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恐怖に直面すると人は不可解な行動をとるようになります
しおりを挟むグチューーーー。
ローションの粘性の音。
透明だから目視することはできないが、チンコの場所はわかっているためそこから蟻の門渡を辿って見つけることはできる。
そこを指で見つけた瞬間、雅弘はまた首を絞められた。グッと顔を歪める雅弘だったが、マッサージ機をチンコに押しつけるとその力も若干弱まる。すかさず指を押し込んだ。
姿が見えない幽霊だというのに、肉肉しいそこは指を締め付けてくる。
雅弘に躊躇いはない。むしろ腸洗浄しなくてもいいというプラスの方向に思考を持って行った。腸内を乱暴に指で突き上げながらマッサージ機も押しつけたまま。さらにローターも動いたままだ。3つも強い刺激にさすがの幽霊も雅弘に危害を加えることはできないようで、既に雅弘の首を絞める力はなくなっている。それどころか雅弘の肩に手を乗せて震えているようだった。
(姿がないから、幽霊がどういう体制なのかはわからないけど)
今度は後ろ込みでイかせる。
雅弘は強く決意し、指をいったん抜くと幽霊の体にこびりついているローションをさらに掬い取って再度挿入した。肩に感じる幽霊の手がビクリと震えた。
ズチュ、グチュ、というローションの音が雅弘の鼻息を荒くしていく。既に股間はテントが張っている。
トンーーーー。
幽霊の空気が変わった気がした。そして雅弘も見つけたと確信した。
そこを中心に刺激を送りながら、雅弘は奥へも指を進めていく。そして同時に拡張していく。
ローターをつけている幽霊チンコは既に角度を取り戻していた。ローターが鼓動するように動いている。
雅弘はチンコに押しつけているマッサージ機をチラと見た。そしてそれをチンコから話すと、指を挿れている箇所に押しつけた。ブブブブブという機械音が雅弘の手や指にも伝わっていく。
肩を掴む幽霊の手が強くなる。だがそれは雅弘の肩を壊そうとするものではない。
「イけよ」
雅弘がそうつぶやいたと同時にローターが激しく揺れる。そしてチンコについていたローションが飛び散った。
イった。イきやがった。雅弘は歓喜した。性行為の経験がないわけではなかったが、それでも幽霊相手でもテクが通じたことは素直に嬉しかったのだ。
だが雅弘はとある異変に気づいた。
ぼんやりだが、幽霊の体が浮かび上がったのである。
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