52 / 109
第四章: 新人仕事人
補佐の初仕事
しおりを挟む
プルプルプルッ
う……ん、起きないと……。
「リッチ君、モバリスが鳴ったよ!今、何時だろう」
立ったまま寝ているオストリッチを起こす。
今は、夜中の2時!!
オストリッチは、ぶすっとしている。
モバリスには、今日 担当する予定者が全て出ていて、今 鳴った音は、これから予定者の所へ向かえという合図音なのだ。
あおいは、スーツに着替え、グレーのネクタイを雑に締めながら、オストリッチの方を再度見る。
「リッチ君、もう不貞腐れていないで!
あの鳥さんは、リッチ君の代わりに、道先 案内人の仕事をしてくれる子なんだから!
今、猛勉強中だって言っていたし、今度、いろいろアドバイスをしてあげたら?
リッチ君は、先輩なんだから!ねっ」
「嫌だもん!先生ってば、あんなヤツに優しくしちゃって、僕には、注意ばかりしていたのに!」
オストリッチは、ヘルメットを被り、ネクタイを締めながら答えた。
あらら、リッチ君……。
昨夜、初めて会った鳥に、秦広王様を取られたような感じがするのかもね。
だって、僕が侵入鳥に誰だ?と尋ねてみたら……。
先生から「誰だっていいではないかー」と言われて、また、叱られてしまった。
先生ってば、抱っこして、連れて帰ったりしちゃってさ!何だよぉ!
「さっ、準備はいい?じゃあ、行くよ」
あおいは、消えた。
続けて、オストリッチも消える。
「おはようございます」
2人は、先に来ていた蓮に挨拶をした。
無事に来てくれた。
良かった。
蓮は、ホッとしたのであった。
自分がこんなに心配性だったとは、知らなかったな……
あおい達がいる場所は、アパートに1人で住む老人の部屋の前であった。
蓮は、深呼吸をしてからノックをする。
ドアを開け、3人が入る。
玄関に入ると、真っ暗だ!
オストリッチのヘルメットのライトが中を照らす。
パチン!
ぼんやりとした明かりがついた!
蓮の側にいたオストリッチは、目が飛び出るほど驚いた。
蓮さんが指を鳴らして、明かりをつけたんだ!凄い!
「蓮さん、今度 その技を教え下さい」
小声でオストリッチが言うのであった。
玄関から すぐの所に洗濯機で、狭いワンルームの中に流し台キッチンがある。
その流し台の下に老人が倒れている!
あおいが思わず駆け寄り、抱き起こした。
「お爺さん、しっかりして!大丈夫?」
「はっ、誰だ?」
老人が目を覚まして、驚いた。
額には、死神が付けた札がある。
「まだ、幽体離脱をしていない……
あなたは、近藤 典之さん77歳ですか?」
「ああ、そうだよ。さっきも変なのが来て、もうすぐ死ぬとか言われたから、追い返したんだが!
また、変なのが来たな!」
「蓮さん、この人 生きているんですよね?救急車を呼びましょうよ」
あおいは、この家の電話を取ろうとしたら、蓮が制止した。
「あおいちゃん、無理だよ!
札が取れていないから、もう……」
「蓮さん、お爺さんが抜け出しています!幽体離脱が始まりました」
オストリッチが言った。
「私達は、死者の国である冥界の調査員です。あなたが、生前 行なってきた事を調査して、冥界へと送ります。
あなたが忘れている事もわかってしまいます。では、始めます」
ジー、ジー、ジー
ピー!
静まり返る真夜中、モバリスの音が響き渡る。
ただし、死者と冥界の者だけにしか聞こえない音である。
「はい、調査は終了しました。
近藤 典之さんは、一人暮らしですね。
身内の方は、いらっしゃいますか?
どなたかにお知らせした方がよろしいかと思います」
「息子と娘がいるが、だいぶ前に、離婚したし、音信不通なんだ。
自分には、妹がいるから……」
「父親らしい事、してやれなくてすまん。母さんのことを大切にしてくれ。
朝子、俺、死んだみたいだよ。
これから、迷惑をかける。
本当にごめんな……」
そして、老人は冥界へと旅立って行ったのである。
「オストリッチ君、近藤さんのデーターに妹さんの所在地が出ている。
そこへ、行って知らせて来て!」
オストリッチは、何を知らせるのかとキョトンとしたのである。
「朝子さんの耳元で、電話をかけろと何度も囁くと、ここに電話を掛けようと思うはずだ。
言い終わったら、次の時間まで、好きな所で待機していいから」
オストリッチは、モバリスを見ながら、消えた。
「あのぉ、私は何をすればいいですか」
あおいの言葉を聞いて、
えっ?何?という顔をした蓮である。
特には、考えていないのであった。
「じゃあ、息子さんの所にでも行く?
1人で行ける?」
えー、私を子ども扱いしているのかな?
「1人で行けます。行ってきますが、何て言えばいいですか?」
「それは、自分で考えなさい!
近藤さんの思いを伝えてくればいいからね」
……………
朝子は、自宅のベッドで就寝中である。
オストリッチが耳元で囁く。
「典之さんが亡くなりました。
典之さんが亡くなりました。
典之さんが亡くなりました」
「うーん、うーん、兄さん……」
朝子は、うなされたのである。
目が覚めて、思った。兄さんの声が聞こえて、次に子どもの声がした気がするんだけど……
兄の事が気になって気になって仕方がなくなり、電話を掛けた。
当然、倒れて息耐えている為、出る者はいない。
何度も掛けたが出ない。
「ちょっと、典之兄さんの所に行って来るから」
朝子は、早朝、アパートに行くのであった。
………………
一方、典之の息子の元へ行った あおいである。
「お父さんが亡くなりました。
あんみつ荘、あんみつ荘に行って。
あんみつ、あんみつ です」
寝ている耳元で何度も囁いたのであった。
息子は、寝ている時に父親の声を聞いた気がしたのである。
「母さん、お父さんの事が気になる!
アパートは、どこだっけ?」
「ちょっと待って、調べるから、
隣の町だったはず……
えーと、杏摘荘、あんつみ だよ」
「なんだか、胸騒ぎがするから、仕事に行く前に寄ってみるから」
息子は、コンビニに寄り あんみつをお土産に買って、アパートへ行ったのである。
ドアの外で、部屋に電話を掛けている朝子の姿を見つけたのであった。
「あっ、朝子叔母さん!」
蓮は、この場所に留まり 老人が発見されたのを見届けたのである。
あおいが家に帰るとオストリッチの姿はなかった。
どこだろう?
その内、帰ってくるか。
オストリッチは、秦広王の家に偵察に行っていた。
外からぐるっと回ってみると、裏側のテラスに大きなビニールプールがあるのを見つけた。
その中で、昨日の鳥が悠々と泳いでいたのである。
「あの子、鶴なのかなー?
僕と色が違う気がするんだよね。
でも、似ている気もするし」
気になるけど、今は仕事に集中しないといけませんね!
う……ん、起きないと……。
「リッチ君、モバリスが鳴ったよ!今、何時だろう」
立ったまま寝ているオストリッチを起こす。
今は、夜中の2時!!
オストリッチは、ぶすっとしている。
モバリスには、今日 担当する予定者が全て出ていて、今 鳴った音は、これから予定者の所へ向かえという合図音なのだ。
あおいは、スーツに着替え、グレーのネクタイを雑に締めながら、オストリッチの方を再度見る。
「リッチ君、もう不貞腐れていないで!
あの鳥さんは、リッチ君の代わりに、道先 案内人の仕事をしてくれる子なんだから!
今、猛勉強中だって言っていたし、今度、いろいろアドバイスをしてあげたら?
リッチ君は、先輩なんだから!ねっ」
「嫌だもん!先生ってば、あんなヤツに優しくしちゃって、僕には、注意ばかりしていたのに!」
オストリッチは、ヘルメットを被り、ネクタイを締めながら答えた。
あらら、リッチ君……。
昨夜、初めて会った鳥に、秦広王様を取られたような感じがするのかもね。
だって、僕が侵入鳥に誰だ?と尋ねてみたら……。
先生から「誰だっていいではないかー」と言われて、また、叱られてしまった。
先生ってば、抱っこして、連れて帰ったりしちゃってさ!何だよぉ!
「さっ、準備はいい?じゃあ、行くよ」
あおいは、消えた。
続けて、オストリッチも消える。
「おはようございます」
2人は、先に来ていた蓮に挨拶をした。
無事に来てくれた。
良かった。
蓮は、ホッとしたのであった。
自分がこんなに心配性だったとは、知らなかったな……
あおい達がいる場所は、アパートに1人で住む老人の部屋の前であった。
蓮は、深呼吸をしてからノックをする。
ドアを開け、3人が入る。
玄関に入ると、真っ暗だ!
オストリッチのヘルメットのライトが中を照らす。
パチン!
ぼんやりとした明かりがついた!
蓮の側にいたオストリッチは、目が飛び出るほど驚いた。
蓮さんが指を鳴らして、明かりをつけたんだ!凄い!
「蓮さん、今度 その技を教え下さい」
小声でオストリッチが言うのであった。
玄関から すぐの所に洗濯機で、狭いワンルームの中に流し台キッチンがある。
その流し台の下に老人が倒れている!
あおいが思わず駆け寄り、抱き起こした。
「お爺さん、しっかりして!大丈夫?」
「はっ、誰だ?」
老人が目を覚まして、驚いた。
額には、死神が付けた札がある。
「まだ、幽体離脱をしていない……
あなたは、近藤 典之さん77歳ですか?」
「ああ、そうだよ。さっきも変なのが来て、もうすぐ死ぬとか言われたから、追い返したんだが!
また、変なのが来たな!」
「蓮さん、この人 生きているんですよね?救急車を呼びましょうよ」
あおいは、この家の電話を取ろうとしたら、蓮が制止した。
「あおいちゃん、無理だよ!
札が取れていないから、もう……」
「蓮さん、お爺さんが抜け出しています!幽体離脱が始まりました」
オストリッチが言った。
「私達は、死者の国である冥界の調査員です。あなたが、生前 行なってきた事を調査して、冥界へと送ります。
あなたが忘れている事もわかってしまいます。では、始めます」
ジー、ジー、ジー
ピー!
静まり返る真夜中、モバリスの音が響き渡る。
ただし、死者と冥界の者だけにしか聞こえない音である。
「はい、調査は終了しました。
近藤 典之さんは、一人暮らしですね。
身内の方は、いらっしゃいますか?
どなたかにお知らせした方がよろしいかと思います」
「息子と娘がいるが、だいぶ前に、離婚したし、音信不通なんだ。
自分には、妹がいるから……」
「父親らしい事、してやれなくてすまん。母さんのことを大切にしてくれ。
朝子、俺、死んだみたいだよ。
これから、迷惑をかける。
本当にごめんな……」
そして、老人は冥界へと旅立って行ったのである。
「オストリッチ君、近藤さんのデーターに妹さんの所在地が出ている。
そこへ、行って知らせて来て!」
オストリッチは、何を知らせるのかとキョトンとしたのである。
「朝子さんの耳元で、電話をかけろと何度も囁くと、ここに電話を掛けようと思うはずだ。
言い終わったら、次の時間まで、好きな所で待機していいから」
オストリッチは、モバリスを見ながら、消えた。
「あのぉ、私は何をすればいいですか」
あおいの言葉を聞いて、
えっ?何?という顔をした蓮である。
特には、考えていないのであった。
「じゃあ、息子さんの所にでも行く?
1人で行ける?」
えー、私を子ども扱いしているのかな?
「1人で行けます。行ってきますが、何て言えばいいですか?」
「それは、自分で考えなさい!
近藤さんの思いを伝えてくればいいからね」
……………
朝子は、自宅のベッドで就寝中である。
オストリッチが耳元で囁く。
「典之さんが亡くなりました。
典之さんが亡くなりました。
典之さんが亡くなりました」
「うーん、うーん、兄さん……」
朝子は、うなされたのである。
目が覚めて、思った。兄さんの声が聞こえて、次に子どもの声がした気がするんだけど……
兄の事が気になって気になって仕方がなくなり、電話を掛けた。
当然、倒れて息耐えている為、出る者はいない。
何度も掛けたが出ない。
「ちょっと、典之兄さんの所に行って来るから」
朝子は、早朝、アパートに行くのであった。
………………
一方、典之の息子の元へ行った あおいである。
「お父さんが亡くなりました。
あんみつ荘、あんみつ荘に行って。
あんみつ、あんみつ です」
寝ている耳元で何度も囁いたのであった。
息子は、寝ている時に父親の声を聞いた気がしたのである。
「母さん、お父さんの事が気になる!
アパートは、どこだっけ?」
「ちょっと待って、調べるから、
隣の町だったはず……
えーと、杏摘荘、あんつみ だよ」
「なんだか、胸騒ぎがするから、仕事に行く前に寄ってみるから」
息子は、コンビニに寄り あんみつをお土産に買って、アパートへ行ったのである。
ドアの外で、部屋に電話を掛けている朝子の姿を見つけたのであった。
「あっ、朝子叔母さん!」
蓮は、この場所に留まり 老人が発見されたのを見届けたのである。
あおいが家に帰るとオストリッチの姿はなかった。
どこだろう?
その内、帰ってくるか。
オストリッチは、秦広王の家に偵察に行っていた。
外からぐるっと回ってみると、裏側のテラスに大きなビニールプールがあるのを見つけた。
その中で、昨日の鳥が悠々と泳いでいたのである。
「あの子、鶴なのかなー?
僕と色が違う気がするんだよね。
でも、似ている気もするし」
気になるけど、今は仕事に集中しないといけませんね!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
看病しに行ったら、当主の“眠り”になってしまった
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全36話⭐︎
倒れた当主を看病する役目を振られた使用人リィナは、彼の部屋へ通うことになる。
栄養、灯り、静かな時間、話し相手――“眠れる夜”を整えていく。そして、回復していく当主アレクシス。けれど彼は、ある夜そっと手を握り返し、低い声で囁く。
「責任、取って?」
噂が燃える屋敷で、ふたりが守るのは“枠(ルール)”。
手だけ、時間だけ、理由にしない――鍵はリィナが握ったまま。
けれど、守ろうとするほど情は育ち、合図の灯りはいつしか「帰る」ではなく「眠る」へ変わっていく。
看病から始まった優しい夜は、静かな執着に捕まっていく。
それでも、捕獲の鍵は彼ではなく――彼女の手にある。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる