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第十四話 従魔契約
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魔神の周囲には漆黒の蝶が優雅に飛ぶ。
これは俺の 蝶絶封印術。強力なモンスターを封印する技だ。
「じゃあ、封印するぞ」
『ま、待ってくれぇええええええええ!』
と、魔神は大きな体をくの字にした。
魔神は黒板消しに似ているので、つまりこれは……土下座かな?
「封印だけは勘弁してくれでやんすぅうううううううう!!」
やんす?
「どうか、どうか封印だけはぁああああ! 勘弁してほしいでやんすぅううう!!」
「なんだよ。その話し方?」
「私はこれが自然な喋り方でやんす! さっきまでは人間に舐められないように魔神らしさを作っていたでやんす!」
涙ぐましい努力だなぁ。
「旦那ぁ! 私は一千年もの間、暗い閉塞空間に封印されていたでやんすよ。せっかく出られたのにまた封印されるなんて辛すぎるでやんす」
そう言われてもなぁ……。
「じゃあ、封印じゃなくて消滅の方向でいってみるか」
と、大きな魔力球を出現させる。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいい! 考えが物騒でやんすぅうううう!!」
「仕方ないだろ。おまえは作物を食い荒らすんだからさ。人間の敵を人間が排除するのは当然のこった」
「もう人間を襲ったりしませんからぁああああ! これからは誰にも迷惑のかからない所で雑草の精気を吸って慎ましく生きていきやすからぁあああ! どうか、封印だけはご勘弁をぉおおおおお!」
「おいおい……。魔神クラスの存在を野放しにできるかよ。おまえが心を入れ替えたって他の人間から命を狙われるのがオチだ」
「そんなぁああああああああああああああッ!!」
再び号泣。
なんだかかわいそうになってきた。
「旦那ぁああああ! では、私を従魔契約してくだせぇええ! 旦那の魔力なら私を使えるはずだ!」
「ふぅむ……。たしかにな……。俺の魔力を食えばおまえは死なないわけか」
「馬車馬のように働きやすからぁあああ! 封印だけはご勘弁くだせぇええ!!」
仕方ないぁ。
「わかったよ。じゃあ、従魔契約してやるから」
またまた大泣き。
今度は嬉し涙のようだ。
「ありがとうございやす旦那ぁあああ!」
魔神イレイザールは俺の前でひざまずいて頭を下げた。
俺は、おそらく額と思われる部分に手をかざして従魔契約の詠唱をする。
従魔契約は宿主に心からの敬愛がなければ成立はしない。
今のこいつなら成立するだろう。
「我が血肉を糧とし、我が魂を楔とせよ。汝は今より我が力。我が声に応え、我が魂と共に歩め」
契約紋が魔神の額に浮かび上がる。
「うん。これで俺の従魔だ」
「よろしくお願いしやす旦那ぁああああああ!」
「うん」
「え……!? ちょ、ちょっと待ってくださいよ旦那ぁあああ……」
「どうした?」
「だ、旦那と魂レベルで繋がって、旦那の胎内に封印されている存在がわかってしまいやしたよぉおおおお!」
ああ……そうだった。こいつにはバレてしまうんだよな。
「このことは秘密だ。絶対に誰にも言うな」
「もちろんでやんす! 旦那の秘密は私の秘密でやんす!!」
よし。こいつの使い道は後々に考えるとしよう。
「旦那。それだけの魔力があれば、人間から奪った精気を元の体に戻すことができるでやんすがどういたしやす?」
「どういうことだ?」
「エルフや王城の兵士団。いろんな人間を老人にしましたから、その精気を返せば元の年齢に戻るでやんす」
「なるほど。じゃあ、みんなを元に戻してやってくれ」
「承知いたしやした!」
魔神は腹から無数の光る玉を吐き出した。
それが人間の精気なのだろう。それは、まるで花火のように空に向かって飛んで行く。
なかなかの絶景だよ。
「ふぅ~~。これで年老いた人間は元に戻ったでやんすよ」
「それにしても、おまえは大きすぎるな。それじゃあ目立ってどこにも行けん」
十メートルはあるだろうからな。
こんな図体で王都を歩けばたちまち人に注目されてしまうよ。
すると、魔神の体はシュルシュルと小さくなった。
手の平サイズになるとほとんど黒板消しである。
「私は自分の体を自由に調整できるでやんす。さっきのが最大サイズ。これが最小でやんすよ」
魔神は俺の周囲をフヨフヨと浮遊する。
「おまえ飛べるのか?」
「へぇ。浮遊には魔力を使いやすので普段はやりませんが、旦那と契約しましたから飛び放題でやんすね」
うん。これは使えそうだぞ。
俺は魔神を一メートルくらいのサイズに調整させてその背中に乗って空を飛ぶことにした。
* * *
デインがいなくなったどんぐり組。
「もう三十分もたつじゃない。デインったらなにやってんのかしら?」
「てんてぇは魔神を探してるんじゃないかな?」
「にしては遅すぎない? もしかして、まだ魔神がやる気があって、戦ってるんじゃないかしら?」
「え!? だったら大変だよ」
「そうよね。あいつ……。魔神にはてんで歯が立たなかったんだもん。あたしたちがいなくちゃ負けちゃうわよ」
これにはレナンシェアが反論する。
「先生は強いよ。あれはきっと演技」
「え、演技ぃい!? どういうことよ!?」
「だって……」
と、彼女は魔神との戦いを思い出す。
(先生はみんなに強化魔法をかけてくれていた……。みんなは気がついてないみたいだけど、私たちのダメージが軽いのは先生が私たちを陰でフォローしてくれていたからだ)
そんなことを考えている彼女を見て、モーゼリアは軽くウインクをした。
それはおそらく無言の合図。『秘密ね』というサインだった。
レナンシェアはそれ以上なにも言わなくなった。
「とにかくさ! 先生が苦戦してるなら僕たちが行かなくちゃだよ」
「そうよね。あたしたちが協力して、また 蝶絶強力攻撃を出せば魔神を倒すことができるわ!」
そんな時だ。
ミィが空に浮かぶ黒い物体を発見する。
「あれ……。なんだろう?」
それはゆっくりとこちらに近づいて来た。
ミィは物体の上に乗っている者を確認する。
「あ! てんてぇだ! てんてぇが空を飛んでるんだ!! てんてぇーー!」
デインはみんなの前に着地した。
これは俺の 蝶絶封印術。強力なモンスターを封印する技だ。
「じゃあ、封印するぞ」
『ま、待ってくれぇええええええええ!』
と、魔神は大きな体をくの字にした。
魔神は黒板消しに似ているので、つまりこれは……土下座かな?
「封印だけは勘弁してくれでやんすぅうううううううう!!」
やんす?
「どうか、どうか封印だけはぁああああ! 勘弁してほしいでやんすぅううう!!」
「なんだよ。その話し方?」
「私はこれが自然な喋り方でやんす! さっきまでは人間に舐められないように魔神らしさを作っていたでやんす!」
涙ぐましい努力だなぁ。
「旦那ぁ! 私は一千年もの間、暗い閉塞空間に封印されていたでやんすよ。せっかく出られたのにまた封印されるなんて辛すぎるでやんす」
そう言われてもなぁ……。
「じゃあ、封印じゃなくて消滅の方向でいってみるか」
と、大きな魔力球を出現させる。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいい! 考えが物騒でやんすぅうううう!!」
「仕方ないだろ。おまえは作物を食い荒らすんだからさ。人間の敵を人間が排除するのは当然のこった」
「もう人間を襲ったりしませんからぁああああ! これからは誰にも迷惑のかからない所で雑草の精気を吸って慎ましく生きていきやすからぁあああ! どうか、封印だけはご勘弁をぉおおおおお!」
「おいおい……。魔神クラスの存在を野放しにできるかよ。おまえが心を入れ替えたって他の人間から命を狙われるのがオチだ」
「そんなぁああああああああああああああッ!!」
再び号泣。
なんだかかわいそうになってきた。
「旦那ぁああああ! では、私を従魔契約してくだせぇええ! 旦那の魔力なら私を使えるはずだ!」
「ふぅむ……。たしかにな……。俺の魔力を食えばおまえは死なないわけか」
「馬車馬のように働きやすからぁあああ! 封印だけはご勘弁くだせぇええ!!」
仕方ないぁ。
「わかったよ。じゃあ、従魔契約してやるから」
またまた大泣き。
今度は嬉し涙のようだ。
「ありがとうございやす旦那ぁあああ!」
魔神イレイザールは俺の前でひざまずいて頭を下げた。
俺は、おそらく額と思われる部分に手をかざして従魔契約の詠唱をする。
従魔契約は宿主に心からの敬愛がなければ成立はしない。
今のこいつなら成立するだろう。
「我が血肉を糧とし、我が魂を楔とせよ。汝は今より我が力。我が声に応え、我が魂と共に歩め」
契約紋が魔神の額に浮かび上がる。
「うん。これで俺の従魔だ」
「よろしくお願いしやす旦那ぁああああああ!」
「うん」
「え……!? ちょ、ちょっと待ってくださいよ旦那ぁあああ……」
「どうした?」
「だ、旦那と魂レベルで繋がって、旦那の胎内に封印されている存在がわかってしまいやしたよぉおおおお!」
ああ……そうだった。こいつにはバレてしまうんだよな。
「このことは秘密だ。絶対に誰にも言うな」
「もちろんでやんす! 旦那の秘密は私の秘密でやんす!!」
よし。こいつの使い道は後々に考えるとしよう。
「旦那。それだけの魔力があれば、人間から奪った精気を元の体に戻すことができるでやんすがどういたしやす?」
「どういうことだ?」
「エルフや王城の兵士団。いろんな人間を老人にしましたから、その精気を返せば元の年齢に戻るでやんす」
「なるほど。じゃあ、みんなを元に戻してやってくれ」
「承知いたしやした!」
魔神は腹から無数の光る玉を吐き出した。
それが人間の精気なのだろう。それは、まるで花火のように空に向かって飛んで行く。
なかなかの絶景だよ。
「ふぅ~~。これで年老いた人間は元に戻ったでやんすよ」
「それにしても、おまえは大きすぎるな。それじゃあ目立ってどこにも行けん」
十メートルはあるだろうからな。
こんな図体で王都を歩けばたちまち人に注目されてしまうよ。
すると、魔神の体はシュルシュルと小さくなった。
手の平サイズになるとほとんど黒板消しである。
「私は自分の体を自由に調整できるでやんす。さっきのが最大サイズ。これが最小でやんすよ」
魔神は俺の周囲をフヨフヨと浮遊する。
「おまえ飛べるのか?」
「へぇ。浮遊には魔力を使いやすので普段はやりませんが、旦那と契約しましたから飛び放題でやんすね」
うん。これは使えそうだぞ。
俺は魔神を一メートルくらいのサイズに調整させてその背中に乗って空を飛ぶことにした。
* * *
デインがいなくなったどんぐり組。
「もう三十分もたつじゃない。デインったらなにやってんのかしら?」
「てんてぇは魔神を探してるんじゃないかな?」
「にしては遅すぎない? もしかして、まだ魔神がやる気があって、戦ってるんじゃないかしら?」
「え!? だったら大変だよ」
「そうよね。あいつ……。魔神にはてんで歯が立たなかったんだもん。あたしたちがいなくちゃ負けちゃうわよ」
これにはレナンシェアが反論する。
「先生は強いよ。あれはきっと演技」
「え、演技ぃい!? どういうことよ!?」
「だって……」
と、彼女は魔神との戦いを思い出す。
(先生はみんなに強化魔法をかけてくれていた……。みんなは気がついてないみたいだけど、私たちのダメージが軽いのは先生が私たちを陰でフォローしてくれていたからだ)
そんなことを考えている彼女を見て、モーゼリアは軽くウインクをした。
それはおそらく無言の合図。『秘密ね』というサインだった。
レナンシェアはそれ以上なにも言わなくなった。
「とにかくさ! 先生が苦戦してるなら僕たちが行かなくちゃだよ」
「そうよね。あたしたちが協力して、また 蝶絶強力攻撃を出せば魔神を倒すことができるわ!」
そんな時だ。
ミィが空に浮かぶ黒い物体を発見する。
「あれ……。なんだろう?」
それはゆっくりとこちらに近づいて来た。
ミィは物体の上に乗っている者を確認する。
「あ! てんてぇだ! てんてぇが空を飛んでるんだ!! てんてぇーー!」
デインはみんなの前に着地した。
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