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第2章:「仕組まれた罪」 第2話
しおりを挟む地下牢の冷たい石の床で目覚めたリュークは、一瞬自分がどこにいるのか分からなかった。しかし、鉄格子の向こうに立つ衛兵の姿が現実を思い出させた。彼は冤罪で牢に閉じ込められているのだ。
「起きろ、神官見習い」衛兵が格子を叩いた。「裁判の時間だ」
リュークはゆっくりと体を起こした。数日間の睡眠不足と精神的ショックで、体は鉛のように重かった。
「儀式は?」リュークは声をしぼり出した。
「終わった」衛兵は無表情で答えた。「今は正午過ぎだ。神殿長の命令で、儀式後すぐに裁判が行われる」
リュークは苦い思いで顔をゆがめた。儀式が終わったということは、エルガスは砂時計を使って何かをしたに違いない。運命を固定化する力を悪用したのではないか。だが、今はそれを証明する手立てはなかった。
衛兵は鍵を回し、牢の扉を開けた。「行くぞ」
リュークの手首には拘束具がはめられ、二人の衛兵に挟まれて神殿の裁判所へと向かった。神殿の廊下を歩きながら、彼は周囲の様子を窺った。神官たちは彼を見るなり顔をそむけ、小声で何かを囁き合っている。明らかに、彼についての噂が広まっているのだ。
「穢れた目の持ち主が…」
「神器を壊そうとしたらしい…」
「闇市場に売ろうとしていたとか…」
耳に入る断片的な会話に、リュークは心を締め付けられる思いだった。
***
神殿の裁判所は、神殿の中央塔にあった。巨大な円形ホールの中央には被告人席があり、周囲には高位神官たちの席が階段状に配置されている。天井からは七神の像が見下ろしており、その中央には運命神エクロートの厳格な姿が刻まれていた。
リュークが部屋に入ると、すでに席は神官たちで埋め尽くされていた。公開裁判だったのだ。彼はほとんど全ての神殿の人間に見られながら、被告人席へと進んだ。
高位神官席の中央には神殿長アルバートが座り、その右隣にはエルガスが勝ち誇ったような表情で座っていた。オラシオ神官も近くにいる。部屋を見渡すと、ガレス先生の姿が端の席に見えた。老神官は心配そうにリュークを見つめていた。
「リューク・アスター」神殿長の声が厳かに響いた。「おまえは重大な神殿法違反の罪で裁判にかけられている」
堂内は静まり返った。
「罪状は三つ」神殿長は続けた。「第一に、神聖な儀式のための神器を損壊した罪。第二に、神器の破片を闇市場に売ろうとした罪。第三に、神官としての誓いを破り、神殿に対して裏切りを働いた罪」
これらの罪が事実なら、追放どころか終身幽閉、最悪の場合は死罪にもなりうる重罪だった。
「証拠を示せ」神殿長はオラシオ神官に命じた。
オラシオは立ち上がり、前に進み出た。彼の手には昨夜見せた袋と、新たな証拠品が何点か持たれていた。
「これがリューク・アスターの部屋から見つかった砂時計の破片です」オラシオは袋の中身を取り出した。確かに砂時計の一部と思われる破片だった。「また、この手紙は彼が闇市場の商人との取引を計画していた証拠です」
手紙が読み上げられた。リュークの名前で書かれた偽の手紙は、砂時計の破片を高額で売却する計画を詳細に記していた。
「さらに、彼の日記からこのような記述が見つかりました」
オラシオは小さなノートを取り出した。リュークは驚いた。それは彼が「運命の目」で見た光景を記録していたノートだった。
「『砂時計が割れる光景を見た。炎に包まれる神殿。これは避けられない未来か?』」オラシオは読み上げた。「これは明らかに彼が砂時計を破壊する計画を練っていた証拠です」
「違う!」リュークは声を上げた。「それは予知の記録で、砂時計を守るためのものだ!」
「沈黙!」神殿長が命じた。「被告人は許可なく発言してはならない」
オラシオは続けた。「さらに、被疑者は『運命の目』という特異な能力を持っています。この能力は古来より、持ち主を狂気に導くと言われています。彼はその能力に支配され、運命そのものを捻じ曲げようと企てたのです」
リュークは歯を食いしばった。自分の能力がここまで歪曲されるとは思わなかった。
「証人はいるか?」神殿長が尋ねた。
「はい」オラシオは頷いた。「エルガス神官とエマ見習い神官が目撃者です」
エルガスが証言台に立った。彼は儀式用の正装に身を包み、威厳に満ちた様子で語り始めた。
「昨夜、私は砂時計の状態を確認するため特別室を訪れました。そこで目にしたのは、窓際に立ち、砂時計を外に投げ捨てようとしていたリューク・アスターの姿でした」
エルガスは感情を込めて続けた。「彼を止めようとした私たちに、彼は抵抗しました。もみ合いの中で砂時計が床に落ち、一部が破損しました。幸い、儀式に使用できないほどの損傷ではありませんでした」
リュークは憤りで震えた。完全な嘘だ。しかし、神殿長は息子の言葉を信じているようだった。
次に証言台に立ったのはエマだった。彼女は恐れるように小さくなり、震える声で話し始めた。
「リューク…彼は数日前から様子がおかしかったんです。独り言を言ったり、誰も信用しないと言ったり…運命の目のせいで彼は混乱していたんだと思います」
エマの目には涙が浮かんでいた。演技なのか本心なのか、リュークには判断できなかった。
「彼は…私に砂時計の価値について何度も尋ねていました。闇市場でどのくらいの値がつくか…」
堂内からどよめきが起こった。リュークは絶望的な気持ちになった。エマの証言は致命的だった。
「リューク・アスター」神殿長が彼に向き直った。「おまえの弁明を聞こう」
リュークは立ち上がり、深呼吸をした。これが自分を守る最後のチャンスだ。
「神殿長様、そして神殿の皆様」彼は声を振り絞った。「私は無実です。砂時計を損壊しようとしたことも、闇市場に売ろうとしたこともありません」
「では、なぜおまえの部屋から砂時計の破片が見つかったのだ?」神殿長が尋ねた。
「それは偽物です!私の知らないところで誰かが置いたのです」
「手紙と日記の記述は?」
「手紙は偽造されたものです。日記は私の能力で見た未来の記録であり、砂時計を守るための備忘録でした」
「おまえの『運命の目』について話せ」神殿長は鋭く尋ねた。
リュークは一瞬躊躇った。彼の能力は神殿内でタブー視されることが多かった。しかし、今は全てを明かすしかなかった。
「私の能力は未来の断片を見ることができます。制御が難しく、しばしば予期せず発動します。砂時計を守る任務を与えられたとき、私はその能力で砂時計が危険にさらされる未来を見ました」
「その未来とは?」
「炎に包まれる部屋、砂時計が割れる光景…そして、誰かが砂時計を奪う姿でした」
「その『誰か』とは誰だ?」
リュークは一瞬躊躇った。真実を言えば、さらなる敵意を買うことになる。しかし、もう失うものはなかった。
「エルガス神官です」彼は断言した。「彼が砂時計を奪おうとしていました」
堂内が騒然となった。エルガスは激怒したように立ち上がった。
「父上!彼は明らかに私を陥れようとしています!」
神殿長は手を上げて静寂を求めた。「証拠はあるのか?」
「私の目撃です」リュークは答えた。「エルガス神官とオラシオ神官が砂時計を奪おうとする会話を聞きました。彼らは最後の機会だと言っていました」
「聞き間違いだ!」オラシオが反論した。「我々が話していたのは儀式の準備についてだ!」
「証人はいるか?」神殿長がリュークに尋ねた。
リュークは黙った。誰も彼の味方をする人はいなかった。エマは裏切り、他の神官たちは恐れて近づかない。唯一の希望はガレス先生だったが、老神官は証言台に立つ機会さえ与えられていなかった。
「証人がいないなら、それは単なる言い逃れだ」神殿長は冷たく言った。
リュークは最後の賭けに出た。「神殿長様、運命の砂時計には特別な力があると聞きました。運命を固定化する力です。もしエルガス神官がその力を使って…」
「黙れ!」エルガスが叫んだ。「神聖な神器についての知識を歪めるな!」
神殿長はリュークを厳しい目で見つめた。「おまえはガレスから何を聞いた?」
「砂時計には運命を操る力があると。儀式で正しく使えば一年の運命を整えますが、悪用すれば特定の運命を固定化できると…」
神殿長の表情が変わった。驚きと何か別の感情—恐れ?—が一瞬浮かんだように見えた。
「そのような話をしたのか、ガレス?」神殿長は老神官を見た。
ガレスは立ち上がり、静かに答えた。「はい、神殿長様。彼に真実を教えました。任務の重要性を理解させるためです」
「許可なく神殿の秘密を漏らすとは」神殿長は怒りを抑えた声で言った。「おまえも罰を受けることになるぞ」
「覚悟しております」ガレスは毅然と答えた。「しかし、リュークは無実です。彼の能力は神々からの贈り物であり、彼はその力で砂時計を守ろうとしたのです」
「十分だ」神殿長は議論を打ち切った。彼は一瞬、息子のエルガスと目を合わせ、何かを確認するかのように頷いた。
「証拠と証言から、事実は明らかだ」神殿長は厳かに宣言した。「リューク・アスター、おまえは神殿の神器を損壊し、闇市場に売ろうとした罪で有罪とする」
リュークの心が沈んだ。全ては終わったのだ。
「罰として、おまえを神殿から追放する。神官の資格を剥奪し、神殿の領域から永久に追放する。さらに、運命の目の危険性に鑑み、おまえは辺境地域アスガル峡谷に送られる」
アスガル峡谷—王国の最も遠い境界線にある荒れ地。実質的な死刑宣告に等しかった。
「刑の執行は直ちに行う」神殿長は続けた。「全ての所持品を没収し、本日中に神殿を出る」
裁判は終わった。リュークは呆然と立ちすくんでいた。わずか数日前までは普通の神官見習いだったのに、今や彼は全てを失い、死地へと送られようとしている。
衛兵に連れられて裁判所を出る際、リュークはガレス先生と目が合った。老神官の目には深い悲しみと…何か別のもの。決意のようなものが宿っていた。
***
リュークは自分の小さな部屋に戻り、衛兵の監視下で荷物をまとめることを許された。とはいえ、神官見習いの彼に多くの所持品はなかった。衣服数着と、幼い頃から大切にしていた両親の形見のペンダント—それが全てだった。
ノックの音がして、ガレス先生が部屋に入ってきた。衛兵は老神官の権威を認め、少し離れた位置で待機した。
「リューク…」老神官は静かに声をかけた。
「先生」リュークは悲しげに微笑んだ。「ご心配をおかけして申し訳ありません。先生の期待に応えられませんでした」
「いいや、おまえは立派だった」ガレスは彼の肩に手を置いた。「真実はいずれ明らかになる」
「でも、それまでに私は…」
「聞け」ガレスは声を潜めた。「アスガル峡谷は確かに過酷な場所だ。だが、それはまた隠れた可能性を秘めた場所でもある」
リュークは不思議そうに先生を見た。
「古の伝説によれば、アスガル峡谷の奥には『因果律の迷宮』があるという」ガレスは囁くように続けた。「神々が創った迷宮で、そこでは運命の法則そのものが歪み、新たな可能性が生まれるとされている」
「迷宮…?」
「おまえの能力—運命の目—はその場所と共鳴するかもしれない」ガレスはリュークの手を取り、何かを握らせた。「これを持っていけ」
それは小さな布に包まれた何かだった。リュークが開くと、中には青白い光を放つ砂時計の欠片があった。
「これは!」
「本物の運命の砂時計の欠片だ」ガレスは説明した。「昨夜の騒動で、砂時計から小さな欠片が剥がれ落ちた。私はそれを見つけた」
リュークは息を呑んだ。「これを持っていれば…」
「迷宮への鍵になるかもしれない」ガレスは真剣な表情で言った。「おまえの運命はまだ終わっていない。新たな運命が待っている」
「先生…」
「若者よ、諦めるな」ガレスは力強く言った。「運命は固定されたものではない。それは選択によって分岐し、新たな道を切り開くものだ」
衛兵が近づいてきた。「時間だ」
「行け、リューク」ガレスは最後に囁いた。「因果律の迷宮を探せ。そこでおまえは真の力を見つけるだろう」
衛兵に連れられて部屋を出る前、リュークは振り返った。
「必ず戻ってきます」彼は固く誓った。「真実を証明し、神殿を救うために」
老神官は微笑み、静かに頷いた。
***
神殿の正門で、リュークは最後の屈辱を味わった。神官見習いの白い制服は剥ぎ取られ、代わりに粗末な旅人の衣服が与えられた。神殿長の命令で、彼は「追放者の印」を額に焼き付けられた。痛みよりも、その恥辱が彼の心を苦しめた。
神殿の門の外には、辺境行きの商人の馬車が待っていた。リュークは振り返り、三年間を過ごした神殿を一目見ようとした。その時、彼の運命の目が最後に反応した。
—神殿の中央祭壇でエルガスが砂時計を掲げる姿。
—青白い光が神殿全体を包み込む。
—そして、アスガル峡谷の奥に開く巨大な門。
「行くぞ、追放者」馬車の御者が声をかけた。
リュークは深く息を吸い、未来を見据えた。
「因果律の迷宮…」
彼は布に包まれた砂時計の欠片を握りしめた。これは終わりではない。新たな旅の始まりだ。彼の能力、彼の運命を受け入れ、自らの手で未来を切り開く旅の。
馬車は神殿の街を後にし、辺境の地アスガル峡谷へと向かって走り出した。リュークの運命は、まさに分岐点に立っていた。
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