91 / 1,558
91 迎え
しおりを挟む
閉店後、俺のスーツのお披露目もなんとか無事に終わった。
概ね好評だったが、リカルドとユーリは初めてスーツを見たようで、あっちこっちジロジロと眺められた。
日本と違って、こっちではめったに着ないと言うし、こういう反応にもなるのかなと思う。
しかし、ジャレットさんが、シャツよりタンクトップじゃね?
と言い出した時はさすがに固まった。
秋になって、ジャレットさんの服装も変わった。
今日はダークブラウンのレザージャケットに、腿から膝にかけて色落ちしたインディゴのデニムを穿いている。そしてインナーは黒のタンクトップだ。
「アラやんよ、スーツの中だけど、シャツよりタンクトップのがいんじゃね?」
一式着替え終わると、ジャレットさんが顎をさすりながら観察するように俺を見て、そう言ったのだ。
「い・・やぁ~・・・そのぉ、それは・・・」
「ほら、俺もジャケットは長袖だけど、中はタンクトップじゃん?スーツも同じじゃね?」
よく分からない。なにが同じなんだ?
そして本気だ。さらに好意で言ってくれているから余計困る。非常に断りづらい。
ジャレットさんは、カバンから予備のタンクトップを出そうとしてるし、どうする!?
どうやって切り抜ける!?
スーツにタンクトップ?探せばいるのかもしれないが、俺は無理だ。
しかも国王に会うんだぞ?その後の結婚式でも?いやいやいや!
「ジャ、ジャレットさん!俺はまだジャレットさんのファッションセンスに到底及びません!ジャレットさんのシンボルであるタントップは、ひよっこの俺にはまだまだ似合いません!だから、いつかジャレットさんの背中が見えた時に着る事ができればと思います!」
俺の叫びに、ジャレットさんは目を開いて動きを止めた。
どうだ?
マルゴンと戦った時の緊張感に勝るとも劣らない、この沈黙・・・
俺の言葉は正解だったのか?それとも不正解だったのか?
俺の出した答えは通ったか?
「・・・お、おおおぉぉぉッツ!そうか!アラやん!お前タンクトップと俺の事をそこまで考えていたのか!分かった!俺がきっと一人前のタンクトッパーにしてやるからな!それまで辛いだろうが、タンクトップはお預けだ!」
ジャレットさんは俺の両肩を掴み、痛いくらい前後にゆさぶりながら大声で感動を叫んだ。
タンクトッパーってなんだよ!?と、ツッコミたかったが、
俺は精神の消耗と安堵ですぐにでも横になりたいくらいだったので、黙っていた。
皆笑いをこらえてぷるぷるしていたのは知っている。
「さて、アラタ、準備はできたかい?」
「おう。バッチリだよ」
10月2日 午前9時30分
この日、俺とレイチェルは、協会での一件で、国王への謁見する事になった。
10時にエルウィンが馬車で迎えに来る事になっているので、少し早めに事務所で着替えて準備をしている。
謁見は午後1時からだ。城まで馬車なら20分程度なので、早過ぎる気もしたのだが、レイチェルが言うには、万が一にも遅れる事は許されない事と、謁見前にマナーの確認も行う事を考えれば、このくらい早く行動する事は普通なのだそうだ。
「アラタ君、スーツ似合ってるよ」
「ありがとう。なんか照れるね」
「キミ達さ、最近人目も気にせずイチャついてないかい?」
カチュアにスーツを褒められて照れていると、レイチェルが軽く息を付いてつっこみを入れてきた。
「あ、ごめんレイチェル!つい・・・」
「あはは、怒ってないよ。ちょっといじっただけ。仲良くて何よりさ」
今日はレイチェルもスーツを着ている。下はパンツではなくスカートだ。
ワインレッドのストライプスーツだった。レイチェルの髪色は鮮やかな明るい赤だが、スーツは暗めのワインレッドで、レイチェルの赤い髪を引き立てて、より魅力的に見える役を買っている。
ストライプ模様は、光の加減でストライプが見えるようになっており、少し距離を開けると無地にも見える。
ネクタイはしておらず、襟の開きの大きい白のワイドカラーシャツは一番上のボタンだけ外している。
「あ、レイチェルのスカートって、初めてじゃないか?」
「あぁ、そう言えばスカートなんて何年ぶりだろうな?こういう時でもないと私は穿かないからな」
「もったいないよね。レイチェル、足長いしスカート似合うんだから、普段から穿けばいいのに」
そんな話をしていると、従業員用の出入口が軽くノックされた。
「お、来たかな?」
ドアを開けると、エルウィンが立っていた。その後ろには、二頭馬の四輪馬車が見える。
前輪と後輪の間には、人が乗るための箱、ワゴンがある。の大きさから見て、大人4人くらいなら乗れそうだ。
「おはようございます。お迎えに上がりました」
「おはようエルウィン、今日はよろしくな」
「まかせてください!送り迎えは俺がしっかり務めます!あ、ヴァン隊長が会いたがってましたよ。国王陛下への謁見前に、少し時間が取れましたので、着いたら最初に会ってください」
「本当か!俺もヴァンと会いたかったんだ。ぜひ頼むよ」
マルゴンとの戦いが終わった後、ヴァンは満身創痍で寝込んでいたと聞いている。
今は回復して、職務に復帰したと聞いていたが、あの戦いの後一度も会えていないので楽しみだ。
「おはようエルウィン、今日は世話になるよ」
「レイチェルさん!おはようございます!これ、レイチェルさんのために取ってきました!」
俺の後ろからレイチェルが出て来ると、エルウィンは一つ声を高く挨拶し、手にしていた赤四つ葉をレイチェルに差し出した。
「ありがとうエルウィン、今日はこの通り赤いスーツなんだ。胸に飾らせてもらうよ」
レイチェルはエルウィンから赤四つ葉を受け取ると、上着の胸ポケットに赤四つ葉を差し込んだ。
そして、エルウィンの頭を撫でると、エルウィンは身をよじらせてレイチェルの手から逃れる。
「こ、子供扱いしないでください!すぐに大きくなりますから!」
「ふふ、楽しみにしてるよ」
エルウィンには子供扱いされていると感じているようだが、少し顔が赤いし、本気で嫌がってはいないように見える。レイチェルもそれを分かっているようで、優しく微笑んでいる。
「エルウィン、アラタ君とレイチェルをよろしくね」
「はい、まかせてください。じゃあ、お二人とも馬車に乗ってください」
カチュアに見送られながら、俺とレイチェルは馬車に乗り込んだ。
中は二人掛けのソファが向かい会う形で前後に備え付けられている。
それぞれ向かい会う形で座ると、エルウィンが、出します、と声をかけて馬車は走り出した。
概ね好評だったが、リカルドとユーリは初めてスーツを見たようで、あっちこっちジロジロと眺められた。
日本と違って、こっちではめったに着ないと言うし、こういう反応にもなるのかなと思う。
しかし、ジャレットさんが、シャツよりタンクトップじゃね?
と言い出した時はさすがに固まった。
秋になって、ジャレットさんの服装も変わった。
今日はダークブラウンのレザージャケットに、腿から膝にかけて色落ちしたインディゴのデニムを穿いている。そしてインナーは黒のタンクトップだ。
「アラやんよ、スーツの中だけど、シャツよりタンクトップのがいんじゃね?」
一式着替え終わると、ジャレットさんが顎をさすりながら観察するように俺を見て、そう言ったのだ。
「い・・やぁ~・・・そのぉ、それは・・・」
「ほら、俺もジャケットは長袖だけど、中はタンクトップじゃん?スーツも同じじゃね?」
よく分からない。なにが同じなんだ?
そして本気だ。さらに好意で言ってくれているから余計困る。非常に断りづらい。
ジャレットさんは、カバンから予備のタンクトップを出そうとしてるし、どうする!?
どうやって切り抜ける!?
スーツにタンクトップ?探せばいるのかもしれないが、俺は無理だ。
しかも国王に会うんだぞ?その後の結婚式でも?いやいやいや!
「ジャ、ジャレットさん!俺はまだジャレットさんのファッションセンスに到底及びません!ジャレットさんのシンボルであるタントップは、ひよっこの俺にはまだまだ似合いません!だから、いつかジャレットさんの背中が見えた時に着る事ができればと思います!」
俺の叫びに、ジャレットさんは目を開いて動きを止めた。
どうだ?
マルゴンと戦った時の緊張感に勝るとも劣らない、この沈黙・・・
俺の言葉は正解だったのか?それとも不正解だったのか?
俺の出した答えは通ったか?
「・・・お、おおおぉぉぉッツ!そうか!アラやん!お前タンクトップと俺の事をそこまで考えていたのか!分かった!俺がきっと一人前のタンクトッパーにしてやるからな!それまで辛いだろうが、タンクトップはお預けだ!」
ジャレットさんは俺の両肩を掴み、痛いくらい前後にゆさぶりながら大声で感動を叫んだ。
タンクトッパーってなんだよ!?と、ツッコミたかったが、
俺は精神の消耗と安堵ですぐにでも横になりたいくらいだったので、黙っていた。
皆笑いをこらえてぷるぷるしていたのは知っている。
「さて、アラタ、準備はできたかい?」
「おう。バッチリだよ」
10月2日 午前9時30分
この日、俺とレイチェルは、協会での一件で、国王への謁見する事になった。
10時にエルウィンが馬車で迎えに来る事になっているので、少し早めに事務所で着替えて準備をしている。
謁見は午後1時からだ。城まで馬車なら20分程度なので、早過ぎる気もしたのだが、レイチェルが言うには、万が一にも遅れる事は許されない事と、謁見前にマナーの確認も行う事を考えれば、このくらい早く行動する事は普通なのだそうだ。
「アラタ君、スーツ似合ってるよ」
「ありがとう。なんか照れるね」
「キミ達さ、最近人目も気にせずイチャついてないかい?」
カチュアにスーツを褒められて照れていると、レイチェルが軽く息を付いてつっこみを入れてきた。
「あ、ごめんレイチェル!つい・・・」
「あはは、怒ってないよ。ちょっといじっただけ。仲良くて何よりさ」
今日はレイチェルもスーツを着ている。下はパンツではなくスカートだ。
ワインレッドのストライプスーツだった。レイチェルの髪色は鮮やかな明るい赤だが、スーツは暗めのワインレッドで、レイチェルの赤い髪を引き立てて、より魅力的に見える役を買っている。
ストライプ模様は、光の加減でストライプが見えるようになっており、少し距離を開けると無地にも見える。
ネクタイはしておらず、襟の開きの大きい白のワイドカラーシャツは一番上のボタンだけ外している。
「あ、レイチェルのスカートって、初めてじゃないか?」
「あぁ、そう言えばスカートなんて何年ぶりだろうな?こういう時でもないと私は穿かないからな」
「もったいないよね。レイチェル、足長いしスカート似合うんだから、普段から穿けばいいのに」
そんな話をしていると、従業員用の出入口が軽くノックされた。
「お、来たかな?」
ドアを開けると、エルウィンが立っていた。その後ろには、二頭馬の四輪馬車が見える。
前輪と後輪の間には、人が乗るための箱、ワゴンがある。の大きさから見て、大人4人くらいなら乗れそうだ。
「おはようございます。お迎えに上がりました」
「おはようエルウィン、今日はよろしくな」
「まかせてください!送り迎えは俺がしっかり務めます!あ、ヴァン隊長が会いたがってましたよ。国王陛下への謁見前に、少し時間が取れましたので、着いたら最初に会ってください」
「本当か!俺もヴァンと会いたかったんだ。ぜひ頼むよ」
マルゴンとの戦いが終わった後、ヴァンは満身創痍で寝込んでいたと聞いている。
今は回復して、職務に復帰したと聞いていたが、あの戦いの後一度も会えていないので楽しみだ。
「おはようエルウィン、今日は世話になるよ」
「レイチェルさん!おはようございます!これ、レイチェルさんのために取ってきました!」
俺の後ろからレイチェルが出て来ると、エルウィンは一つ声を高く挨拶し、手にしていた赤四つ葉をレイチェルに差し出した。
「ありがとうエルウィン、今日はこの通り赤いスーツなんだ。胸に飾らせてもらうよ」
レイチェルはエルウィンから赤四つ葉を受け取ると、上着の胸ポケットに赤四つ葉を差し込んだ。
そして、エルウィンの頭を撫でると、エルウィンは身をよじらせてレイチェルの手から逃れる。
「こ、子供扱いしないでください!すぐに大きくなりますから!」
「ふふ、楽しみにしてるよ」
エルウィンには子供扱いされていると感じているようだが、少し顔が赤いし、本気で嫌がってはいないように見える。レイチェルもそれを分かっているようで、優しく微笑んでいる。
「エルウィン、アラタ君とレイチェルをよろしくね」
「はい、まかせてください。じゃあ、お二人とも馬車に乗ってください」
カチュアに見送られながら、俺とレイチェルは馬車に乗り込んだ。
中は二人掛けのソファが向かい会う形で前後に備え付けられている。
それぞれ向かい会う形で座ると、エルウィンが、出します、と声をかけて馬車は走り出した。
5
あなたにおすすめの小説
異世界レストラン・フェルマータ ~追放料理人の俺、神の舌で世界を喰らう~
たまごころ
ファンタジー
王都の五つ星料理店を追放された若き料理人カイ。理不尽な仕打ちに絶望しかけたその瞬間、彼は異世界で目を覚ます。
そこは「味覚」が魔力と結びついた世界──。美味を極めれば魔力が高まり、料理は民を癒やし、王すら跪く力を持つ。
一介の料理人だったカイは、神の舌「フェルマータ」の力に目覚め、貧しい村に小さな食堂を開く。
だがその料理は瞬く間に世界を変え、王侯貴族、聖女、竜姫、女勇者、果ては神々までが彼の皿を求めるようになる。
追放された男の、料理と復讐と愛の異世界成り上がり劇、ここに開店!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
勝手にダンジョンを創られ魔法のある生活が始まりました
久遠 れんり
ファンタジー
別の世界からの侵略を機に地球にばらまかれた魔素、元々なかった魔素の影響を受け徐々に人間は進化をする。
魔法が使えるようになった人類。
侵略者の想像を超え人類は魔改造されていく。
カクヨム公開中。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
異世界でエルフの少女と夫婦になりました。
ナツノチヘイセン
ファンタジー
期末テスト後、友人達と遊ぶ約束をして別れた。いつものコンビニに寄って、ちょっと一休みのつもりで立ち寄った公園のベンチで居眠りして目が覚めたら、知らないベンチ、知らない風景、更に女の子に平手打ち?
でも、その女の子、普通の子となんか違う?
金髪、小顔、大きな目。まるで人形、動くフィギュア!
いやいや違う、そこじゃないだろ。一番に僕の目を引いたのは横に長い尖った耳だろう。
「あなた、誰? そこ、わたしのお気に入りなんだけど。っていうか、どうやってここ入ってきたのよ」
そんな感じで始まる異世界に迷い込んだ少年とエルフの少女の物語です。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
精霊さんと一緒にスローライフ ~異世界でも現代知識とチートな精霊さんがいれば安心です~
舞
ファンタジー
かわいい精霊さんと送る、スローライフ。
異世界に送り込まれたおっさんは、精霊さんと手を取り、スローライフをおくる。
夢は優しい国づくり。
『くに、つくりますか?』
『あめのぬぼこ、ぐるぐる』
『みぎまわりか、ひだりまわりか。それがもんだいなの』
いや、それはもう過ぎてますから。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる