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女中リーザの密やかな悦楽
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宏大な薔薇園を持つジャンヌの屋敷を切り盛りするメイドのリーザは、まだ17歳の少女。あどけなさの残る丸顔に、若い娘特有の大きくよく動く鳶色の瞳が印象的だ。この屋敷に来てちょうど一年になる。
古株の前任者は彼女の伯母であったが身体の不調を訴え暇乞いし、若いリーザが選ばれることになった。まさか自分が、あの女優ジャンヌ・ピレーシュのメイドとして仕えられるなど、想像だにしていなかったが「これから宜しくね」と清冽な笑みを向けられ、気づけば頷いていたものだ。以来、最も傍で世話をするメイドとして懸命に仕事に励んできた。まさに白薔薇の化身のような女主人は、いつも庭園でリーザの淹れる珈琲を飲むのが好きだと言って、彼女に花が綻ぶような微笑みを投げかけるのだ。
─リーザもそんな女主人に忠誠と憧憬を抱いていた。
「はぁ…ン…。ジャンヌ嬢のここ…ふふっ、蕩けるように甘いわ…」
立ち聞きするつもりは毛頭なかったが、貴族令嬢マティルデの激しい喘ぎは、分厚いオーク材の扉越しでも聞こえてしまうのだ。─と言い訳したところで、その場で扉にぴたりと寄り添わなければ聞こえやしないのだが。
リーザは当然、処女である。屋敷の下働きの薹のたった女房たちから、生々しく猥雑な話を耳にすることはあったけれど、自分とは無縁のもの、況てや白薔薇の化身たる女主人とは別世界のことに思えた。とはいえ、リーザも若い娘だ。先のごとく、女主人の秘め事はいつも立ち聞きしているのでいつかは自分も麗しい殿方と─そんな妄想を抱いてしまうのだ。時に鎮めようがない疼きを覚え、眠れぬ夜はひとりで自慰の真似事をして鎮めることもあった。だが男性との交わりなど恐怖心の方が勝るというもの。それはジャンヌも同じであり、主従はなるべくしてなったのだと後に彼女は述懐することになる。
さて、マティルデとの逢瀬があった翌朝のこと。いつも通りジャンヌの身支度を手伝い馬車で屋敷を送り出した後、彼女はまずベッドの掃除から始めることにした。
すべすべして柔らかな布団を捲り、同じ生地を使ったシーツを取り替えようとして…それに気づいた。
丁度、横たわって下半身が置かれるところ。そこだけ生地の色が濃くなっている。有り体に言えばシミだ。顔を近づけると、薔薇の芳香と淫蕩な女の匂いが同時に鼻を掠め、リーザの頬を赤らめさせた。
(マドモアゼルは昨日、ここでマティルデ様に…)
女性同士の交わりをどうするのかなどの知識は彼女にはない。
だが、そこに残された濃厚な性愛の痕跡は経験のない小娘にあられもない妄想を掻き立てさせ、身体の芯を熱くさせるのに十分過ぎたのだった。
リーザは自分でも分からぬ衝動に突き上げられ、鼻をそこに押し付け残り香を嗅ぐ。僅かに濡れているのが感じられ、ぞくりと背筋から下腹部へ信号めいたものが走るのを感じた。
(いったい、マドモアゼルはどんな姿を取らされたのだろう。全裸で仰向けに? それとも四つん這いに? それからマティルデ様に─)
女主人に対し、不遜な妄想というほかはないが、女同士の性愛に耽っていたのは事実だ。リーザはあの美しいジャンヌが貴婦人の命じられるがまま、様々な恥ずかしい姿態を取らされているところを想像し、シーツの淫らな匂いを嗅ぎ続ける。すると、いつの間にか自分の下半身が熱くなっているのを感じていた。
(や、やだ─どうしよう、私ったら)
メイドドレスのくるぶしまである長いスカートの中に手を伸ばし、下着越しに触れるとそこが湿っているのが分かり、彼女はひとり赤面する。
軽く擦ったり触れる程度の自慰なら経験がある。然し、今回ばかりは直接的な刺激を受け、それは到底我慢出来るものではなかった。彼女は女主人の垂らした蜜の匂いを鼻を鳴らしながら懸命に嗅ぎ、ついにはシーツのその部分をはぁはぁと喘ぎつつ舌で舐め始める。気持ちが昂り、リーザは徐々にお尻を掲げていき、片手で下着越しにまだ自分でも軽くしか触れたことが無い陰部を撫で回す。
(っ!…はあん…っ! 気持ちいい…)
思い切って、スカートを完全にたくしあげお尻を丸出しにした。擦る速度を上げ、ますます残された女主人の蜜を舌で激しく舐め取ろうとする。
(んっ…く…ンん…っ…ぁン…はぁ…ァん)
夢中で陰部を刺激していると、下着がすっかり濡れてしまったのに気づき、リーザは身体を起こして下着を剥ぎ取った。直接、指で触れるとぬらぬらとして、先程まで嗅いでいたジャンヌの女の匂いが自分にもあることを知った。尤も、白薔薇の香りには程遠かったが。
彼女は僧服の如き黒いメイドドレスを着たままで、美しい白い裸身を快楽に捩らせている女主人に自分を重ね合わせ、腰を浮かせ足を大きく開いてぬめった陰裂に指を這わせる。ぬちゃぬちゃ、と粘ついた音が指の動きに合わせて聞こえ「あん─アソコ、いいッ!もっとぬるぬるしてるの、全部舐めてぇ…」と、まるで誰かに責められているかのような卑猥な言葉を口にする。
弄っているうちに、たまたま指が陰核に触れ「あああっ!」と悲鳴に近い声を上げる。
「ああ、凄い─ここ、弄るとおかしくなりそう…」 小さな蕾のような突起を指で捏ねくり回すと、腰がビリビリと痺れる強烈な感覚が襲い、愛液がどっとリーザの陰裂から溢れ出る。
「はぁンっ!ソコっ、気持ちいいよぉ…いい、いい…クリクリして、苛めてぇ…ああ...ン…」
陰核を指で挟んだり摘んだりするうちに、ぷくりと膨れてくる。すると、更なる刺激が欲しくなり指では物足りなくなってしまうのだった。彼女は荒く息をつきながら、先程まで匂いを嗅ぎ、舐めまくっていたシーツのシミの部分に、自分のぬめった花弁を密着させた。
(─マドモアゼルのアソコと私のがくっついて…)
そのまま、リーザはシーツの上で腰を動かしまだ咲ききらぬ花弁を懸命に擦り付ける。はからずも、ジャンヌとマティルデの貝合わせを再現しているのだが、リーザの相手は「女」ではなかった。妄想、いや幻想の男。シーツはリーザの蜜で、あっという間にぐっしょりと濡れそぼってしまったが、そんな自分の淫らさも内なる欲に火をつけた。
「はあっ!あっン!ああッ!」
間欠的に喘ぎながら花弁を押し付けているうちに、快感に耐えかね思わず腰が浮いてしまう。彼女はシーツを持ち上げると、両手でそれぞれ上下30センチほどのところをぐっと握る。
それを、濡れた股間にあてると前後に激しく摩擦し始めた。
「はあっ! ダメぇ…イイッ!いいよぉ…もっとぉ!アソコ、おかしくなっちゃう!あッ、あああっン!」
剥き出しになった白いお尻を振りながら、女主人の蜜と自分の蜜が混ざりあったシーツを股に挟み、擦り、淫猥なセリフを吐き、到底処女とは思えぬ自慰の快楽を得る若きメイド。そして、白昼から屋敷内で不遜極まりない快楽に耽るメイドの姿を「誰にも気付かれていない」とするには、あまりにも不用意過ぎた。彼女は、薔薇の妖術に堕ちたのだから─
─女主人同様、白薔薇の性愛の虜となった彼女がこれからどうなるのか、それはまた次の機会に。
古株の前任者は彼女の伯母であったが身体の不調を訴え暇乞いし、若いリーザが選ばれることになった。まさか自分が、あの女優ジャンヌ・ピレーシュのメイドとして仕えられるなど、想像だにしていなかったが「これから宜しくね」と清冽な笑みを向けられ、気づけば頷いていたものだ。以来、最も傍で世話をするメイドとして懸命に仕事に励んできた。まさに白薔薇の化身のような女主人は、いつも庭園でリーザの淹れる珈琲を飲むのが好きだと言って、彼女に花が綻ぶような微笑みを投げかけるのだ。
─リーザもそんな女主人に忠誠と憧憬を抱いていた。
「はぁ…ン…。ジャンヌ嬢のここ…ふふっ、蕩けるように甘いわ…」
立ち聞きするつもりは毛頭なかったが、貴族令嬢マティルデの激しい喘ぎは、分厚いオーク材の扉越しでも聞こえてしまうのだ。─と言い訳したところで、その場で扉にぴたりと寄り添わなければ聞こえやしないのだが。
リーザは当然、処女である。屋敷の下働きの薹のたった女房たちから、生々しく猥雑な話を耳にすることはあったけれど、自分とは無縁のもの、況てや白薔薇の化身たる女主人とは別世界のことに思えた。とはいえ、リーザも若い娘だ。先のごとく、女主人の秘め事はいつも立ち聞きしているのでいつかは自分も麗しい殿方と─そんな妄想を抱いてしまうのだ。時に鎮めようがない疼きを覚え、眠れぬ夜はひとりで自慰の真似事をして鎮めることもあった。だが男性との交わりなど恐怖心の方が勝るというもの。それはジャンヌも同じであり、主従はなるべくしてなったのだと後に彼女は述懐することになる。
さて、マティルデとの逢瀬があった翌朝のこと。いつも通りジャンヌの身支度を手伝い馬車で屋敷を送り出した後、彼女はまずベッドの掃除から始めることにした。
すべすべして柔らかな布団を捲り、同じ生地を使ったシーツを取り替えようとして…それに気づいた。
丁度、横たわって下半身が置かれるところ。そこだけ生地の色が濃くなっている。有り体に言えばシミだ。顔を近づけると、薔薇の芳香と淫蕩な女の匂いが同時に鼻を掠め、リーザの頬を赤らめさせた。
(マドモアゼルは昨日、ここでマティルデ様に…)
女性同士の交わりをどうするのかなどの知識は彼女にはない。
だが、そこに残された濃厚な性愛の痕跡は経験のない小娘にあられもない妄想を掻き立てさせ、身体の芯を熱くさせるのに十分過ぎたのだった。
リーザは自分でも分からぬ衝動に突き上げられ、鼻をそこに押し付け残り香を嗅ぐ。僅かに濡れているのが感じられ、ぞくりと背筋から下腹部へ信号めいたものが走るのを感じた。
(いったい、マドモアゼルはどんな姿を取らされたのだろう。全裸で仰向けに? それとも四つん這いに? それからマティルデ様に─)
女主人に対し、不遜な妄想というほかはないが、女同士の性愛に耽っていたのは事実だ。リーザはあの美しいジャンヌが貴婦人の命じられるがまま、様々な恥ずかしい姿態を取らされているところを想像し、シーツの淫らな匂いを嗅ぎ続ける。すると、いつの間にか自分の下半身が熱くなっているのを感じていた。
(や、やだ─どうしよう、私ったら)
メイドドレスのくるぶしまである長いスカートの中に手を伸ばし、下着越しに触れるとそこが湿っているのが分かり、彼女はひとり赤面する。
軽く擦ったり触れる程度の自慰なら経験がある。然し、今回ばかりは直接的な刺激を受け、それは到底我慢出来るものではなかった。彼女は女主人の垂らした蜜の匂いを鼻を鳴らしながら懸命に嗅ぎ、ついにはシーツのその部分をはぁはぁと喘ぎつつ舌で舐め始める。気持ちが昂り、リーザは徐々にお尻を掲げていき、片手で下着越しにまだ自分でも軽くしか触れたことが無い陰部を撫で回す。
(っ!…はあん…っ! 気持ちいい…)
思い切って、スカートを完全にたくしあげお尻を丸出しにした。擦る速度を上げ、ますます残された女主人の蜜を舌で激しく舐め取ろうとする。
(んっ…く…ンん…っ…ぁン…はぁ…ァん)
夢中で陰部を刺激していると、下着がすっかり濡れてしまったのに気づき、リーザは身体を起こして下着を剥ぎ取った。直接、指で触れるとぬらぬらとして、先程まで嗅いでいたジャンヌの女の匂いが自分にもあることを知った。尤も、白薔薇の香りには程遠かったが。
彼女は僧服の如き黒いメイドドレスを着たままで、美しい白い裸身を快楽に捩らせている女主人に自分を重ね合わせ、腰を浮かせ足を大きく開いてぬめった陰裂に指を這わせる。ぬちゃぬちゃ、と粘ついた音が指の動きに合わせて聞こえ「あん─アソコ、いいッ!もっとぬるぬるしてるの、全部舐めてぇ…」と、まるで誰かに責められているかのような卑猥な言葉を口にする。
弄っているうちに、たまたま指が陰核に触れ「あああっ!」と悲鳴に近い声を上げる。
「ああ、凄い─ここ、弄るとおかしくなりそう…」 小さな蕾のような突起を指で捏ねくり回すと、腰がビリビリと痺れる強烈な感覚が襲い、愛液がどっとリーザの陰裂から溢れ出る。
「はぁンっ!ソコっ、気持ちいいよぉ…いい、いい…クリクリして、苛めてぇ…ああ...ン…」
陰核を指で挟んだり摘んだりするうちに、ぷくりと膨れてくる。すると、更なる刺激が欲しくなり指では物足りなくなってしまうのだった。彼女は荒く息をつきながら、先程まで匂いを嗅ぎ、舐めまくっていたシーツのシミの部分に、自分のぬめった花弁を密着させた。
(─マドモアゼルのアソコと私のがくっついて…)
そのまま、リーザはシーツの上で腰を動かしまだ咲ききらぬ花弁を懸命に擦り付ける。はからずも、ジャンヌとマティルデの貝合わせを再現しているのだが、リーザの相手は「女」ではなかった。妄想、いや幻想の男。シーツはリーザの蜜で、あっという間にぐっしょりと濡れそぼってしまったが、そんな自分の淫らさも内なる欲に火をつけた。
「はあっ!あっン!ああッ!」
間欠的に喘ぎながら花弁を押し付けているうちに、快感に耐えかね思わず腰が浮いてしまう。彼女はシーツを持ち上げると、両手でそれぞれ上下30センチほどのところをぐっと握る。
それを、濡れた股間にあてると前後に激しく摩擦し始めた。
「はあっ! ダメぇ…イイッ!いいよぉ…もっとぉ!アソコ、おかしくなっちゃう!あッ、あああっン!」
剥き出しになった白いお尻を振りながら、女主人の蜜と自分の蜜が混ざりあったシーツを股に挟み、擦り、淫猥なセリフを吐き、到底処女とは思えぬ自慰の快楽を得る若きメイド。そして、白昼から屋敷内で不遜極まりない快楽に耽るメイドの姿を「誰にも気付かれていない」とするには、あまりにも不用意過ぎた。彼女は、薔薇の妖術に堕ちたのだから─
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