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第1章──幼年期1~4歳──
020 過去と現在の思い
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「中将と御嬢様との歓談が可能かどうかなど、共にいる訳ではない私が介入出来る筈もありません」
「分かってるけどっ。……俺は寂しいんだっ!せっかくの立場を、魔獣なんかに取られてるしぃ~」
冷静に対処するベルナールに、ヨアキムはもはや半泣きで訴えていた。
フェリシアが孵化した当日は、待ちかねた娘の誕生に喜び、妻であるナディヤと愛を語り合っていたのだ。その翌日の早朝、フェリシア誘拐事件と放火による屋敷の火災が勃発。
ベルナールによってフェリシアが発見されたものの、その時には既に魔獣付きだった。勿論無事とまではいかず、何故か獣化していたし、酷く衰弱して危険な状態ではあったのだが。
しかもその魔獣、やたらと知能が高い。使用人に見張らせていたが、排泄は外でするし、部屋を傷付けたり汚したりしない。勿論、フェリシアに対しても優しいのだ。
魔獣という存在に本能的な恐怖を感じている使用人達も、あのグーリフとフェリシアが呼ぶツノウマ種だけは別格らしい。不用意に近付いたりしないものの、嫌悪感を持っていないようなのだ。
「それならば尚更、御嬢様への態度を、中将が考えるべきですね。接し方が分からないとはいえ、威圧感満載に言葉を掛けたところで、相手に響く事はないでしょう」
「うぅ~っ、優しくしようとはしてるのにぃ」
「本当に、不器用なところは変わりませんね。それでよく、あの金色ウサギを落とせたものです」
宥めるようなベルナールの言葉に、ヨアキムは過去の自分を思い出す。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
考えすぎて緊張すると、表情筋がひきつったように強張るヨアキム。このせいで怖いだの、怒っているだの、自分の思惑とは全く違う印象を相手に与えてしまう損な癖があった。
武術に意識を向けている時はそれが功を奏するのだが、一度人間関係となると散々な結果を呼ぶ。
十三歳で成人──現在は十五歳──を迎えたヨアキムは、家柄的にも武芸で身を立てようと軍に入籍。たが人間関係の拙さから、上官と事ある毎にいざこざを起こしていた。
さすがに手をあげるのは不味いと自制してはいたが、逆手をとった上官からの体罰に近い仕打ちが日を追うにつれ悪質になっていた。
そんな中、日中から訓練と名ばかりの嫌がらせを受け、傷付いた身体を洗おうと誰もいなくなった夜中、宿舎の外で遭遇した出来事。
所属部署は違ったが、その容姿から目立っていたので知っていた。入ったばかりの新人の、白猫で赤目が特徴である二つ年下のベルナール。何故か時間外、ヨアキムが顔を見知った上官に、宿舎の奥へと連れられて行く。
詳しい事情は分からないが、逃げないようにか手首を強く捕まれているようで、ベルナールは半ば引き擦られているようだった。
──嫌がっている、と即座に認識する。
この上官にベルナールが何をされるのかは分からないが、体罰だけではなく、精神的に痛手を受ける手段があると人伝に聞いていた。そして、それを行うのに最適な、宿舎裏の物置小屋があるという事も。
ヨアキムは興味がなかった為、詳細を聞く事はなかったが、軍は基本、男社会だ。少なくとも同性ばかりが集まれば、必然的に発散させる場が必要なのだろう。対象が弱い者になる事も、集団行動の原理から必然的だった。
暫く考えていたが、見過ごすという選択肢は、ヨアキムの中に初めからなかった。
すぐさま二人の後を追い、噂の小屋らしき場所へ連れ込まれたベルナールを遠目に発見する。駆け寄って扉を──鍵が閉められていたが、有り余った膂力で──開けた。
目の前に、服を剥ぎ取られて押し倒されたベルナール。イチモツを取り出している上官。
ヨアキムは瞬時にブチキレた。
背後からではあったが、思い切り上官の股間を蹴り飛ばす。勢いで壁を突き破って飛んでいったそれを気にする事なく、ヨアキムは羽織っていた上着──己の血塗れではあったが──を被せ、肩に背負う形でベルナールを担いで駆け出したのだ。
しかしながら、無断で宿舎を出ると懲罰ものである。どうしたものかと頭を捻っていると、ベルナールから救護室の存在を告げられた。ヨアキムは多少の事では救護室へ行こうと思った事もなく、すっかり頭から抜けていたのである。
そうして訪れた深夜の救護室。そこに天使がいた。金色の髪に淡灰色の瞳。その細く長い耳は柔らかそうで、一目でヨアキムは気に入ったのである。
彼女──ナディヤはベルナールの同期生で、軽傷の絶えない彼を心配して、深夜でも看てくれていたらしい。そして担いで連れて来られたベルナールより、ヨアキムの方が遥かに酷い外傷を追っていた事に気付き、叫びそうになっていた。──いや、正確には悲鳴をあげるナディヤの口を、咄嗟にベルナールが押さえたのである。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「出会ったあの頃から、一年掛けて口説いたんだ」
「知っていますよ、逐一報告されていましたから」
感慨に耽るヨアキムは、何度も頷く。ベルナールは、溜め息を吐きながらもそれに応じた。
ベルナール的に、あの出会い自体は最低だったと記憶している。けれどもヨアキムが乱入しなければ、確実に男の矜持を失っていたと断言出来る程に、感謝していた。
幼い頃から、その見た目が様々な憶測を呼び、力で虐げられそうになった事は一度や二度ではない。その度に何とか逃れていたものの、あの日は訓練中に足を痛め、抵抗虚しく連れ去られたのだった。
そういえば、ヨアキムが股を蹴り上げたあの上役は、それが原因で男性機能を失ったと風の噂に聞いた。良い気味だと、当時はほくそ笑んだものである。──二度と会う事はなかったが。
「ともかく。今回は口説き落とす訳ではありませんが、きちんと心を向けなくては、相手も心を開いてはくれませんよ?」
「わ、分かってるっ」
「はい、顔が怖いです」
「うぅ~……っ。どうすれば良いんだっ」
「えぇ。書類が終わってから、相談に乗りますね」
「分かったっ」
ここで漸く、ヨアキムの気持ちを書類に向かせる事が出来た。
ナディヤを妻にと求めた時もそうだったが、脳筋ヨアキムは力押しが基本である。しかも物理的に力押しなので、大概相手に引かれるのだ。本来の心根の優しい部分を素直に見せれば良いのだが、異性相手だと何故か悪い方に作用する。
いや、例え同性であっても、立場──地位や権力を持つ者が相手ではダメだったと、ベルナールは思い至った。
筆記具を片手に、ガリガリと著名、捺印をするヨアキム。机上業務が不得手とはいっても、ずっと座って細かな事をし続けるのが嫌いなだけである。バカではないのだからこそ、師団長の座にいるのだ。
(こういう部分を見せるのは、案外、好印象だと思うけどな)
内心で溜め息を吐きながらも、ベルナールは自分用の執務机、引き出しから一枚の書面を取り出した。
──そこにあるのは、フェリシア嬢誘拐事件実行犯からの手紙。
タヌキ種であるデイラ・ルターは、若干十九歳にして、暗殺者としての能力に秀でている。報酬額が高額になるが、必ず成功させると有名な、一つの国に縛られない者だ。
それを今回、誘拐などという程度の低い仕事を受けた。理由としてはただ一つ、ラングロフの力を知りたかったから。そして結果、潜入時の子息らに興味を持った。
あの子供達はまだ低年齢でありながら、襲撃者である彼女の侵入を阻み、捕らえようとしたという。最終的には経験の差もあり、完全な妨害に至らなかったのだが、楽しかったと、そう評価された。だから、フェリシア嬢の監禁場所をリークしてやると。
実際にベルナールが向かった先で、救出済みのフェリシア嬢と、魔獣グーリフに出会った訳だ。
ベルナールはその後、拠点にしていた宿に戻り、改めて捜査隊を編成。情報を元に、監禁場所とされた屋敷を襲撃させる。しかしながら犯人は捕まらず、代わりにたくさんの動物──にされた誘拐被害者を発見する事となった。
犯人は──犯人一味は、ヒトであると都合が悪いとして、全ての被害者に変化の魔法液を使用していたのである。
同行させていた医療担当、ツル種ヴァング家の者に確認させ、全員が驚愕した程だ。
あれは魔法液と名が付いているものの、殆ど呪いである。だからこそ、解呪の魔法液が唯一の解放手段となるのだ。
そして、変化させる時も解呪する時も、その身を引き裂かれんばかりの苦痛を伴う。元から変身しないヒト科を、骨格から種となる動物に変えるのだから無理もない。
──と、ここまで考えたベルナールは、フェリシアがヒト型に戻っていた事に思い至った。
体力が回復したから解呪の魔法液を使ったのかもしれないが、あの衰弱具合からして、かなり生命が危険な状態であったと推測していたのである。
──まぁ、もしもフェリシアが死亡などしたら、ヨアキムがどうなるか分かったものではないので、結果的に良かったのだが。
(当面はデイラ・ルターの名を伏せつつ、中将に報告しなくてはな)
ベルナールは手元の書面を再び引き出しにしまいつつ、新しい書類に手を伸ばした。
まだまだ処理しなくてはならない案件が山のようにあり、師団長補佐であるベルナールの仕事は終わりが見えない。
けれどもヨアキムの為ならば、例え上官殺しでもするだろうと、ベルナールは自分でも思う。──少しばかり過激であろうが、彼を支えるとあの時心に決めたのだから。
「分かってるけどっ。……俺は寂しいんだっ!せっかくの立場を、魔獣なんかに取られてるしぃ~」
冷静に対処するベルナールに、ヨアキムはもはや半泣きで訴えていた。
フェリシアが孵化した当日は、待ちかねた娘の誕生に喜び、妻であるナディヤと愛を語り合っていたのだ。その翌日の早朝、フェリシア誘拐事件と放火による屋敷の火災が勃発。
ベルナールによってフェリシアが発見されたものの、その時には既に魔獣付きだった。勿論無事とまではいかず、何故か獣化していたし、酷く衰弱して危険な状態ではあったのだが。
しかもその魔獣、やたらと知能が高い。使用人に見張らせていたが、排泄は外でするし、部屋を傷付けたり汚したりしない。勿論、フェリシアに対しても優しいのだ。
魔獣という存在に本能的な恐怖を感じている使用人達も、あのグーリフとフェリシアが呼ぶツノウマ種だけは別格らしい。不用意に近付いたりしないものの、嫌悪感を持っていないようなのだ。
「それならば尚更、御嬢様への態度を、中将が考えるべきですね。接し方が分からないとはいえ、威圧感満載に言葉を掛けたところで、相手に響く事はないでしょう」
「うぅ~っ、優しくしようとはしてるのにぃ」
「本当に、不器用なところは変わりませんね。それでよく、あの金色ウサギを落とせたものです」
宥めるようなベルナールの言葉に、ヨアキムは過去の自分を思い出す。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
考えすぎて緊張すると、表情筋がひきつったように強張るヨアキム。このせいで怖いだの、怒っているだの、自分の思惑とは全く違う印象を相手に与えてしまう損な癖があった。
武術に意識を向けている時はそれが功を奏するのだが、一度人間関係となると散々な結果を呼ぶ。
十三歳で成人──現在は十五歳──を迎えたヨアキムは、家柄的にも武芸で身を立てようと軍に入籍。たが人間関係の拙さから、上官と事ある毎にいざこざを起こしていた。
さすがに手をあげるのは不味いと自制してはいたが、逆手をとった上官からの体罰に近い仕打ちが日を追うにつれ悪質になっていた。
そんな中、日中から訓練と名ばかりの嫌がらせを受け、傷付いた身体を洗おうと誰もいなくなった夜中、宿舎の外で遭遇した出来事。
所属部署は違ったが、その容姿から目立っていたので知っていた。入ったばかりの新人の、白猫で赤目が特徴である二つ年下のベルナール。何故か時間外、ヨアキムが顔を見知った上官に、宿舎の奥へと連れられて行く。
詳しい事情は分からないが、逃げないようにか手首を強く捕まれているようで、ベルナールは半ば引き擦られているようだった。
──嫌がっている、と即座に認識する。
この上官にベルナールが何をされるのかは分からないが、体罰だけではなく、精神的に痛手を受ける手段があると人伝に聞いていた。そして、それを行うのに最適な、宿舎裏の物置小屋があるという事も。
ヨアキムは興味がなかった為、詳細を聞く事はなかったが、軍は基本、男社会だ。少なくとも同性ばかりが集まれば、必然的に発散させる場が必要なのだろう。対象が弱い者になる事も、集団行動の原理から必然的だった。
暫く考えていたが、見過ごすという選択肢は、ヨアキムの中に初めからなかった。
すぐさま二人の後を追い、噂の小屋らしき場所へ連れ込まれたベルナールを遠目に発見する。駆け寄って扉を──鍵が閉められていたが、有り余った膂力で──開けた。
目の前に、服を剥ぎ取られて押し倒されたベルナール。イチモツを取り出している上官。
ヨアキムは瞬時にブチキレた。
背後からではあったが、思い切り上官の股間を蹴り飛ばす。勢いで壁を突き破って飛んでいったそれを気にする事なく、ヨアキムは羽織っていた上着──己の血塗れではあったが──を被せ、肩に背負う形でベルナールを担いで駆け出したのだ。
しかしながら、無断で宿舎を出ると懲罰ものである。どうしたものかと頭を捻っていると、ベルナールから救護室の存在を告げられた。ヨアキムは多少の事では救護室へ行こうと思った事もなく、すっかり頭から抜けていたのである。
そうして訪れた深夜の救護室。そこに天使がいた。金色の髪に淡灰色の瞳。その細く長い耳は柔らかそうで、一目でヨアキムは気に入ったのである。
彼女──ナディヤはベルナールの同期生で、軽傷の絶えない彼を心配して、深夜でも看てくれていたらしい。そして担いで連れて来られたベルナールより、ヨアキムの方が遥かに酷い外傷を追っていた事に気付き、叫びそうになっていた。──いや、正確には悲鳴をあげるナディヤの口を、咄嗟にベルナールが押さえたのである。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「出会ったあの頃から、一年掛けて口説いたんだ」
「知っていますよ、逐一報告されていましたから」
感慨に耽るヨアキムは、何度も頷く。ベルナールは、溜め息を吐きながらもそれに応じた。
ベルナール的に、あの出会い自体は最低だったと記憶している。けれどもヨアキムが乱入しなければ、確実に男の矜持を失っていたと断言出来る程に、感謝していた。
幼い頃から、その見た目が様々な憶測を呼び、力で虐げられそうになった事は一度や二度ではない。その度に何とか逃れていたものの、あの日は訓練中に足を痛め、抵抗虚しく連れ去られたのだった。
そういえば、ヨアキムが股を蹴り上げたあの上役は、それが原因で男性機能を失ったと風の噂に聞いた。良い気味だと、当時はほくそ笑んだものである。──二度と会う事はなかったが。
「ともかく。今回は口説き落とす訳ではありませんが、きちんと心を向けなくては、相手も心を開いてはくれませんよ?」
「わ、分かってるっ」
「はい、顔が怖いです」
「うぅ~……っ。どうすれば良いんだっ」
「えぇ。書類が終わってから、相談に乗りますね」
「分かったっ」
ここで漸く、ヨアキムの気持ちを書類に向かせる事が出来た。
ナディヤを妻にと求めた時もそうだったが、脳筋ヨアキムは力押しが基本である。しかも物理的に力押しなので、大概相手に引かれるのだ。本来の心根の優しい部分を素直に見せれば良いのだが、異性相手だと何故か悪い方に作用する。
いや、例え同性であっても、立場──地位や権力を持つ者が相手ではダメだったと、ベルナールは思い至った。
筆記具を片手に、ガリガリと著名、捺印をするヨアキム。机上業務が不得手とはいっても、ずっと座って細かな事をし続けるのが嫌いなだけである。バカではないのだからこそ、師団長の座にいるのだ。
(こういう部分を見せるのは、案外、好印象だと思うけどな)
内心で溜め息を吐きながらも、ベルナールは自分用の執務机、引き出しから一枚の書面を取り出した。
──そこにあるのは、フェリシア嬢誘拐事件実行犯からの手紙。
タヌキ種であるデイラ・ルターは、若干十九歳にして、暗殺者としての能力に秀でている。報酬額が高額になるが、必ず成功させると有名な、一つの国に縛られない者だ。
それを今回、誘拐などという程度の低い仕事を受けた。理由としてはただ一つ、ラングロフの力を知りたかったから。そして結果、潜入時の子息らに興味を持った。
あの子供達はまだ低年齢でありながら、襲撃者である彼女の侵入を阻み、捕らえようとしたという。最終的には経験の差もあり、完全な妨害に至らなかったのだが、楽しかったと、そう評価された。だから、フェリシア嬢の監禁場所をリークしてやると。
実際にベルナールが向かった先で、救出済みのフェリシア嬢と、魔獣グーリフに出会った訳だ。
ベルナールはその後、拠点にしていた宿に戻り、改めて捜査隊を編成。情報を元に、監禁場所とされた屋敷を襲撃させる。しかしながら犯人は捕まらず、代わりにたくさんの動物──にされた誘拐被害者を発見する事となった。
犯人は──犯人一味は、ヒトであると都合が悪いとして、全ての被害者に変化の魔法液を使用していたのである。
同行させていた医療担当、ツル種ヴァング家の者に確認させ、全員が驚愕した程だ。
あれは魔法液と名が付いているものの、殆ど呪いである。だからこそ、解呪の魔法液が唯一の解放手段となるのだ。
そして、変化させる時も解呪する時も、その身を引き裂かれんばかりの苦痛を伴う。元から変身しないヒト科を、骨格から種となる動物に変えるのだから無理もない。
──と、ここまで考えたベルナールは、フェリシアがヒト型に戻っていた事に思い至った。
体力が回復したから解呪の魔法液を使ったのかもしれないが、あの衰弱具合からして、かなり生命が危険な状態であったと推測していたのである。
──まぁ、もしもフェリシアが死亡などしたら、ヨアキムがどうなるか分かったものではないので、結果的に良かったのだが。
(当面はデイラ・ルターの名を伏せつつ、中将に報告しなくてはな)
ベルナールは手元の書面を再び引き出しにしまいつつ、新しい書類に手を伸ばした。
まだまだ処理しなくてはならない案件が山のようにあり、師団長補佐であるベルナールの仕事は終わりが見えない。
けれどもヨアキムの為ならば、例え上官殺しでもするだろうと、ベルナールは自分でも思う。──少しばかり過激であろうが、彼を支えるとあの時心に決めたのだから。
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