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第九話 試験の結果
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ミィの試験が始まった。
彼女は僧侶適正なので、回復や補助系の魔法試験が中心になる。
ミィは俺を見るなりムフゥ! と鼻息を荒くした。
相当、気合いが入ってんな。自信満々じゃないか。
モーゼリアは砂時計を持ち上げた。
「それじゃあ、補助系の魔法、 照明球体を出現させてください。制限時間は一分です。この砂時計の砂が全部落ちる前に出現させれればこの試験はクリアですよ」
「うん! わかった!」
「始め!」
砂時計が裏返される。
さぁ、がんばれミィ!
練習の成果を見せてやれ!
他の生徒も俺と同じ気持ちだった。
みんなが一丸となって見守る中。訓練場に響いたのは気の抜けた音だった。
ぷすぅーー!
え……?
彼女の両手から出現したのは湯気だった。
ミィは全身を真っ赤にして汗を飛散させている。
おいおい。緊張しすぎだ。
力み過ぎて魔力不発が起こってるよ。
「お、おな……おならじゃないからね……」
と、泣き出しそうな顔になる。
みんなは『おならだなんて思ってないから!』という否定の気持ちだった。
そんな中、一人だけゲラゲラ笑うやつがいた。
「ミヒョヒョヒョ! 緊張しておならしてるざんすよ。プスゥだってミヒョヒョヒョーー!!」
なんだこいつ……。
ふとマイカを見ると木剣を握りしめていた。
俺にニカっと笑って無言の合図を送ってくる。
『殺していいよね?』
いや、ダメだ。
一応、教頭だからな。
やつを殺せば罪に問われる。
だが、このまま放っておくのは許せん。
俺はその木剣をマイカからもらって、後ろの壁に向かってぶん投げた。
木剣には強化の魔法が付与されており壁に当たると跳ね返る。
「教頭、後ろを見てください。危ないですよ?」
「は!? なんざんすか!? 今、おならが面白いざんすのに」
と、後ろを向いた時には遅かった。
ブスッ!
木剣は教頭のお尻にぶっ刺さった。
「あぎゃあああああああああああああッ!! なんでぇええええ!?」
「さっき、レナンシェアが魔法の試験を受けている時に、風が吹いたのでその影響でしょう」
「入っちゃってるざんすぅうう! 私のお尻に木剣が入っちゃってるざんすぅううう!!」
「はい。確実に入ってますね」
木剣が可哀想だ。
そんな時だ。
「えい! 照明球体!」
と、ミィの凛々しい声が響く。
彼女の両手から明るい球体が発言された。
砂時計の砂はギリギリ残っている。
なんとか、普段の調子を取り戻したようだな。
これならなんとかなるだろう。
続いて、藁人形に回復魔法をかける試験。
「 回復!」
うん。これも問題なし。
そうして、最後にやった照明球体を三メートル上空に浮かせる試験も無事に成功させた。
* * *
実施試験の合否発表前。
モーゼリアは教頭に呼ばれた。
二人は誰もいない物陰に隠れて話す。
俺は教頭の動向が気になったので、偵察飛行蝶をこっそり彼女の後ろに飛ばした。
これは魔力で作った蝶々を通じて、その蝶が見聞きした状況を確認できるスキルだ。
「モーゼリアさん。あーたを呼んだのは他でもないざんす」
「安心してください教頭! どんぐり組の子は全員合格です!」
「それじゃあ、困るんざんすよ」
「な、なぜですか!?」
「レナンシェアのご両親からは娘の面倒を見るようにと多額の寄付をいただいているざんす。それもこれも、娘が出来損ないだからざんしょ。ミヒョヒョヒョ」
「そ、そんな酷い言い方はやめてください。それに、もう合格するんです。ご両親もさぞやお喜びになるでしょう」
「違う違う。あーたはなにもわかってないざんすね。これはビジネスなんざんす!」
おいおい。
この教頭……胡散臭いとは思っていたが相当に醜悪だな。
「ミヒョヒョ。レナンシェアを合格させてはダメざんす。彼女は落ちこぼれのまま。そうすれば多額の寄付が入り続けるざんすよぉおお!」
「わ、私に不正をしろと言っているのですか!?」
「そういうことざんす」
「できません!」
「ミヒョヒョ。いいのですか? あーたの故郷には学園から援助が出ているざんす。その援助を止めてしまいますよ?」
「そんなことになれば、大勢のエルフが命を落としてしまいます!」
「ミヒョヒョヒョ! 大丈夫大丈夫。レナンシェアを不合格にさせればあーたの故郷の援助は止めないざんすよ」
「で、でも……」
どうやら、モーゼリアは教頭に弱みを握られているらしい。
彼女の故郷には援助が必要なのか……。そんなこと知らなかったな。
「レナンシェアだけを落としては不正がバレてしまうざんすからして、全員を落とせば問題ないざんしょ」
「………み、みんな、努力をしてきたんです。あの子達、とても頑張ってきたんです!」
「どうせ、落ちこぼれのどんぐり組です。全員が落ちれば今までとなにも変わらないんざんすよ。まぁ、前提条件として、ザウスはクビにしますけどね」
ふぅむ……。
平和のためと結成されたこの学園が、こんなやつの金を稼ぐ道具になっていたとはな。
これは捨ておけんよ。
* * *
モーゼリアは落ち込んだ顔でみんなの前に立った。
この試験の試験官はあくまでもモーゼリア。彼女の判断が全てだが、俺が教頭を問い詰めたところでしらばっくれるのがオチだろう。
こうなったら偵察飛行蝶の録画機能を使うか……。しかし、そうなれば生徒たちにとって学園の印象が悪くなってしまう。自分たちの学舎が金稼ぎの道具に利用されているなんて、子供の彼女らにとっては酷だろうからな。それに、以前から感じていたが、マイカは教師に対して異常なまでに不信感を抱いている。きっと、過去になにか辛いことでもあったのだろう。
録画を見せればみんなの落第は解決するが、マイカが抱いている教師に対する不信感は増大するはずだ。これ以上、教師の信用を落としたくない。できれば……この蝶の録画は使いたくないな。
「それでは、試験の結果を発表します……」
んぐ!
みんながんばったのに!
こんなところでおしまいか!
俺は思わず、モーゼリアの言葉を止めようとする。
偵察飛行蝶を出現させようとした、その時だ。
彼女はニコっと笑った。
「みなさん! 合格です!!」
え……!?
彼女の言葉に生徒たちは飛び上がって大喜び。
モーゼリアはそんな生徒たちに優しい言葉をかけた。
「おめでとうございます。今日からどんぐり組のみんなは学徒ランクG級ですよ! みんなががんばった結果ですね」
ミィは俺に抱きついてきた。
「てんてぇやったよ!」
「お、おう……」
モーゼリア……。
俺は彼女が気になって仕方がない。
しかし、子供たちは関係がないことだ。
ロロアも俺に抱きついてきた。
「先生、僕やったよ!」
「おう……」
レナンシェアは俺のずぼんのすそを引っ張る。
「先生……私……やった」
「だな! みんなおめでとう!」
マイカは俺とは目を合わさなかったが嬉しそうだ。
俺はミィやロロア、レナンシェアの頭をなでなでする。
そんな中、教頭は憤慨して訓練場を出ていった。
モーゼリアの顔は嬉しさの陰に悲しみが隠れていた。
* * *
放課後の教員室。
モーゼリアは荷物をまとめていた。
「デインさん……。私……。教師をやめることにしました。この学園はデインさん任せればなんとかなるかなって……。えへへ」
教頭に言われたことが原因だな。
こいつは、自分の事情より生徒と俺を優先してくれたんだ。
そんなことをおくびにも出さないとはな。
「じゃあ、故郷のエルフの村に帰えるんだな?」
「はい……。い、以前から帰らなければいけなかったんです。村は大変でしたから」
「学園の援助がなくなるもんな」
「ど、どうしてそのことを!?」
「これでな」
と、俺は偵察飛行蝶を出現させる。
蝶の鱗粉は教頭と彼女の会話を映し出した。
「おまえとエゲツナールとの会話は全部聞かせてもらったよ」
彼女は観念したように肩を落とす。
「ああ……。知ってしまったんですね……。実は、村は農作物が収穫できなくて食料難が続いているのです。それを援助してくれていたのがエゲツナール教頭だったのです」
なるほどな。
まぁ、そんなことだろうと予想はしていた。
でもな。そんなことより俺の目的が増えた。
「安心しろよ。おまえは辞めなくて良いからさ」
「え……!?」
ふふ。
思わず笑ってしまうよ。
「この学園でやることが増えたんだ」
「ど、どういう意味ですか?」
「俺はどんぐり組の生徒を最強の勇者パーティーに育てると言ったよな?」
「ええ……」
「それともう一つ。やりたいことが増えたんだ」
俺の笑顔に彼女は小首を傾げる。
「教頭にしかるべき報いを受けさせてやる」
「ええ!?」
「あんなやつがのうのうと教頭をやってることが問題だろう?」
「……た、たしかに教頭はこの学園を自分の私利私欲のために利用しています」
「だったら、それ相応の報いを受けさせてやんないとな」
そう考えたら楽しくなってきたのさ。
「まずは、モーゼリアの故郷をなんとかする。教頭から受けた弱みを解決してやろう。だから、退職なんて考えんなよ」
「デインさん!」
彼女は俺に抱きついた。
爆乳が俺に体に密着する。
むにゅぅうううう……!
「デインさん! ありがとうございます!」
「お、おう……。お、俺の方こそありがとな。生徒たちを選んでくれてさ」
「そんなのは当然です! みんながんばったんですから」
ふふ。おまえは教師の鏡だよ。
むぎゅぅうううう……!
って、胸が……。
彼女は僧侶適正なので、回復や補助系の魔法試験が中心になる。
ミィは俺を見るなりムフゥ! と鼻息を荒くした。
相当、気合いが入ってんな。自信満々じゃないか。
モーゼリアは砂時計を持ち上げた。
「それじゃあ、補助系の魔法、 照明球体を出現させてください。制限時間は一分です。この砂時計の砂が全部落ちる前に出現させれればこの試験はクリアですよ」
「うん! わかった!」
「始め!」
砂時計が裏返される。
さぁ、がんばれミィ!
練習の成果を見せてやれ!
他の生徒も俺と同じ気持ちだった。
みんなが一丸となって見守る中。訓練場に響いたのは気の抜けた音だった。
ぷすぅーー!
え……?
彼女の両手から出現したのは湯気だった。
ミィは全身を真っ赤にして汗を飛散させている。
おいおい。緊張しすぎだ。
力み過ぎて魔力不発が起こってるよ。
「お、おな……おならじゃないからね……」
と、泣き出しそうな顔になる。
みんなは『おならだなんて思ってないから!』という否定の気持ちだった。
そんな中、一人だけゲラゲラ笑うやつがいた。
「ミヒョヒョヒョ! 緊張しておならしてるざんすよ。プスゥだってミヒョヒョヒョーー!!」
なんだこいつ……。
ふとマイカを見ると木剣を握りしめていた。
俺にニカっと笑って無言の合図を送ってくる。
『殺していいよね?』
いや、ダメだ。
一応、教頭だからな。
やつを殺せば罪に問われる。
だが、このまま放っておくのは許せん。
俺はその木剣をマイカからもらって、後ろの壁に向かってぶん投げた。
木剣には強化の魔法が付与されており壁に当たると跳ね返る。
「教頭、後ろを見てください。危ないですよ?」
「は!? なんざんすか!? 今、おならが面白いざんすのに」
と、後ろを向いた時には遅かった。
ブスッ!
木剣は教頭のお尻にぶっ刺さった。
「あぎゃあああああああああああああッ!! なんでぇええええ!?」
「さっき、レナンシェアが魔法の試験を受けている時に、風が吹いたのでその影響でしょう」
「入っちゃってるざんすぅうう! 私のお尻に木剣が入っちゃってるざんすぅううう!!」
「はい。確実に入ってますね」
木剣が可哀想だ。
そんな時だ。
「えい! 照明球体!」
と、ミィの凛々しい声が響く。
彼女の両手から明るい球体が発言された。
砂時計の砂はギリギリ残っている。
なんとか、普段の調子を取り戻したようだな。
これならなんとかなるだろう。
続いて、藁人形に回復魔法をかける試験。
「 回復!」
うん。これも問題なし。
そうして、最後にやった照明球体を三メートル上空に浮かせる試験も無事に成功させた。
* * *
実施試験の合否発表前。
モーゼリアは教頭に呼ばれた。
二人は誰もいない物陰に隠れて話す。
俺は教頭の動向が気になったので、偵察飛行蝶をこっそり彼女の後ろに飛ばした。
これは魔力で作った蝶々を通じて、その蝶が見聞きした状況を確認できるスキルだ。
「モーゼリアさん。あーたを呼んだのは他でもないざんす」
「安心してください教頭! どんぐり組の子は全員合格です!」
「それじゃあ、困るんざんすよ」
「な、なぜですか!?」
「レナンシェアのご両親からは娘の面倒を見るようにと多額の寄付をいただいているざんす。それもこれも、娘が出来損ないだからざんしょ。ミヒョヒョヒョ」
「そ、そんな酷い言い方はやめてください。それに、もう合格するんです。ご両親もさぞやお喜びになるでしょう」
「違う違う。あーたはなにもわかってないざんすね。これはビジネスなんざんす!」
おいおい。
この教頭……胡散臭いとは思っていたが相当に醜悪だな。
「ミヒョヒョ。レナンシェアを合格させてはダメざんす。彼女は落ちこぼれのまま。そうすれば多額の寄付が入り続けるざんすよぉおお!」
「わ、私に不正をしろと言っているのですか!?」
「そういうことざんす」
「できません!」
「ミヒョヒョ。いいのですか? あーたの故郷には学園から援助が出ているざんす。その援助を止めてしまいますよ?」
「そんなことになれば、大勢のエルフが命を落としてしまいます!」
「ミヒョヒョヒョ! 大丈夫大丈夫。レナンシェアを不合格にさせればあーたの故郷の援助は止めないざんすよ」
「で、でも……」
どうやら、モーゼリアは教頭に弱みを握られているらしい。
彼女の故郷には援助が必要なのか……。そんなこと知らなかったな。
「レナンシェアだけを落としては不正がバレてしまうざんすからして、全員を落とせば問題ないざんしょ」
「………み、みんな、努力をしてきたんです。あの子達、とても頑張ってきたんです!」
「どうせ、落ちこぼれのどんぐり組です。全員が落ちれば今までとなにも変わらないんざんすよ。まぁ、前提条件として、ザウスはクビにしますけどね」
ふぅむ……。
平和のためと結成されたこの学園が、こんなやつの金を稼ぐ道具になっていたとはな。
これは捨ておけんよ。
* * *
モーゼリアは落ち込んだ顔でみんなの前に立った。
この試験の試験官はあくまでもモーゼリア。彼女の判断が全てだが、俺が教頭を問い詰めたところでしらばっくれるのがオチだろう。
こうなったら偵察飛行蝶の録画機能を使うか……。しかし、そうなれば生徒たちにとって学園の印象が悪くなってしまう。自分たちの学舎が金稼ぎの道具に利用されているなんて、子供の彼女らにとっては酷だろうからな。それに、以前から感じていたが、マイカは教師に対して異常なまでに不信感を抱いている。きっと、過去になにか辛いことでもあったのだろう。
録画を見せればみんなの落第は解決するが、マイカが抱いている教師に対する不信感は増大するはずだ。これ以上、教師の信用を落としたくない。できれば……この蝶の録画は使いたくないな。
「それでは、試験の結果を発表します……」
んぐ!
みんながんばったのに!
こんなところでおしまいか!
俺は思わず、モーゼリアの言葉を止めようとする。
偵察飛行蝶を出現させようとした、その時だ。
彼女はニコっと笑った。
「みなさん! 合格です!!」
え……!?
彼女の言葉に生徒たちは飛び上がって大喜び。
モーゼリアはそんな生徒たちに優しい言葉をかけた。
「おめでとうございます。今日からどんぐり組のみんなは学徒ランクG級ですよ! みんなががんばった結果ですね」
ミィは俺に抱きついてきた。
「てんてぇやったよ!」
「お、おう……」
モーゼリア……。
俺は彼女が気になって仕方がない。
しかし、子供たちは関係がないことだ。
ロロアも俺に抱きついてきた。
「先生、僕やったよ!」
「おう……」
レナンシェアは俺のずぼんのすそを引っ張る。
「先生……私……やった」
「だな! みんなおめでとう!」
マイカは俺とは目を合わさなかったが嬉しそうだ。
俺はミィやロロア、レナンシェアの頭をなでなでする。
そんな中、教頭は憤慨して訓練場を出ていった。
モーゼリアの顔は嬉しさの陰に悲しみが隠れていた。
* * *
放課後の教員室。
モーゼリアは荷物をまとめていた。
「デインさん……。私……。教師をやめることにしました。この学園はデインさん任せればなんとかなるかなって……。えへへ」
教頭に言われたことが原因だな。
こいつは、自分の事情より生徒と俺を優先してくれたんだ。
そんなことをおくびにも出さないとはな。
「じゃあ、故郷のエルフの村に帰えるんだな?」
「はい……。い、以前から帰らなければいけなかったんです。村は大変でしたから」
「学園の援助がなくなるもんな」
「ど、どうしてそのことを!?」
「これでな」
と、俺は偵察飛行蝶を出現させる。
蝶の鱗粉は教頭と彼女の会話を映し出した。
「おまえとエゲツナールとの会話は全部聞かせてもらったよ」
彼女は観念したように肩を落とす。
「ああ……。知ってしまったんですね……。実は、村は農作物が収穫できなくて食料難が続いているのです。それを援助してくれていたのがエゲツナール教頭だったのです」
なるほどな。
まぁ、そんなことだろうと予想はしていた。
でもな。そんなことより俺の目的が増えた。
「安心しろよ。おまえは辞めなくて良いからさ」
「え……!?」
ふふ。
思わず笑ってしまうよ。
「この学園でやることが増えたんだ」
「ど、どういう意味ですか?」
「俺はどんぐり組の生徒を最強の勇者パーティーに育てると言ったよな?」
「ええ……」
「それともう一つ。やりたいことが増えたんだ」
俺の笑顔に彼女は小首を傾げる。
「教頭にしかるべき報いを受けさせてやる」
「ええ!?」
「あんなやつがのうのうと教頭をやってることが問題だろう?」
「……た、たしかに教頭はこの学園を自分の私利私欲のために利用しています」
「だったら、それ相応の報いを受けさせてやんないとな」
そう考えたら楽しくなってきたのさ。
「まずは、モーゼリアの故郷をなんとかする。教頭から受けた弱みを解決してやろう。だから、退職なんて考えんなよ」
「デインさん!」
彼女は俺に抱きついた。
爆乳が俺に体に密着する。
むにゅぅうううう……!
「デインさん! ありがとうございます!」
「お、おう……。お、俺の方こそありがとな。生徒たちを選んでくれてさ」
「そんなのは当然です! みんながんばったんですから」
ふふ。おまえは教師の鏡だよ。
むぎゅぅうううう……!
って、胸が……。
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