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名探偵1
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七月二十八日、金曜。あの悪夢のような、しかしどことなく高揚感のある休日から二週間後の今日を、俺は心待ちにしていた。夏期休業前、最後の登校日である。ここ一週間は大学生なら誰しもが通る「期末試験」という最終関門の攻略に注力していた。勉強が苦手な俺にとっては絶望の一週間と言える。
しかし、住み込みの家庭教師があまりに優秀過ぎて、数日でテスト範囲を網羅してしまったために本番で凄まじい実力を発揮。試験開始三十分後から途中退室可能とあって、鮮やかな解答をスピーディーに仕上げた後、試験官から退室許可が口頭で知らされるやいなや、どや顔で席を立って周囲からの羨望の眼差しを一身に浴びつつ試験室を去るのが定例となっていた。
今日で試験は最後。手に握られているのは、朝日が作ってくれた試験問題予想集で、実はこれは予想集ではなく預言書である。教授の性格や癖、生活スタイルや周囲の環境についての詳細情報と、朝日のえげつない洞察力が合わされば、的中率九十九パーセントの問題集は作成可能だ。教授が小賢しいまねをして過去問を無力化しようと、これがあれば無双できよう。
試験前に予言書に目を通しつつ、行きの電車の中でほくそ笑んだ。
「勝った……、勝ったんだよ俺はぁ……」
先程から、繰り返し小声で、このセリフを復唱している。もう何に勝ったのかは忘れたが、周りから見れば、車内の座席争奪戦に敗退し、終点まで立たされるのを余儀なくされた敗残兵にしか見えない。むしろ負けていた。
(くそったれぇ……。狙ってた所を全部シャットアウトされるとは……)
我ながら心が狭い。おそらく四畳半くらいしか無い。来週からの怒濤の四連勤を考えると、朝方に機嫌が悪いのも自然の摂理かも知れない。だが、最後に飛びついた席にすんなりと着座した中坊に大人げなく癇癪を起こし、睨みを効かしていては同情の余地無し。中坊はゲームに夢中で、俺の怒りの視線に気付いていない。睨んだ甲斐無し。
さらに追い打ちをかける事態が起こった。
「よぉ、藤代、また会ったな」
不敵な笑みを浮かべて近づくこの男を、皆様、覚えていらっしゃるだろうか。……そう、中島である。冒頭に紹介してから一度も話に出さなかったが、中島とは結構な頻度で遭遇している。毎週月曜と金曜、つまり、週の頭と尻に出くわす可能性が高い。理由は明白で、この二日に関しては、一限登校が被っているからだ。ゆえに、朝の通勤通学ラッシュが絡むややこしい時に、「よぉ、藤代」の決まり文句とともにこの男が現れる仕組みとなっている。
「またお前か……」
馴れ馴れしく中島は俺の肩を持って、
「そう邪険になさらず! 今日は良い話を持ってきたんだ」
「良い話って?」
「来週の日曜、桜花女学院の子達とウチのメンズで合コンが決まったんだ! あの桜花女学院と聞いてすぐに人が集まって、メンバーも決定していた。だがしかぁーし! 幸か不幸か、一名欠員が出てねぇ。あ、幹事は俺がやってんだ。藤代が暇なら―」
「行かねぇよ」
訳あって、冷たくあしらった。
「えぇ! 何でだよぉ! 桜花だぞ? 名家のお嬢様だぞ? 逆玉だってあり得るのに!」
「朝からデケぇ声出すなって」
「あぁ、すまん……」
中島はなおも小声で説得を続ける。
「お前、彼女欲しいとか言ってたじゃん」
「そうだっけ」
「そうだよ、あの時は目が血走ってた」
ガタン、ガタンと、線路のつなぎ目に合わせ、等間隔に通過音が鳴っている。目の前の中坊は依然、ゲームに熱中している。
「何か予定あるのか?」
「バイト」
「またバイト? 合コンに行きたくない時の常套句じゃないだろうな?」
「違ぇよ、マジで言ってる」
中島は一度疑いの目で俺を見て、そしてため息を一つついた。
「今年の夏は、ダブルデートにでも誘いたかったのになぁ……」
「あー、それで誘ってんのか」
何となく、合点がいった。
「相変わらず、性悪だな」
嫌みっぽく言った。
「性悪って、俺が? まさか」
中島はとぼけた。かつてのあいつみたいに、最後まで問い詰める。
「彼女いるくせに、なに呑気に合コンの幹事なんかやってんだよ。言いつけるぞ」
中島はウチの大学のマドンナ的存在、塚本美幸さんと付き合っている。入学早々手を出したと聞いている。筋金入りの女垂らしなのだ。
「ミーちゃんは、その辺寛容だからセーフ」
女に手を出すのが早ければ、開き直るのも早い。さすがだな。
俺が呆れ顔をしていると、
「だからって、マジで言うんじゃないぞ? この件は内密に」
中島は人差し指を口に当てた。後で口止め料でも徴収してやろうか、小悪魔め。
「はいはい」
適当に返事をして、視線をそらした。新たな視界には、他愛ない光景が映った。揺れる車内には、仮眠するサラリーマンや、忙しそうに手帳に予定を書き込むOL、ゲームに恋する中坊、手すりにぶら下がる、頭空っぽの同級生。その他全てが徐々に静まって、飽和している。煌々とした日光が、流れる背景に現れる木々の間から木漏れ日となって飽和した車内を差し満たす。見慣れてしまえば過小評価しがちなこの幻想風景も、あと一駅で立ち消える。終点が近い。
中島が言った。
「今年も藤代は独り身なのか……」
気の抜けた、あくび混じりの発言だった。いつもなら失礼な事を言われると即座に言い返したくなるが、この時、意外にも心穏やかに聞いている自分がいた。きっと、木漏れ日に癒やされたのだろう。悠長に考える余裕があった。さて、気の利いた返事でもしてやるか。
油断し切った中島を、驚かせるつもりで言った。他意は無い。
「俺はもう間に合ってるから」
それを聞いた隣人の横顔は、みるみる内に眠気顔から驚嘆の表情へと移った。同調するようになで肩に力が入って、大きく一息吸った。ピタリと止めて、それから一気に吐き出した。
「エッッッ!」
車内のアナウンスが続け様に終点を告げる。扉が開くと同時に、彫刻のように固まった中島を置いて、外へ飛び出した。尋問されるのを嫌って逃げたのだ。「待てぇぇぇ! 待たんか藤代ぉぉぉぉぉぉ!」とのことだが、誰も待たない。どれだけ追ってこようが、鈍足の中島に捕まるはずも無く、まったりと走って校門へゴールイン。ここまで来れば別棟なので、中島も追ってはこない。じゃあな中島、健闘を祈る―
しかし、住み込みの家庭教師があまりに優秀過ぎて、数日でテスト範囲を網羅してしまったために本番で凄まじい実力を発揮。試験開始三十分後から途中退室可能とあって、鮮やかな解答をスピーディーに仕上げた後、試験官から退室許可が口頭で知らされるやいなや、どや顔で席を立って周囲からの羨望の眼差しを一身に浴びつつ試験室を去るのが定例となっていた。
今日で試験は最後。手に握られているのは、朝日が作ってくれた試験問題予想集で、実はこれは予想集ではなく預言書である。教授の性格や癖、生活スタイルや周囲の環境についての詳細情報と、朝日のえげつない洞察力が合わされば、的中率九十九パーセントの問題集は作成可能だ。教授が小賢しいまねをして過去問を無力化しようと、これがあれば無双できよう。
試験前に予言書に目を通しつつ、行きの電車の中でほくそ笑んだ。
「勝った……、勝ったんだよ俺はぁ……」
先程から、繰り返し小声で、このセリフを復唱している。もう何に勝ったのかは忘れたが、周りから見れば、車内の座席争奪戦に敗退し、終点まで立たされるのを余儀なくされた敗残兵にしか見えない。むしろ負けていた。
(くそったれぇ……。狙ってた所を全部シャットアウトされるとは……)
我ながら心が狭い。おそらく四畳半くらいしか無い。来週からの怒濤の四連勤を考えると、朝方に機嫌が悪いのも自然の摂理かも知れない。だが、最後に飛びついた席にすんなりと着座した中坊に大人げなく癇癪を起こし、睨みを効かしていては同情の余地無し。中坊はゲームに夢中で、俺の怒りの視線に気付いていない。睨んだ甲斐無し。
さらに追い打ちをかける事態が起こった。
「よぉ、藤代、また会ったな」
不敵な笑みを浮かべて近づくこの男を、皆様、覚えていらっしゃるだろうか。……そう、中島である。冒頭に紹介してから一度も話に出さなかったが、中島とは結構な頻度で遭遇している。毎週月曜と金曜、つまり、週の頭と尻に出くわす可能性が高い。理由は明白で、この二日に関しては、一限登校が被っているからだ。ゆえに、朝の通勤通学ラッシュが絡むややこしい時に、「よぉ、藤代」の決まり文句とともにこの男が現れる仕組みとなっている。
「またお前か……」
馴れ馴れしく中島は俺の肩を持って、
「そう邪険になさらず! 今日は良い話を持ってきたんだ」
「良い話って?」
「来週の日曜、桜花女学院の子達とウチのメンズで合コンが決まったんだ! あの桜花女学院と聞いてすぐに人が集まって、メンバーも決定していた。だがしかぁーし! 幸か不幸か、一名欠員が出てねぇ。あ、幹事は俺がやってんだ。藤代が暇なら―」
「行かねぇよ」
訳あって、冷たくあしらった。
「えぇ! 何でだよぉ! 桜花だぞ? 名家のお嬢様だぞ? 逆玉だってあり得るのに!」
「朝からデケぇ声出すなって」
「あぁ、すまん……」
中島はなおも小声で説得を続ける。
「お前、彼女欲しいとか言ってたじゃん」
「そうだっけ」
「そうだよ、あの時は目が血走ってた」
ガタン、ガタンと、線路のつなぎ目に合わせ、等間隔に通過音が鳴っている。目の前の中坊は依然、ゲームに熱中している。
「何か予定あるのか?」
「バイト」
「またバイト? 合コンに行きたくない時の常套句じゃないだろうな?」
「違ぇよ、マジで言ってる」
中島は一度疑いの目で俺を見て、そしてため息を一つついた。
「今年の夏は、ダブルデートにでも誘いたかったのになぁ……」
「あー、それで誘ってんのか」
何となく、合点がいった。
「相変わらず、性悪だな」
嫌みっぽく言った。
「性悪って、俺が? まさか」
中島はとぼけた。かつてのあいつみたいに、最後まで問い詰める。
「彼女いるくせに、なに呑気に合コンの幹事なんかやってんだよ。言いつけるぞ」
中島はウチの大学のマドンナ的存在、塚本美幸さんと付き合っている。入学早々手を出したと聞いている。筋金入りの女垂らしなのだ。
「ミーちゃんは、その辺寛容だからセーフ」
女に手を出すのが早ければ、開き直るのも早い。さすがだな。
俺が呆れ顔をしていると、
「だからって、マジで言うんじゃないぞ? この件は内密に」
中島は人差し指を口に当てた。後で口止め料でも徴収してやろうか、小悪魔め。
「はいはい」
適当に返事をして、視線をそらした。新たな視界には、他愛ない光景が映った。揺れる車内には、仮眠するサラリーマンや、忙しそうに手帳に予定を書き込むOL、ゲームに恋する中坊、手すりにぶら下がる、頭空っぽの同級生。その他全てが徐々に静まって、飽和している。煌々とした日光が、流れる背景に現れる木々の間から木漏れ日となって飽和した車内を差し満たす。見慣れてしまえば過小評価しがちなこの幻想風景も、あと一駅で立ち消える。終点が近い。
中島が言った。
「今年も藤代は独り身なのか……」
気の抜けた、あくび混じりの発言だった。いつもなら失礼な事を言われると即座に言い返したくなるが、この時、意外にも心穏やかに聞いている自分がいた。きっと、木漏れ日に癒やされたのだろう。悠長に考える余裕があった。さて、気の利いた返事でもしてやるか。
油断し切った中島を、驚かせるつもりで言った。他意は無い。
「俺はもう間に合ってるから」
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「エッッッ!」
車内のアナウンスが続け様に終点を告げる。扉が開くと同時に、彫刻のように固まった中島を置いて、外へ飛び出した。尋問されるのを嫌って逃げたのだ。「待てぇぇぇ! 待たんか藤代ぉぉぉぉぉぉ!」とのことだが、誰も待たない。どれだけ追ってこようが、鈍足の中島に捕まるはずも無く、まったりと走って校門へゴールイン。ここまで来れば別棟なので、中島も追ってはこない。じゃあな中島、健闘を祈る―
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