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手紙
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「…こよみ。もう、いないんだね」
すっかり部屋に閉じこもってしまった菜緒。拓人、両親は心配していた。いつもの菜緒に戻って欲しい…。
【水瀬 菜緒様】
時間って経つの早いのですね。あっという間にこの日が来ちゃった…。もっと菜緒と一緒にいたかったなぁ…。また二人でカフェに行きたかったよ。
菜緒にはたくさん助けてもらったね。明と付き合うことができたのは菜緒のおかげだよ。
それに、初めてケンカもした。あれは焦った。本当に、焦った。でも仲直りできて嬉しかったよ。
私ね、後悔してたんだ。この選択をしたこと。だってたくさん大切な人を傷付けた。本当にごめんね。でも、その分たくさん思い出が出来たから、もういいの。
私、菜緒と親友で良かった。私のことで泣いてくれるのは嬉しいんだけど、泣き止んで?
やっぱり菜緒は笑った顔が一番…綺麗だから。
明るく素直な菜緒へ。
人生楽しんだもの勝ちだからね。拓人君と幸せになって。
菜緒は…私の自慢の親友だよ。ありがとう!!本当にありがとう。私の親友でいてくれて。
ではでは。
こよみ
「こ…よみ。私も、あなたと、親友でよかったよっ…」
拓人は泣き続ける小さな背中を優しく撫でた。でも…菜緒は涙が枯れるまで泣き続けた…。
すっかり部屋に閉じこもってしまった菜緒。拓人、両親は心配していた。いつもの菜緒に戻って欲しい…。
【水瀬 菜緒様】
時間って経つの早いのですね。あっという間にこの日が来ちゃった…。もっと菜緒と一緒にいたかったなぁ…。また二人でカフェに行きたかったよ。
菜緒にはたくさん助けてもらったね。明と付き合うことができたのは菜緒のおかげだよ。
それに、初めてケンカもした。あれは焦った。本当に、焦った。でも仲直りできて嬉しかったよ。
私ね、後悔してたんだ。この選択をしたこと。だってたくさん大切な人を傷付けた。本当にごめんね。でも、その分たくさん思い出が出来たから、もういいの。
私、菜緒と親友で良かった。私のことで泣いてくれるのは嬉しいんだけど、泣き止んで?
やっぱり菜緒は笑った顔が一番…綺麗だから。
明るく素直な菜緒へ。
人生楽しんだもの勝ちだからね。拓人君と幸せになって。
菜緒は…私の自慢の親友だよ。ありがとう!!本当にありがとう。私の親友でいてくれて。
ではでは。
こよみ
「こ…よみ。私も、あなたと、親友でよかったよっ…」
拓人は泣き続ける小さな背中を優しく撫でた。でも…菜緒は涙が枯れるまで泣き続けた…。
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