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第壱記 紅鏡の巫女
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「別れてくれ! 俺はもうお前とはやっていけない!」
三年も付き合った彼女との物語にピリオドを打ってはや数日。
理由は、同棲して分かったお互いの性格の不一致によるものだ。
俺は結構引きずるタイプなのだが、不思議と心にモヤは無い。
「伊勢神宮にカップルで行ったからかな? まさかね」
俺は煌、十津川煌。
大学時代に先程の彼女と共に就職活動をするもことごとく失敗してしまう。
原因は簡単、二人で同じ職場で働きたかったからだ。
それでもめげずに連戦連敗を繰り返して、ついには就職できずに大学を卒業してしまった。
絶望の淵にいた俺達に一筋の光が差す。
派遣社員の広告だ。
派遣という言葉に差別意識は無かったのかと言われれば……勿論、無いとは言えない。
故に、大学時代はろくにどんな状況なのかを知ろうともせず、バカにし、コケにしていた。
「え!? カップル派遣!? 寮費無料!? 完全週休二日制!?」
求人情報には大学時代に欲しかった条件が、スーパーに陳列されている商品かと言う程普通にある。
履歴書も面接もいらない、見学は下見でOK。
衝撃と言う他無かった。
そして、カップル派遣で半年ごとに居住地を転々としながら、縁があってこの三重県にやってきたのだ。
三重県といえば伊勢神宮。
引っ越す前から頭の中にこの言葉があった。
無事現地に着いて早々トラブル発生。
入社前準備に不備があったらしく二日ほど猶予期間を貰った。
これは呼ばれてるなーっと二人で冗談を交えながら天照大御神の座す伊勢神宮へと向かった。
そしてそのまま破局した。
どうぞ、フラグ回収乙と罵倒してくれ。
俺は普段、動画投稿サイトを巡回するのが趣味だ。
ゲーム実況しか見ないはず……なのにあなたへのオススメ欄に見知らぬ神社が時々チラチラしていた。
「瀧原……宮……?」
それは三重県大紀町にあった。
伊勢神宮の別宮らしい。
これも何かの縁と感じた俺は次の日曜日に向かうことにした。
瀧原宮へと辿り着いた俺を迎えるは生憎の雨。
普段から参拝客は少ないらしいのだが、雨の影響か駐車場は貸し切り状態だった。
ここで俺は超重大なことに気付く。
「傘忘れた……」
普段であれば絶対濡れるのは嫌だ。
何の問題もなく日を改めるのだが、流石に片道六〇kmの運転のだるさには勝てなかった。
車を降りて大学時代以来の全力ダッシュで鳥居を突き抜けた。
するとどうだろう。
鳥居を抜け、手入れの行き届いた杉林の中にある一本道の参道を駆け抜けた先で待つ手水舎に着く頃には、雨は嘘のように止んでいた。
辺りには薄っすらと霧が漂い、木々や草花の落ち着いた香りが、走った心を正常化させる。
息を整え、手水舎にて手と口を清めた後、残りの参道へ向かう。
強めの向かい風ではあったが、まるで糸を手繰り寄せられているかのように、玉砂利をザクザクと踏み鳴らし本殿へと軽快に歩を進めた。
しばらく進むと杉林のアーチの終わりが見えてきた。
アーチの先は開けていて社が四社あった。
俺は驚く。
式年遷宮……二十年に一度社を建て替える伊勢神宮の神事がここでも行われていたからだ。
期日は伊勢神宮とはズレてはいるものの、さながら、伊勢神宮のミニ版と言える。
俺はいつものように、二礼二拍手一礼と淡々とこなす。
勿論、心で言ってやったよ。
嫌味ったらしく、にこやかに、そしてクールに、まるで上司に思ってもないことをいうように。
「リア充爆発あざす」
ってね。
未練を吐いてスッキリした俺は帰路に着こうと振り返る。
そこには身の丈中学生くらいだろうか、濃い桃色の髪をおろした気の強そうな見た目の巫女さんが立っていた。
第一印象はシンプルに可愛い。
ただ、どことなくオーラがあるというか、言葉では表現しにくいが、普通のお子様では無い雰囲気を俺は感じた。
「よーーくここまで来てくれたわね。待ってたわ」
少女は腰に手を当て指をさしながら太陽のような笑みを浮かべている。
「待ってたって、まるで招待したかのような物言いだね? お嬢ちゃん」
皮肉っぽく苦笑いで言葉を返す。
「呼んだから“キミ”は、今ここにいる」
「へぇ、お嬢さんはどうして俺なんかを呼んだんだい?」
「それは、決まってんじゃーん」
少女の顔に雲がかかる。
「キャハハハハ! 高天原を治める最高神のこの天照様が直々に別れさせてやったんだよ! キミは何故かあたしと波長が合うみたいだから? 反応を見にわざわざ出向いてやったんだ! なぁ、どんな気分だ……? 辛いよねぇ……最愛の人と縁が切れちゃって」
さっきまでとは正反対のゲス顔。
その姿はさながらいじめっ子のボスだ。
だがしかし、身長差のせいだろう、俺を見上げるその顔に神の威厳は感じられない。
調子に乗っている若い子にしか思えなかった。
「あ、別にいいっす」
これを大人の対応というのか甚だ疑問だが、自分自身中々に素っ気なかったと思う。
これには神を名乗るお嬢さんも、俺の対応にたじろぐ。
「え!? いや、悲しくないの??」
想定外の答えだったのだろう。
呆気に取られている神様にもう一言追加で申し上げ奉る。
「終わったことなんでいいっす。 それじゃ、帰ります」
何事も無かったかのように呆気に取られる彼女の横を通り帰路に着こうとした。
その時、色白で肌つやのよい綺麗な手で不意に背中をガッチリと掴まれる。
「ちょっと待て、人の子よ」
「はい?」
「なーーーーんも楽しくないじゃんか! せっかく反応見れるやつが数百年振りに現れたと思ったのに!」
俺はいつからダメな大人になってしまったのか。
大変拗ねるのがお上手な太陽神様に、俺の悪戯心がうずく。
「わぁ、神様と会えて幸せだなー!」
「何その棒読み腹立つ!」
「じゃあ、これで」
「ダメ!」
立ち去ろうとすると回り込んで両手を広げて制止を促された。
「人の子よ! 楽しくなかったから楽しいことしてくれないと二度と朝なんて来なくさせる。あたしこう見えてやるときはやるからね!」
涙目の彼女は強がる。
遊びに連れて行ってもいいのだが、本当に神様かをどうか知りたい欲が勝った。
「あ、それでいいです」
それは言い放った途端に起こった。
まだ朝の十時頃だというのに突然空が陰りだした。
彼女は泣き出しそうで今にもそのダムは決壊寸前。
本物だと悟った俺はにっこりと静かに告げた。
「嘘ですよ。天照様のことを楽しませられなかった俺が悪かったので罪滅ぼしで一緒にお出かけして頂けないでしょうか?」
膝を付き差し出した俺の手を彼女はしっかりと掴む。
「っぐ……えっぐ……うん……!」
決壊一歩手前の上目遣い。
その春の訪れを感じさせる新緑が芽吹いたかのような瞳に俺は不覚にも萌えた。
彼女の手を引いて車に乗り込み俺は気付く。
このままだと中学生に巫女服のコスプレをさせて、連れ回してるただの変態じゃあないかと。
故に、ダメ元で聞くしかなかった。
「天照様、御召し物とかって不思議な力でお着替え可能ですか?」
「もちろん、問題ないよ。見本を見せてくれれば何とかなる」
ファッションセンス皆無な俺は、スマホで無難そうなコーディネートを選ぶ。
「じゃあ、こんな格好してくれませんか?」
「いいよ!」
彼女は光ったと思ったら一瞬でスタイルチェンジをしていた。
しかも、スマホのモデルより遥かに俺好みに仕上がっている。
「キャハ……似合うかな?」
照れながら反応を伺うその様子は、人間の女の子と大差はない。
「はい、よくお似合いですよ」
「ふーんだ」
そっぽを向いたガラスに反射して見える夕焼けのような真っ赤な真っ赤な彼女の頬を忘れないだろう。
「そーいえば、名前なんて言うの?」
「俺、煌っていいます」
「分かったわ。煌ね、よろしく。あたしは天照……って長いからあーちゃんでいいよ。後、敬語ももう要らないから」
その後は、伊勢市のおかげ横丁で食べ歩きをして、伊勢神宮にあーちゃんを送り届けた。
余程退屈だったのだろう。
自分の庭にも関わらず、まるで初めて来たと思うくらいはしゃいでいたのだから。
そりゃそうだろう。
何十いや、何百、何千年も一方的なコミュニケーションしかとれなかったんだから。
孤独で寂しかったんだろうなと感慨深くなりつつ車へ向かう。
あいつが居なくなった今、俺だって孤独。
同じ仲間同士という訳じゃあないが、ちょくちょく顔を出してあげようと心に決め、車に乗り込み出発する。
「うし! 帰るかぁ!」
後ろにはあーちゃんが乗っていた。
「ここは退屈だからしばらく煌と共に居てやるから感謝してね。分かってると思うけど、しないと朝なんて来ないんだからね。キャハハハハ!」
「えぇ!!」
とは言いつつも、心のどこかでは嬉しい俺であった。
――高天原最高神天照大御神がパーティに加わった――
三年も付き合った彼女との物語にピリオドを打ってはや数日。
理由は、同棲して分かったお互いの性格の不一致によるものだ。
俺は結構引きずるタイプなのだが、不思議と心にモヤは無い。
「伊勢神宮にカップルで行ったからかな? まさかね」
俺は煌、十津川煌。
大学時代に先程の彼女と共に就職活動をするもことごとく失敗してしまう。
原因は簡単、二人で同じ職場で働きたかったからだ。
それでもめげずに連戦連敗を繰り返して、ついには就職できずに大学を卒業してしまった。
絶望の淵にいた俺達に一筋の光が差す。
派遣社員の広告だ。
派遣という言葉に差別意識は無かったのかと言われれば……勿論、無いとは言えない。
故に、大学時代はろくにどんな状況なのかを知ろうともせず、バカにし、コケにしていた。
「え!? カップル派遣!? 寮費無料!? 完全週休二日制!?」
求人情報には大学時代に欲しかった条件が、スーパーに陳列されている商品かと言う程普通にある。
履歴書も面接もいらない、見学は下見でOK。
衝撃と言う他無かった。
そして、カップル派遣で半年ごとに居住地を転々としながら、縁があってこの三重県にやってきたのだ。
三重県といえば伊勢神宮。
引っ越す前から頭の中にこの言葉があった。
無事現地に着いて早々トラブル発生。
入社前準備に不備があったらしく二日ほど猶予期間を貰った。
これは呼ばれてるなーっと二人で冗談を交えながら天照大御神の座す伊勢神宮へと向かった。
そしてそのまま破局した。
どうぞ、フラグ回収乙と罵倒してくれ。
俺は普段、動画投稿サイトを巡回するのが趣味だ。
ゲーム実況しか見ないはず……なのにあなたへのオススメ欄に見知らぬ神社が時々チラチラしていた。
「瀧原……宮……?」
それは三重県大紀町にあった。
伊勢神宮の別宮らしい。
これも何かの縁と感じた俺は次の日曜日に向かうことにした。
瀧原宮へと辿り着いた俺を迎えるは生憎の雨。
普段から参拝客は少ないらしいのだが、雨の影響か駐車場は貸し切り状態だった。
ここで俺は超重大なことに気付く。
「傘忘れた……」
普段であれば絶対濡れるのは嫌だ。
何の問題もなく日を改めるのだが、流石に片道六〇kmの運転のだるさには勝てなかった。
車を降りて大学時代以来の全力ダッシュで鳥居を突き抜けた。
するとどうだろう。
鳥居を抜け、手入れの行き届いた杉林の中にある一本道の参道を駆け抜けた先で待つ手水舎に着く頃には、雨は嘘のように止んでいた。
辺りには薄っすらと霧が漂い、木々や草花の落ち着いた香りが、走った心を正常化させる。
息を整え、手水舎にて手と口を清めた後、残りの参道へ向かう。
強めの向かい風ではあったが、まるで糸を手繰り寄せられているかのように、玉砂利をザクザクと踏み鳴らし本殿へと軽快に歩を進めた。
しばらく進むと杉林のアーチの終わりが見えてきた。
アーチの先は開けていて社が四社あった。
俺は驚く。
式年遷宮……二十年に一度社を建て替える伊勢神宮の神事がここでも行われていたからだ。
期日は伊勢神宮とはズレてはいるものの、さながら、伊勢神宮のミニ版と言える。
俺はいつものように、二礼二拍手一礼と淡々とこなす。
勿論、心で言ってやったよ。
嫌味ったらしく、にこやかに、そしてクールに、まるで上司に思ってもないことをいうように。
「リア充爆発あざす」
ってね。
未練を吐いてスッキリした俺は帰路に着こうと振り返る。
そこには身の丈中学生くらいだろうか、濃い桃色の髪をおろした気の強そうな見た目の巫女さんが立っていた。
第一印象はシンプルに可愛い。
ただ、どことなくオーラがあるというか、言葉では表現しにくいが、普通のお子様では無い雰囲気を俺は感じた。
「よーーくここまで来てくれたわね。待ってたわ」
少女は腰に手を当て指をさしながら太陽のような笑みを浮かべている。
「待ってたって、まるで招待したかのような物言いだね? お嬢ちゃん」
皮肉っぽく苦笑いで言葉を返す。
「呼んだから“キミ”は、今ここにいる」
「へぇ、お嬢さんはどうして俺なんかを呼んだんだい?」
「それは、決まってんじゃーん」
少女の顔に雲がかかる。
「キャハハハハ! 高天原を治める最高神のこの天照様が直々に別れさせてやったんだよ! キミは何故かあたしと波長が合うみたいだから? 反応を見にわざわざ出向いてやったんだ! なぁ、どんな気分だ……? 辛いよねぇ……最愛の人と縁が切れちゃって」
さっきまでとは正反対のゲス顔。
その姿はさながらいじめっ子のボスだ。
だがしかし、身長差のせいだろう、俺を見上げるその顔に神の威厳は感じられない。
調子に乗っている若い子にしか思えなかった。
「あ、別にいいっす」
これを大人の対応というのか甚だ疑問だが、自分自身中々に素っ気なかったと思う。
これには神を名乗るお嬢さんも、俺の対応にたじろぐ。
「え!? いや、悲しくないの??」
想定外の答えだったのだろう。
呆気に取られている神様にもう一言追加で申し上げ奉る。
「終わったことなんでいいっす。 それじゃ、帰ります」
何事も無かったかのように呆気に取られる彼女の横を通り帰路に着こうとした。
その時、色白で肌つやのよい綺麗な手で不意に背中をガッチリと掴まれる。
「ちょっと待て、人の子よ」
「はい?」
「なーーーーんも楽しくないじゃんか! せっかく反応見れるやつが数百年振りに現れたと思ったのに!」
俺はいつからダメな大人になってしまったのか。
大変拗ねるのがお上手な太陽神様に、俺の悪戯心がうずく。
「わぁ、神様と会えて幸せだなー!」
「何その棒読み腹立つ!」
「じゃあ、これで」
「ダメ!」
立ち去ろうとすると回り込んで両手を広げて制止を促された。
「人の子よ! 楽しくなかったから楽しいことしてくれないと二度と朝なんて来なくさせる。あたしこう見えてやるときはやるからね!」
涙目の彼女は強がる。
遊びに連れて行ってもいいのだが、本当に神様かをどうか知りたい欲が勝った。
「あ、それでいいです」
それは言い放った途端に起こった。
まだ朝の十時頃だというのに突然空が陰りだした。
彼女は泣き出しそうで今にもそのダムは決壊寸前。
本物だと悟った俺はにっこりと静かに告げた。
「嘘ですよ。天照様のことを楽しませられなかった俺が悪かったので罪滅ぼしで一緒にお出かけして頂けないでしょうか?」
膝を付き差し出した俺の手を彼女はしっかりと掴む。
「っぐ……えっぐ……うん……!」
決壊一歩手前の上目遣い。
その春の訪れを感じさせる新緑が芽吹いたかのような瞳に俺は不覚にも萌えた。
彼女の手を引いて車に乗り込み俺は気付く。
このままだと中学生に巫女服のコスプレをさせて、連れ回してるただの変態じゃあないかと。
故に、ダメ元で聞くしかなかった。
「天照様、御召し物とかって不思議な力でお着替え可能ですか?」
「もちろん、問題ないよ。見本を見せてくれれば何とかなる」
ファッションセンス皆無な俺は、スマホで無難そうなコーディネートを選ぶ。
「じゃあ、こんな格好してくれませんか?」
「いいよ!」
彼女は光ったと思ったら一瞬でスタイルチェンジをしていた。
しかも、スマホのモデルより遥かに俺好みに仕上がっている。
「キャハ……似合うかな?」
照れながら反応を伺うその様子は、人間の女の子と大差はない。
「はい、よくお似合いですよ」
「ふーんだ」
そっぽを向いたガラスに反射して見える夕焼けのような真っ赤な真っ赤な彼女の頬を忘れないだろう。
「そーいえば、名前なんて言うの?」
「俺、煌っていいます」
「分かったわ。煌ね、よろしく。あたしは天照……って長いからあーちゃんでいいよ。後、敬語ももう要らないから」
その後は、伊勢市のおかげ横丁で食べ歩きをして、伊勢神宮にあーちゃんを送り届けた。
余程退屈だったのだろう。
自分の庭にも関わらず、まるで初めて来たと思うくらいはしゃいでいたのだから。
そりゃそうだろう。
何十いや、何百、何千年も一方的なコミュニケーションしかとれなかったんだから。
孤独で寂しかったんだろうなと感慨深くなりつつ車へ向かう。
あいつが居なくなった今、俺だって孤独。
同じ仲間同士という訳じゃあないが、ちょくちょく顔を出してあげようと心に決め、車に乗り込み出発する。
「うし! 帰るかぁ!」
後ろにはあーちゃんが乗っていた。
「ここは退屈だからしばらく煌と共に居てやるから感謝してね。分かってると思うけど、しないと朝なんて来ないんだからね。キャハハハハ!」
「えぇ!!」
とは言いつつも、心のどこかでは嬉しい俺であった。
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