54 / 60
第2章──少年期5~10歳──
054 九歳。振り返りと勉強とおかしな長兄
しおりを挟む
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
フェリシアは、九歳になった。水月も半ばを過ぎ、木々の緑は一層色濃くなってきている。
三兄のエリアスも月の始めに学園に行ってしまい、今はフェリシアとグーリフだけだ。──来年の土月に長男のガウリイルが卒業してラングロフ領に戻って来るまで、である。
「ねぇ、グーリフ。ここのところ、どうやるの?」
「んあ?…………あぁ、これな。俺も迷ったけど、こうなんじゃねぇか?」
「あ~、なるほどっ。すご……、シアより出来るじゃん」
「そうかぁ?けどよぉ、シアは文系の方が得意だろ。言葉尻的な事とか暗記とか、俺にゃ向いてねぇ」
「シア、覚えるだけなら得意。理数系ってば、ぐちゃぐちゃ公式が多くてさぁ。何だか頭ぽ~んってなる」
「くくくっ。ぽ~ん、か?そりゃ、困るなぁ。俺が押さえといてやるよ」
「あっ、ちょ……グーリフ、髪がくしゃくしゃになるって?!」
二人でじゃれ合う、いつもの光景だ。
部屋の壁際にはミアともう一人侍女が立っていて、九歳といえど男女が二人きりで密室に籠る事は出来ない。
年齢的に他に変わったといえば、少しずつではあるがこうしてフェリシアとグーリフが学園入学準備を始めた事だ。
こうして金銭的に余裕のある者は、家庭教師を雇い入れ、先行して勉学を開始する。成績が発表される学園であまりに愚鈍では、自己に対する評価だけではなく、家門の名を汚す事にも繋がるからだ。
「そろそろ休憩されてはいかがですか、シア様」
「あ~……、うん。もう雷時間なんだね」
「くくくっ。最近では時間を忘れる事が多いなぁ?」
「ん~、お腹空かないもん。動かないからかなぁ」
「走り回らねぇでも、普通に腹は減るだろ?食わねぇと、小さいままだぞ?」
「え~っ。でもどっちかというと、眠くなるんだよね。頭が疲れてさぁ」
フェリシアはペタリと机に伏せたまま、尻尾だけをフリフリと振る。
そんなフェリシアに優しい瞳を向けて、グーリフは頭部をふわりと撫でた。
「眠ぃなら寝りゃあ良い。けど、少しでも口にしてからな?」
「うん、ありがとうグーリフ」
ふにゃりと表情を緩めたフェリシアは、撫でられる心地好さにそのまま眠ってしまいたくなる。
その周囲では、静かにミア達が軽食の準備をしていた。エリアスがいなくなってからというもの、こうした物静かな日常が続いている。
「シア様。御用意が整いました」
「ん~、行くぅ」
「ほら、フェル」
「ん」
窓際の勉強机から、テラスに移動した。その僅かな間でも、グーリフはフェリシアをエスコートする。
フェリシア的にグーリフはもっとも安心出来る存在で、もう八年も一緒にいるのだから傍らにいるのが当然になっていた。それどころか甘えに甘え、おんぶに抱っこすら当然になりつつある。
(……あれ?シアってば、何気にナマケモノ過ぎない?)
テラスの席に座らせてもらった時点で、漸くその事に思い至ったフェリシアだ。
至れり尽くせり過ぎて、怠惰にも程がある。──そもグーリフとは同い年設定なので、体格は男女の違いが少しずつ現れてきているものの、今はまだ僅かな違いだ。
「ねぇ、グーリフ。思ったんだけど、シアってば動かな過ぎない?」
「はあ?何言ってんだ。勉強もしてるし、護身の為の体術訓練だってサボってねぇだろ」
紅茶と共に並べられた軽食のうち、グーリフは当たり前のようにフルーツ系のケーキをフェリシアの前に置いてくれた。
そして自分は同時にサンドイッチを頬張りながら、皿を置いた手を返してフェリシアの頭を撫でる。
流れるような一連の動作はいつもの事で、フェリシアの周囲を何も言われずとも整えるのだ。ミアにもそれが当たり前過ぎて、幼い頃のように必要以上の給仕をフェリシアにしてこない。
つまりは大概の事がグーリフの役割になってしまっていた。
「そうだけどね?何だか、ダメ過ぎないかなぁって思ったんだよ」
「ダメじゃねぇし。だいたいそれって、フェルの母親狙いのとち狂った変態が幼児誘拐大量殺戮してたのが解決した頃からだろ。今更じゃね?」
新たなサンドイッチをパクリと一口で食べたグーリフは、フェリシアにそう言って小首を傾げてみせる。実際その頃から、一段とグーリフ以外を寄せなくなった自覚はあるのだ。
確かにフェリシアとしては、あの犯人の諸々の事情──というか、犯罪経歴を後で知った時には驚いた。十八歳も下の五歳女児に婚約を申し込む事にも疑問だったが、半ばストーカーと化した後にも度重なる拒絶を受け、挙げ句の果てに無関係な児童への固執と執着である。
小児性愛とは異なる次元で、己の鬱憤を晴らさんが為の暴力。そして殺害に至るまでの暴挙だ。
今回辛うじて生存していた子供達は、ミアの覚醒したかのような超回復魔法によって完全復活をしている。精神面に関しても、希望する者には記憶の消去を行った。
そして元凶となったウゲイン・ワカーは、公式の裁判を経て有罪となり、既に公開処刑となってこの世にいない。
更にはラングロフ領地内リハロア区の官吏は別の人材へ代わり、ワカーの家門は事実上の取り潰しになった。
仮に次代へ継ごうにも、三代目であったウゲイン・ワカーの暴走により、地位の継承は不可能となったのである。
「まぁ……ねぇ?あれから外出すら本当にしなくなったし、敷地を合わせた屋敷内が無駄に広いから、それでも特に困らないって事実もあったもんねぇ」
「フェルを暇にしようものなら何するか分からねぇって理由から、銀色が護身術を学ばせ始めた事もあるな」
「ん~……。護身術は将来的に良いのだろうけど、シアの反射神経が悪すぎて落ち込む」
「は?何で落ち込むんだ?……誰かに悪く言われたのか」
「ち、違うよ。ってか、ここにシアを悪く言うようなヒトはいないって」
ともあれ、ただでさえ引きこもり気味であったフェリシアは、更にラングロフの敷地内から出なくなった。領地ではなく、敷地。
ヨアキムがそんなフェリシアの為に、部隊の護衛担当から護身術を学ばせているくらいである。かといってまだ体操や受け身、反応訓練程度だが。
「シア様。まだ御身体が御小さいのですから、当て身稽古や本格的な護身稽古は早すぎます」
「でも避けたり跳ねたりするの、遅くない?思った程機敏に動けないんだよね。だからシアってば、鈍いのかと……」
「悩んでんのか?」
「ん~……。そこまで強い感情ではないんだけどね。もっとこう……パパパッピューン、みたいな?」
「くくくっ。かぁわい」
「っ。からかうつもりなら、もう良いもん。言わないっ」
「ちげぇって……。フェル、警戒」
ある程度軽食が済んだところだったが、急にグーリフの雰囲気が変わった。
それまで和やかに過ごしていたのだが、打って変わってピリッとした空気になったのである。
<どうしたの?>
<……侵入者だ。小さいが、敷地の隅に既に入り込んでいる>
<わぉ、珍しい~。でも、魔力での個人認証をしてるんでしょ?>
<その筈だが……>
「シア様。通信が入っておりますが、いかがなさいますか?」
「え?誰から?」
「ガウリイル様です」
「ガウ兄?」
<俺は少し見てくる>
<うん、気を付けてね>
スキル【以心伝心】でグーリフと会話をしていたフェリシアだったが、ミアから問い掛けられた為、意識を彼女へ向けた。
グーリフからの言葉にも応え、そしてミアが差し出した掌大の魔法石を受け取る。
青色に光る魔法石は、現在通信中である事を示していた。
「ガウ兄、どうしたの?」
『シア、元気だったかい』
「うん、元気。ガウ兄も元気?」
『シアに会えなくて毎日辛くて悲しくてあまり元気ではないのですが、魔法石に記録したシアの姿を毎時間見る事で何とか自分を奮い立たせています』
相変わらずのガウリイルの独白だが、だいたいいつもフェリシアに対してこんな感じだ。それなのでフェリシアもいい加減慣れてきて、ある程度はスルー出来るようになっている。
「そうなんだ。勉強、頑張っているんだね。ところで、わざわざ通信なんてどうしたの?」
『あぁ、そうでした。そろそろ着く頃だと思いまして、連絡をした次第です。土月に出立させましたけど、馬車ではないので水月の終わりくらいになるかなと思ったのです』
ガウリイルの声音は楽しげだ。内容は殆ど伝わって来ないものの、フェリシアにも悪い事柄でないのだと思えた。
しかしながら馬車ではないとか、月をまたぐ程に時間が掛かるとはなんだろう。
「うん?……そうなんだ、良く分からないけど」
『ふふふ、楽しみにしていて下さい。それよりもこうして話しているのに、シアの姿が見えないのはとてもとても残念です。可愛いくて佳麗で、素敵に愛くるしいシア。あぁ、愛しい愛々しい愛くるしくて愛らしいわたしのシア会いたい触れたい嗅ぎたい舐めたい』
ガウリイルは自分の世界に入ってしまったようで、何やら同じような事を囁き始めた。こうなってしまうと、たいてい暫くこちら側に戻って来ない。
要はフェリシアの事をたたえているようだが、若干変態質な言葉も混ざっている気もした。
フェリシアは、九歳になった。水月も半ばを過ぎ、木々の緑は一層色濃くなってきている。
三兄のエリアスも月の始めに学園に行ってしまい、今はフェリシアとグーリフだけだ。──来年の土月に長男のガウリイルが卒業してラングロフ領に戻って来るまで、である。
「ねぇ、グーリフ。ここのところ、どうやるの?」
「んあ?…………あぁ、これな。俺も迷ったけど、こうなんじゃねぇか?」
「あ~、なるほどっ。すご……、シアより出来るじゃん」
「そうかぁ?けどよぉ、シアは文系の方が得意だろ。言葉尻的な事とか暗記とか、俺にゃ向いてねぇ」
「シア、覚えるだけなら得意。理数系ってば、ぐちゃぐちゃ公式が多くてさぁ。何だか頭ぽ~んってなる」
「くくくっ。ぽ~ん、か?そりゃ、困るなぁ。俺が押さえといてやるよ」
「あっ、ちょ……グーリフ、髪がくしゃくしゃになるって?!」
二人でじゃれ合う、いつもの光景だ。
部屋の壁際にはミアともう一人侍女が立っていて、九歳といえど男女が二人きりで密室に籠る事は出来ない。
年齢的に他に変わったといえば、少しずつではあるがこうしてフェリシアとグーリフが学園入学準備を始めた事だ。
こうして金銭的に余裕のある者は、家庭教師を雇い入れ、先行して勉学を開始する。成績が発表される学園であまりに愚鈍では、自己に対する評価だけではなく、家門の名を汚す事にも繋がるからだ。
「そろそろ休憩されてはいかがですか、シア様」
「あ~……、うん。もう雷時間なんだね」
「くくくっ。最近では時間を忘れる事が多いなぁ?」
「ん~、お腹空かないもん。動かないからかなぁ」
「走り回らねぇでも、普通に腹は減るだろ?食わねぇと、小さいままだぞ?」
「え~っ。でもどっちかというと、眠くなるんだよね。頭が疲れてさぁ」
フェリシアはペタリと机に伏せたまま、尻尾だけをフリフリと振る。
そんなフェリシアに優しい瞳を向けて、グーリフは頭部をふわりと撫でた。
「眠ぃなら寝りゃあ良い。けど、少しでも口にしてからな?」
「うん、ありがとうグーリフ」
ふにゃりと表情を緩めたフェリシアは、撫でられる心地好さにそのまま眠ってしまいたくなる。
その周囲では、静かにミア達が軽食の準備をしていた。エリアスがいなくなってからというもの、こうした物静かな日常が続いている。
「シア様。御用意が整いました」
「ん~、行くぅ」
「ほら、フェル」
「ん」
窓際の勉強机から、テラスに移動した。その僅かな間でも、グーリフはフェリシアをエスコートする。
フェリシア的にグーリフはもっとも安心出来る存在で、もう八年も一緒にいるのだから傍らにいるのが当然になっていた。それどころか甘えに甘え、おんぶに抱っこすら当然になりつつある。
(……あれ?シアってば、何気にナマケモノ過ぎない?)
テラスの席に座らせてもらった時点で、漸くその事に思い至ったフェリシアだ。
至れり尽くせり過ぎて、怠惰にも程がある。──そもグーリフとは同い年設定なので、体格は男女の違いが少しずつ現れてきているものの、今はまだ僅かな違いだ。
「ねぇ、グーリフ。思ったんだけど、シアってば動かな過ぎない?」
「はあ?何言ってんだ。勉強もしてるし、護身の為の体術訓練だってサボってねぇだろ」
紅茶と共に並べられた軽食のうち、グーリフは当たり前のようにフルーツ系のケーキをフェリシアの前に置いてくれた。
そして自分は同時にサンドイッチを頬張りながら、皿を置いた手を返してフェリシアの頭を撫でる。
流れるような一連の動作はいつもの事で、フェリシアの周囲を何も言われずとも整えるのだ。ミアにもそれが当たり前過ぎて、幼い頃のように必要以上の給仕をフェリシアにしてこない。
つまりは大概の事がグーリフの役割になってしまっていた。
「そうだけどね?何だか、ダメ過ぎないかなぁって思ったんだよ」
「ダメじゃねぇし。だいたいそれって、フェルの母親狙いのとち狂った変態が幼児誘拐大量殺戮してたのが解決した頃からだろ。今更じゃね?」
新たなサンドイッチをパクリと一口で食べたグーリフは、フェリシアにそう言って小首を傾げてみせる。実際その頃から、一段とグーリフ以外を寄せなくなった自覚はあるのだ。
確かにフェリシアとしては、あの犯人の諸々の事情──というか、犯罪経歴を後で知った時には驚いた。十八歳も下の五歳女児に婚約を申し込む事にも疑問だったが、半ばストーカーと化した後にも度重なる拒絶を受け、挙げ句の果てに無関係な児童への固執と執着である。
小児性愛とは異なる次元で、己の鬱憤を晴らさんが為の暴力。そして殺害に至るまでの暴挙だ。
今回辛うじて生存していた子供達は、ミアの覚醒したかのような超回復魔法によって完全復活をしている。精神面に関しても、希望する者には記憶の消去を行った。
そして元凶となったウゲイン・ワカーは、公式の裁判を経て有罪となり、既に公開処刑となってこの世にいない。
更にはラングロフ領地内リハロア区の官吏は別の人材へ代わり、ワカーの家門は事実上の取り潰しになった。
仮に次代へ継ごうにも、三代目であったウゲイン・ワカーの暴走により、地位の継承は不可能となったのである。
「まぁ……ねぇ?あれから外出すら本当にしなくなったし、敷地を合わせた屋敷内が無駄に広いから、それでも特に困らないって事実もあったもんねぇ」
「フェルを暇にしようものなら何するか分からねぇって理由から、銀色が護身術を学ばせ始めた事もあるな」
「ん~……。護身術は将来的に良いのだろうけど、シアの反射神経が悪すぎて落ち込む」
「は?何で落ち込むんだ?……誰かに悪く言われたのか」
「ち、違うよ。ってか、ここにシアを悪く言うようなヒトはいないって」
ともあれ、ただでさえ引きこもり気味であったフェリシアは、更にラングロフの敷地内から出なくなった。領地ではなく、敷地。
ヨアキムがそんなフェリシアの為に、部隊の護衛担当から護身術を学ばせているくらいである。かといってまだ体操や受け身、反応訓練程度だが。
「シア様。まだ御身体が御小さいのですから、当て身稽古や本格的な護身稽古は早すぎます」
「でも避けたり跳ねたりするの、遅くない?思った程機敏に動けないんだよね。だからシアってば、鈍いのかと……」
「悩んでんのか?」
「ん~……。そこまで強い感情ではないんだけどね。もっとこう……パパパッピューン、みたいな?」
「くくくっ。かぁわい」
「っ。からかうつもりなら、もう良いもん。言わないっ」
「ちげぇって……。フェル、警戒」
ある程度軽食が済んだところだったが、急にグーリフの雰囲気が変わった。
それまで和やかに過ごしていたのだが、打って変わってピリッとした空気になったのである。
<どうしたの?>
<……侵入者だ。小さいが、敷地の隅に既に入り込んでいる>
<わぉ、珍しい~。でも、魔力での個人認証をしてるんでしょ?>
<その筈だが……>
「シア様。通信が入っておりますが、いかがなさいますか?」
「え?誰から?」
「ガウリイル様です」
「ガウ兄?」
<俺は少し見てくる>
<うん、気を付けてね>
スキル【以心伝心】でグーリフと会話をしていたフェリシアだったが、ミアから問い掛けられた為、意識を彼女へ向けた。
グーリフからの言葉にも応え、そしてミアが差し出した掌大の魔法石を受け取る。
青色に光る魔法石は、現在通信中である事を示していた。
「ガウ兄、どうしたの?」
『シア、元気だったかい』
「うん、元気。ガウ兄も元気?」
『シアに会えなくて毎日辛くて悲しくてあまり元気ではないのですが、魔法石に記録したシアの姿を毎時間見る事で何とか自分を奮い立たせています』
相変わらずのガウリイルの独白だが、だいたいいつもフェリシアに対してこんな感じだ。それなのでフェリシアもいい加減慣れてきて、ある程度はスルー出来るようになっている。
「そうなんだ。勉強、頑張っているんだね。ところで、わざわざ通信なんてどうしたの?」
『あぁ、そうでした。そろそろ着く頃だと思いまして、連絡をした次第です。土月に出立させましたけど、馬車ではないので水月の終わりくらいになるかなと思ったのです』
ガウリイルの声音は楽しげだ。内容は殆ど伝わって来ないものの、フェリシアにも悪い事柄でないのだと思えた。
しかしながら馬車ではないとか、月をまたぐ程に時間が掛かるとはなんだろう。
「うん?……そうなんだ、良く分からないけど」
『ふふふ、楽しみにしていて下さい。それよりもこうして話しているのに、シアの姿が見えないのはとてもとても残念です。可愛いくて佳麗で、素敵に愛くるしいシア。あぁ、愛しい愛々しい愛くるしくて愛らしいわたしのシア会いたい触れたい嗅ぎたい舐めたい』
ガウリイルは自分の世界に入ってしまったようで、何やら同じような事を囁き始めた。こうなってしまうと、たいてい暫くこちら側に戻って来ない。
要はフェリシアの事をたたえているようだが、若干変態質な言葉も混ざっている気もした。
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
※他サイトでも掲載しています
※ちょいちょい手直ししていってます
2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
構造理解で始めるゼロからの文明開拓
TEKTO
ファンタジー
ブラック企業勤めのサラリーマン・シュウが転生したのは、人間も街も存在しない「完全未開の大陸」だった。
適当な神から与えられたのは、戦闘力ゼロ、魔法適性ゼロのゴミスキル《構造理解》。
だが、物の仕組みを「作れるレベル」で把握できるその力は、現代知識を持つ俺にとっては、最強の「文明構築ツール」だった――!
――これは、ゴミと呼ばれたスキルとガラクタと呼ばれた石で、世界を切り拓く男の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる