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十話
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†
「————流石に幾ら何でも、ルナ様に甘すぎはしませんか」
それは、ロイドの諫言だった。
ルナがシュミッドと伝令役と思しき人間と言葉を交わす中、その隙を見計らって〝卵〟を抱えるロイドは、己も向かうと言い出したルークを諌める。流石にそれは、やり過ぎだと。
「そうは言えど、甘かろうが厳しかろうが、あいつは一度決めた事に対しては愚直に突き進むぞ。たとえ誰に止められようと、絶対に。あいつはそういう奴だ。そういう奴だったんだよ」
らしく無い言葉だと思った。
やけに感情が込められていると、否応なしにロイドは理解させられる。
それがどれだけ望もうと叶わない不変のものであると口にするその口振りは、一ヶ月やそこらの付き合いにしては、あまりに感情が込められ過ぎていた。だから、眉を顰めずにはいられない。
そんなロイドの表情の変化に遅れて気付いてか。取り繕うようにルークは言葉を付け足す。
「……似てるんだよ。オレの昔の友人に。ばかで、アホで、無鉄砲で、それでもってとびきりのお人好しだった友人に」
その時、その時を本当に全力で生きていた親友に、よく似ていたのだ。
いや、あの時、アイシアの名前を持ち出した時に見せた一瞬の困惑。
あれでもう既に答えは出ていた。
十中八九、ルナは、アイシアだ。
転生など、与太話であると誰もが一笑に付すであろう可能性。しかし、己がその体現者でもあるのだから、信じる他ないよなとルークは微かに微笑んだ。
「だったら、側にいた方がいい。どうせ止められはしないんだ。だったら、目の届く場所に置いておいた方がいい」
この一ヶ月でそれなりにルナ・メフィストはランドブルグ辺境伯領の人間と距離を縮めていた。
それが天性の才能なのかは定かでないが、嫌な事は素直に「えぇ」と露骨に嫌がったり、したい事にはとことん興味を見せるところ。
そんな竹を割ったような性格と、20に満たない年齢が相まってか。瞬く間に溶け込んでいた。
とはいえそれは、ルナ・メフィストとして受け入れられているのであって、政略の道具としてやってきた貴族令嬢としてではない。
ルークも、そう扱うつもりはないのか、とことんルナ・メフィストとしてだけ扱っている。時折、親愛に似た情をかすかに滲ませながら。
「…………」
寸の口の隙間を閉じながら、ロイドは口籠る。
閉じていないと口走ってしまいそうだったのだ。そこまでする必要が、あるのかと。
「どうだろうな?」
そんなロイドの内心を見透かしてか。
ルークはほんの少しだけ首を傾げた。
「あるのかもしれないし、ないのかもしれない。でも、オレはそれでも理由を付けられる限り、目の届く場所にいようと思ってる」
その理由とは、先程シュミッドに告げた危険性であったり、貸しであったり。
辺境伯として、十分過ぎる理由さえあれば、その無鉄砲とも思える行動を許容するつもりでいると口にするルークの言葉に、最早何度目か分からない瞠目をロイドはした。
元々、ルーク・ランドブルグという男は色んな意味で希薄な人間だった。
己の人生すらも俯瞰してるような。
そんな人間。
今から十年ほど前。
魔物との戦闘によって命を落とした両親の跡を継ぎ、ランドブルグ辺境伯となって以来、領民を守る事だけが己の責務と考えているような人間だった。
だからこそ、余計に信じられない。
たった一人の人間に固執するその姿が。
「それに。ルナ嬢の境遇はこれでも一応理解しているつもりだ」
それはアイシアとしてではない、ルナ・メフィストとしての境遇。辿った軌跡。
家からどんな扱いを受けていたのか。
全てではないが、メフィスト伯爵家の人間らの性格からしておおよその予想は付いていた。
それもあって。
「魔物討伐に協力してくれている恩に報いても、バチは当たらんだろう?」
「…………はあ」
れっきとした理由がある。
その事実がここまで厄介なものだったとは。
あからさまに深い溜息を吐き出しながら、ロイドはうな垂れた。
説得は無理か。
そう諦めた瞬間だった。
そんな彼の様子に申し訳なさを感じながらも、ルークもこればかりは譲れないんだよなと思いながら、少しだけ思いを馳せる。
『————私さ、聖女になろうって思うんだけど、どう思う? ルーク』
『馬鹿だと思うぞ』
『…………』
『痛ッ!? ばっ、お前が聞いてきたんだろ!? 求めてた答えと違うからって無言で殴るのやめろ!!』
『それにしたって、もっと言い方があると思わない!?』
それは、百年以上昔に過ぎ去った筈のかつての日常。その、一コマ。遠い遠い時間の記憶。
ルーク・ランドブルグがこの頃に戻れるのなら、何をしてでもオレはあいつのその意志を捻じ曲げただろうと口にするかつてのやり取りだった。
『……教会の人がさ、教えてくれたんだ。私には聖女としての才能があるって。だから、目指してみようかなって思って』
〝聖女〟としての才能。
それ即ち、〝聖魔法〟と呼ばれる魔法の適性が有りと教会の人間から認められた事を意味していた。
人々を害する存在である魔物。
それらを自然発生させる原因と呼ばれる〝瘴気〟がここ数年、特に多く発生しているという事で教会は、対処すべく〝聖女〟適性のある人間を探し求めていた。
そしてその適性のある人間に、ルークと呼ばれた少年と言葉を交わすアイシアという少女が選ばれた。
『ルークのように人を導ける才能なんて私にはこれっぽっちも無いからこそ、だったら私なりに出来る事をしようかなって』
ルークと呼ばれる少年は、とある領地を治める領主の息子で、アイシアと呼ばれる少女は、その領主に仕える臣下の娘であった。
二人は所謂、幼馴染みという関係だった。
『だから、聖女を目指してみようかなって思ったんだ』
ただ一つ、アイシアのその言葉に問題があったとすれば、それは彼女の聖女適性があまりに高過ぎた事だろう。
もしくは、とびきりのお人好しだった事か。
故に、ルークは自分を責めずにはいられなかったのだ。あいつの性格を知ってるオレが、あの時止めてれば。側にいれば、あいつは苦しまずに済んだんじゃないのか、と。
でも、生涯、ルークはアイシアにその言葉を投げ掛けることはなかった。
何故なら、当人がその結果に納得していたから。
散々利用されて、散々傷付いて。
散々、理不尽に責め立てられはしたけれど、それでもまぁ、自分のした事に意味はあったんだと思うと彼女自身が納得をしていたから、何も言いはしなかった。
教会の連中には、言いたい事の一つや二つあるし、それこそぶん殴ってやりたい奴なんで沢山出来たけど、それでもって言っていたから。
とはいえ、ルークがあの頃に戻れたらと思った回数はそれでも数十ではきかない。
戻れたならば、何が何でも止めるか。
もしくは————。
「————すまないな、ロイド。オレにも色々とあるんだ。目を離せない理由が、な」
ルナ自身、教会を目の上のたんこぶ扱いをしている上、あの頃とは性格もそれなりに変化している為、同じ轍を踏む事はないだろうが、それでも。
と、己に向かって言い訳をこぼしながら、小さく笑うと、ロイドは半ば投げやりに了承の意を示す言葉を返した。
「でもいいのかよ? そんな事すりゃあ、『教会』の連中に目ぇ付けられる事は必至だぜ?」
「いえいえ。あの高慢ちきな腐れ神父共が、散々貶した相手に頭を下げてまで『利用』しようと考えると思います?」
「……ねえな」
「というわけですよ。ま、神父の尻拭いをするんですから、嫌味の一つや二つ、広い心で受け止めて貰わないと」
なにせ、神の御加護を賜った方々なんですから。嫌味の言葉を投げ掛けられてもにっこり笑ってそれはもう広い広い心で受け止めてくれる筈です。そんな狭量である筈ありませんから。
ニコニコとそれはもう良い笑顔を浮かべながら、シュミッドと会話を交わすルナを横目に、「……目を離していても強く生きてくれそうですけどね」と、ロイドが何かを言っていたが、ルークはわざと聞こえないフリをする。
……まぁ、若干、思想が過激に傾いてはいるが、自由に生きれば良いと言ったのはオレだったか。
そんな事を思いながら、ルークはルナの言葉にげらげらと腹を抱えて笑うシュミッドにつられるように小さな笑みをひとつ、こぼした。
「————流石に幾ら何でも、ルナ様に甘すぎはしませんか」
それは、ロイドの諫言だった。
ルナがシュミッドと伝令役と思しき人間と言葉を交わす中、その隙を見計らって〝卵〟を抱えるロイドは、己も向かうと言い出したルークを諌める。流石にそれは、やり過ぎだと。
「そうは言えど、甘かろうが厳しかろうが、あいつは一度決めた事に対しては愚直に突き進むぞ。たとえ誰に止められようと、絶対に。あいつはそういう奴だ。そういう奴だったんだよ」
らしく無い言葉だと思った。
やけに感情が込められていると、否応なしにロイドは理解させられる。
それがどれだけ望もうと叶わない不変のものであると口にするその口振りは、一ヶ月やそこらの付き合いにしては、あまりに感情が込められ過ぎていた。だから、眉を顰めずにはいられない。
そんなロイドの表情の変化に遅れて気付いてか。取り繕うようにルークは言葉を付け足す。
「……似てるんだよ。オレの昔の友人に。ばかで、アホで、無鉄砲で、それでもってとびきりのお人好しだった友人に」
その時、その時を本当に全力で生きていた親友に、よく似ていたのだ。
いや、あの時、アイシアの名前を持ち出した時に見せた一瞬の困惑。
あれでもう既に答えは出ていた。
十中八九、ルナは、アイシアだ。
転生など、与太話であると誰もが一笑に付すであろう可能性。しかし、己がその体現者でもあるのだから、信じる他ないよなとルークは微かに微笑んだ。
「だったら、側にいた方がいい。どうせ止められはしないんだ。だったら、目の届く場所に置いておいた方がいい」
この一ヶ月でそれなりにルナ・メフィストはランドブルグ辺境伯領の人間と距離を縮めていた。
それが天性の才能なのかは定かでないが、嫌な事は素直に「えぇ」と露骨に嫌がったり、したい事にはとことん興味を見せるところ。
そんな竹を割ったような性格と、20に満たない年齢が相まってか。瞬く間に溶け込んでいた。
とはいえそれは、ルナ・メフィストとして受け入れられているのであって、政略の道具としてやってきた貴族令嬢としてではない。
ルークも、そう扱うつもりはないのか、とことんルナ・メフィストとしてだけ扱っている。時折、親愛に似た情をかすかに滲ませながら。
「…………」
寸の口の隙間を閉じながら、ロイドは口籠る。
閉じていないと口走ってしまいそうだったのだ。そこまでする必要が、あるのかと。
「どうだろうな?」
そんなロイドの内心を見透かしてか。
ルークはほんの少しだけ首を傾げた。
「あるのかもしれないし、ないのかもしれない。でも、オレはそれでも理由を付けられる限り、目の届く場所にいようと思ってる」
その理由とは、先程シュミッドに告げた危険性であったり、貸しであったり。
辺境伯として、十分過ぎる理由さえあれば、その無鉄砲とも思える行動を許容するつもりでいると口にするルークの言葉に、最早何度目か分からない瞠目をロイドはした。
元々、ルーク・ランドブルグという男は色んな意味で希薄な人間だった。
己の人生すらも俯瞰してるような。
そんな人間。
今から十年ほど前。
魔物との戦闘によって命を落とした両親の跡を継ぎ、ランドブルグ辺境伯となって以来、領民を守る事だけが己の責務と考えているような人間だった。
だからこそ、余計に信じられない。
たった一人の人間に固執するその姿が。
「それに。ルナ嬢の境遇はこれでも一応理解しているつもりだ」
それはアイシアとしてではない、ルナ・メフィストとしての境遇。辿った軌跡。
家からどんな扱いを受けていたのか。
全てではないが、メフィスト伯爵家の人間らの性格からしておおよその予想は付いていた。
それもあって。
「魔物討伐に協力してくれている恩に報いても、バチは当たらんだろう?」
「…………はあ」
れっきとした理由がある。
その事実がここまで厄介なものだったとは。
あからさまに深い溜息を吐き出しながら、ロイドはうな垂れた。
説得は無理か。
そう諦めた瞬間だった。
そんな彼の様子に申し訳なさを感じながらも、ルークもこればかりは譲れないんだよなと思いながら、少しだけ思いを馳せる。
『————私さ、聖女になろうって思うんだけど、どう思う? ルーク』
『馬鹿だと思うぞ』
『…………』
『痛ッ!? ばっ、お前が聞いてきたんだろ!? 求めてた答えと違うからって無言で殴るのやめろ!!』
『それにしたって、もっと言い方があると思わない!?』
それは、百年以上昔に過ぎ去った筈のかつての日常。その、一コマ。遠い遠い時間の記憶。
ルーク・ランドブルグがこの頃に戻れるのなら、何をしてでもオレはあいつのその意志を捻じ曲げただろうと口にするかつてのやり取りだった。
『……教会の人がさ、教えてくれたんだ。私には聖女としての才能があるって。だから、目指してみようかなって思って』
〝聖女〟としての才能。
それ即ち、〝聖魔法〟と呼ばれる魔法の適性が有りと教会の人間から認められた事を意味していた。
人々を害する存在である魔物。
それらを自然発生させる原因と呼ばれる〝瘴気〟がここ数年、特に多く発生しているという事で教会は、対処すべく〝聖女〟適性のある人間を探し求めていた。
そしてその適性のある人間に、ルークと呼ばれた少年と言葉を交わすアイシアという少女が選ばれた。
『ルークのように人を導ける才能なんて私にはこれっぽっちも無いからこそ、だったら私なりに出来る事をしようかなって』
ルークと呼ばれる少年は、とある領地を治める領主の息子で、アイシアと呼ばれる少女は、その領主に仕える臣下の娘であった。
二人は所謂、幼馴染みという関係だった。
『だから、聖女を目指してみようかなって思ったんだ』
ただ一つ、アイシアのその言葉に問題があったとすれば、それは彼女の聖女適性があまりに高過ぎた事だろう。
もしくは、とびきりのお人好しだった事か。
故に、ルークは自分を責めずにはいられなかったのだ。あいつの性格を知ってるオレが、あの時止めてれば。側にいれば、あいつは苦しまずに済んだんじゃないのか、と。
でも、生涯、ルークはアイシアにその言葉を投げ掛けることはなかった。
何故なら、当人がその結果に納得していたから。
散々利用されて、散々傷付いて。
散々、理不尽に責め立てられはしたけれど、それでもまぁ、自分のした事に意味はあったんだと思うと彼女自身が納得をしていたから、何も言いはしなかった。
教会の連中には、言いたい事の一つや二つあるし、それこそぶん殴ってやりたい奴なんで沢山出来たけど、それでもって言っていたから。
とはいえ、ルークがあの頃に戻れたらと思った回数はそれでも数十ではきかない。
戻れたならば、何が何でも止めるか。
もしくは————。
「————すまないな、ロイド。オレにも色々とあるんだ。目を離せない理由が、な」
ルナ自身、教会を目の上のたんこぶ扱いをしている上、あの頃とは性格もそれなりに変化している為、同じ轍を踏む事はないだろうが、それでも。
と、己に向かって言い訳をこぼしながら、小さく笑うと、ロイドは半ば投げやりに了承の意を示す言葉を返した。
「でもいいのかよ? そんな事すりゃあ、『教会』の連中に目ぇ付けられる事は必至だぜ?」
「いえいえ。あの高慢ちきな腐れ神父共が、散々貶した相手に頭を下げてまで『利用』しようと考えると思います?」
「……ねえな」
「というわけですよ。ま、神父の尻拭いをするんですから、嫌味の一つや二つ、広い心で受け止めて貰わないと」
なにせ、神の御加護を賜った方々なんですから。嫌味の言葉を投げ掛けられてもにっこり笑ってそれはもう広い広い心で受け止めてくれる筈です。そんな狭量である筈ありませんから。
ニコニコとそれはもう良い笑顔を浮かべながら、シュミッドと会話を交わすルナを横目に、「……目を離していても強く生きてくれそうですけどね」と、ロイドが何かを言っていたが、ルークはわざと聞こえないフリをする。
……まぁ、若干、思想が過激に傾いてはいるが、自由に生きれば良いと言ったのはオレだったか。
そんな事を思いながら、ルークはルナの言葉にげらげらと腹を抱えて笑うシュミッドにつられるように小さな笑みをひとつ、こぼした。
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