ごすのかな。
あたしの事じゃないのに、ドキドキしちゃった。
あたしには、あたしにはーー。
緒方さんに呼ばれて立川に行ったら、駅の改札に緒方さん、と。
サプライズ。
遼ちゃん、ただでさえ大きな目を丸くして、あたしを見てた。
「ひよ? なんで」
それは、あたしのセリフです。
「あ、あの、緒方さん、これは」
「まあまあ、ごめん、ちょっとここは目立ち過ぎて誰に見られてるか分からないから、僕が間に入るけど」
ここは、大勢の人が行き交うターミナル駅。
もしかしたら、知る人が人混みの中に紛れているかもしれなくて。
緒方さんが巧みにあたし達の間に入ってくれた。
「移動しよう」
遼ちゃんがそばにいる。それだけで、涙が出るくらい嬉しくて。
あ、でもでも。
あたし、怒ってるんですよ?
でも、でもーー、どうしたらいいのか分からない。
緒方さんが、歩きながらクスクス笑い出した。
「二人とも、お通夜かなんかみたいだ」
「うるせーし。ひよが来るとか聞いてねーし」
遼ちゃん、それは、その言い方は。
「遼ちゃ」
「直接、互いの呼吸を感じられる形で向き合って、顔を見て話さないと伝わらない事、あるでしょ。僕がちょっとお節介しないと君達はまた拗らせてしまうかな、って。老婆心からの、サプライズ」
「なんだよ、それ」
文句言いながらも遼太ちゃんの顔が少し嬉しそうに緩んだの、あたし気付いた。
大好きだもん、遼ちゃん。
遼ちゃんのことなら何でも分かるもん。
遼ちゃんの言葉がちょっと引っかかって、文句言っちゃおうとしたあたしを緒方さんは遮ってくれたんだ。
あたし達、今、ちょっとでも衝突しちゃったら、素直になれなかったと思う。
きっと、意地張って、言葉を聞けなくなっちゃったかもしれない。
立川からちょっと乗り換えを重ねて、郊外に来た。
あまり、知る人がいない静かな場所。
ライトアップされていている公園だった。
ジョギングする人がいたり、ゆっくり歩く人がいたり、思い思いに過ごす場所。
知る人のいない場所が、こんなところにあった。
遼ちゃんと過ごせる場所が。
緒方さん、さり気なくお別れ。
「あまり遅くはならないように」と言い残して。
取り残された感が、凄いです。
遼ちゃん、ふぅ、とため息を吐いて、あたしドキッとした。
遼ちゃん、いやなの?
風が冷たくて、泣きそうになった時、手が、繋がれた。
あ。
「少し歩こう」
「う、うん」
触れた手が、体温を感じて、全身に流れて伝わって、涙が出てきそうになった。
あたし、遼ちゃんと、手を繋いでる。
たくさん、たくさん触れてきたのに。
遼ちゃんの全部を知ってるのに。
手を繋いで歩いたのは初めてで。
こんなドキドキは初めてで。
歩いていると、夜の風に、葉っぱがサワサワと鳴ってるのが聞こえた。
ドキドキしてるのに、気持ちは落ち着いていくのは、どうしてかな。
遼ちゃんの手、こんなに大きかったんだ。
泣きそうになる。
遠くに行かないで、て泣いて叫びたくーー、
「この間の事、ごめんな」
「え?」
「ひよを、不安にさせるような事したんだな、俺」
静かな声。
でも、遼ちゃんの、声。
大好きな、大好きなーー、
ボロボロと涙がこぼれてきて止まらなくなった。
「ひよ⁈」
立ち止まってしまったあたしの顔を遼ちゃんが覗き込む。
ずっと、手は繋いだまま。
あたしはこの手を、ずっとずっと待ってたの。
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